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Sep

【わたモテ】アニメ2期の可能性はある!? 徹底検証まとめ #私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い #ワタモテ #わたモテ

現在の路線はアニメ向け?

出展 : Amazon.co.jp

わたモテは元々「ぼっち女子高生による日常コメディ」でしたが、近年は「百合要素を加えた学園コメディ+青春群像劇」となっています。
主要キャラクターが大幅に増え、一エピソード、或いは一コマごとの情報量や考察要素が多くなり、絵的にも内容的にも密度の濃い作品になっていて、読者層もアニメ化された頃とは大幅に変わってきています。
現在は「以前から本作が好きで、もこっちの行く末を見守りたいファン」「考察好きで作品を深く読み解くのが好きなファン」「百合好き、または可愛い女性キャラが好きなファン」が主なわたモテの支持層だと思われます。

この内、「昔からのファン」「考察好きのファン」は作品から離れ難い傾向があります。
前者は作品への思い入れが深く、最後まで作品に付き合って行こうという思いが強くあり、後者は考察した答えを知るためにも離れるわけにはいきません。
作者と出版社にとっては心強いファンと言えるでしょう。

しかしアニメ化においてより重要なのは「百合好き、または可愛い女性キャラが好きなファン」です。
何故なら、彼等は円盤やキャラクターグッズを購入してくれる可能性が高いからです。

初期のわたモテはもこっちがストーリーの大半を担い、稀に友人である成瀬優 (なるせ ゆう)が登場する程度。
キャラが少ないとグッズ展開はしにくく、実際わたモテのグッズはアニメ化された作品としては決して多い方ではありません。
また、キャラが少ないということはメインキャラを担当する声優も少なく、声優を売り出すといった方向性も打ち出せません。

つまり、アニメ化された当時のわたモテは、内容の面白さやセールス実績は十分でも、メディアミックス展開はし難いという作品だったのです。

けれど現在は違います。
女性キャラクターが豊富で、しかもそれぞれが個性的で可愛いという以前とは真逆の状況。
今のわたモテであれば、初期の路線より遥かにメディアミックスがしやすく、またグッズの購入にも期待できます。

グッズ展開が活発だと、そのコレクションの柱となる円盤にも手が伸びやすくなります。
「話は面白いけど円盤にまでは手が伸びない」と言われてしまった作品は沢山ありますが、その中の少なくとも一部はファンを熱狂させる人気キャラクターの不在に原因があったと思われます。
もこっちが加藤さんに貢ごうとしていたように、魅力的な人物にお金を使ってしまうのは人間の性なのです。

前述のように、アニメ2期制作への道のりは決して平坦ではありません。
ですが、現在のわたモテであれば、可能性と勝算は決してゼロではないと思われます。

ガンガンONLINEは2期に消極的?

ここからは少し斜めの角度からわたモテ2期について検証します。

わたモテはスクウェア・エニックスが運営するウェブコミック配信サイト「ガンガンONLINE」で連載されている作品です。
無料配信のウェブ雑誌で、最新話および1部のエピソードを無料で閲覧できます。

このガンガンONLINEにはわたモテの他、『月刊少女野崎くん』『ばらかもん』などのヒット作が連載されていて、ウェブ雑誌の中ではかなり有名作品が多く、アニメ化作品も数多く輩出しています。
しかしその一方で、アニメ2期に対しては消極的という印象があります。

その最たる例が上記の『月刊少女野崎くん』です。
この作品は2014年にアニメ化され、大ヒットを記録。
円盤売上は平均1万枚を超え、2016年発売のBlu-ray BOXも好調でした。

にも拘らず2018年8月現在、この作品は2期が作られていません。

その野崎くんと同時期にアニメ化された『ばらかもん』も平均6,000枚以上(しかも1巻と最終巻の差が少ない)と、2期を作ることが十分可能なレベルの円盤セールスを記録しましたが、やはり2期は制作されていません。
また、2期とは少し違いますが、旧シリーズが再アニメ化された『魔法陣グルグル2』もアニメ化には至っていません。
『魔法陣グルグル』の再アニメ化が発表された時、ファンからは「2のアニメ化を見越してのことだ!」といった声が多くあがっていましたが、中々実現しないのが現状です。

ちなみに、いずれの作品もストック的には十分なので、尺の問題でアニメ化が躊躇されている訳ではないと思われます。

もっとも、『不機嫌なモノノケ庵』は2期の制作が決定しているため、「2期はNG」という方針ではないようです。
条件が整えば2期も制作するというスタンスかと思われます。

だとすれば、わたモテにも2期のチャンスはあります。
ただし「同じ雑誌に大ヒットしたのに2期が作られていない連載作品がある」というのは懸念材料ですね。

2期以外での映像化の可能性は?

ここまではわたモテのアニメ2期の可能性について検証してきました。
しかし、映像化は何もテレビアニメだけとは限りません。
また、2期ではなく別の形もあります。

そこで、2期以外での映像化の可能性についても考えてみたいと思います。

まずは最も妥当なところとして「Blu-ray BOXの特典」が挙げられます。
わたモテのアニメはBD-BOXが発売されていないので、原作の再評価に合わせてリリースされる目はあります。
そのBOXの特典として、新作映像が収録されるパターンですね。

ただし、ゆりや吉田さんなど現在のメインキャラを全員登場させるとなると、かなりの数の声優とキャラデザを用意しなければならず、1話のみのオマケ映像にそこまでするのは厳しいと思われます。
7巻収録のもこっち、ゆうちゃん、小宮山の3人で遊んだ高2の夏休みの映像化あたりが妥当でしょうか。

次に可能性が高いのはOVA制作です。
OVAはテレビアニメと比較して、通りやすい企画という印象があります。

特に根強い固定ファンが多い作品だと定期的に作られている印象で、コミックスの新刊に初回版、特装版の特典として付けられるケースが多いですね。
実際、わたモテでも7巻の特装版にOVAが付属されていました。

また、OVAは2期を視野に入れ需要を探る目的で制作される場合もあります。
OVAであればテレビアニメと比べて経費はかなり抑えられますし、予約限定生産ならば売れ残りの心配もないため、リスクがかなり軽減できるのです。

そのため、アニメ化されて何年も経過した後でOVAが作られるパターンは稀ではありません。
わたモテの場合、最初のアニメ化の頃とは作風が全く違うので、現在の需要を確かめるという意味でもOVA化は現実的な方法と思われます。

OVAならシリーズ化も視野に入るので、アニメ初登場のキャラを大量投入しても問題なさそうです。

次に劇場版……はさすがに非現実的なので、再アニメ化の可能性を考えてみます。

2013年に放送されたアニメ1作目は、全体的にキャラクターデザインが原作よりも幼くなっていました。
それ自体は特に問題ないのですが……問題は“ネモ”こと根元陽菜(ねもと ひな)のキャラデザです。

11巻の表紙で彼女の髪の色はピンクと判明しましたが、2013年当時はそれが明らかになっていなかったため、アニメでは黒髪になっていました。
元々原作のネモとはキャラデザが大分違いますが、髪の色の違いは特に大きな齟齬。
再アニメ化で最初から作り直せば、こういった点もクリアにできるでしょう。

もしSILVER LINK.以外の会社がアニメ化をするとなれば、この形が最も現実的です。
ただし、13巻までリリースされていて、しかもセリフの数が多いわたモテを最初からアニメ化するとなると、キリ良く2年生のラスト(12巻)までだとしても2クールでは辿り着けそうになく、その点は不安材料です。

せっかくなので、最後に実写化についても検討してみましょう。
初期の路線だと厳しいかもしれませんが、現在の青春群像劇としての路線、そして「喪女に友達ができた」というサクセスストーリーとしてまとめるならば、ドラマファンの琴線に触れる物語になるかもしれません。
ガンガンONLINEの姉妹誌ヤングガンガンから『咲-Saki-』『ゆうべはお楽しみでしたね』が実写化されていますし、十分可能性はあるでしょう。

ただし、実写化は原作からかけ離れた脚本や目を覆いたくなる演出になることも多く、ファンの間で望まれているかどうかは不明瞭です。

新アニメが作られた場合のスタッフやキャスト、アニメ化の範囲は?

上記のように、最初のアニメ化からかなり時間が経過していること、当時のアニメ化がセールス的に成功とまでは言えなかったことから、同じスタッフで2期を……というのは難しいでしょう。
しかし1巻から再アニメ化となると尺の問題もありますし、初期は現在好評を博している路線とも異なるので、「修学旅行編~2年生終了を別の会社がアニメ化」が一番現実的かもしれません。

一方でキャストに関しては継続の可能性が高いでしょう。

もこっちを演じた橘田いずみ(きった いずみ)さん現在でもわたモテに関してTwitterで言及することがあり、しかも百合好き。
作者の2人も橘田さんの声と演技を高く評価しているので、何も支障はないと思われます。
ゆうちゃん役の花澤香菜(はなざわ かな)さんは言うまでもなく現在も最高峰の声優ですし、ネモ役の黒瀬ゆうこ(くろせ ゆうこ)さんや岡田役の朝井彩加(あさい あやか)さんは当時より遥かに知名度をアップさせているので、メインキャラに昇格した2人の境遇ともフィットして凄いことになりそうです。

あくまでも空想の話ですが、いつか答え合わせができる日を楽しみに待ちたいと思います。

まとめ

難しいことは確かですが、アニメ化から長い年月を経て再ブレイクするという奇跡を成し遂げたわたモテなので、つい期待しちゃいますね!
例えば『キノの旅』は2003年にアニメ化された際、円盤売上は決して好調ではありませんでしたが、14年の時を経て再アニメ化されました。
もちろん外からは見えない色んな事情があってのことでしょうが、こういった奇跡は起こり得るんです!

余談ですが、OVAはかつて「オリジナル・ビデオ・アニメーション」の略とされてきました。
ビデオというのはDVDが普及する前の映像記録媒体で、現在はほとんど使用されていません。

なのでOVAは死語……と言いたいところですが、近年では「オリジナル・ヴィジュアル・アニメーション」の略という解釈が一般化しているため、現在も普通に使用されています。
逆に一時期はOVAよりも普及しつつあったOAD(オリジナル・アニメーション・ディスク)は、DがディスクではなくDVDの略と勘違いされることが多く、Blu-rayには使い辛いという事情からやや衰退気味です。

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