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【ワタモテ】は本当に百合路線になったのか?徹底検証まとめ #私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い #ワタモテ #わたモテ

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『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』は、喪女でぼっちの主人公・もこっちの強烈なキャラクターが好評を博しアニメ化も果たした人気作です。
そんな『わたモテ』が最近、百合路線にシフトしているとのこと。
本作の歴史を振り返りながら検証します!

ぼっち喪女・黒木智子の憂鬱(1~4巻)

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アニメファンやマンガ好きが抱いている『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』、通称“わたモテ(ワタモテ、私モテ)”のイメージは、大半がこの頃の「ぼっち路線」でしょう。
オタクでぼっちで喪女の主人公、“もこっち”こと黒木智子(くろき ともこ)が、時にリア充を呪い、時に他者との繋がりを求め暴走し、孤独に押し潰されそうになりながら送る学校生活の様子を描いていたのがこの時期です。
本作は2013年にアニメ化されましたが、その映像化されたエピソードも全てこの時期のものですね。

この時代のわたモテは、友達が少なくコミュニケーション能力が低いもこっちのやらかしと奇行に面白さが凝縮されていました。
話し相手は弟の智貴(ともき)ら家族が大半で、学校では稀に担任や上級生で生徒会長も務めた今江恵美(いまえ めぐみ)から話しかけられる程度。
自分を妙に高く評価する自意識過剰なところがある一方で、必要以上に自分を卑下し自虐的になることも多く、もこっちのそんな人間味のある揺らぎや歪みが多くの共感性羞恥を生み、「喪女と言えばもこっち」というくらい彼女の人物像はアニメ・マンガファンの間で定着しました。

ちなみに、この作品が最初に評価されたのは国内ではなく、海外の掲示板「4chan」です。
1巻の帯には「海外の2ちゃん的な掲示板で大人気!!」と堂々と記されていました。
作風よろしく、普通のマンガとはちょっと違う捻くれたブレイクの仕方をしていたんですね。

ぼっち路線からの脱却(5~7巻)

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もこっちはクラスメイトとさえまともに会話できないため、初期のエピソードの大半は彼女のモノローグで進行していました。
また、登場人物も極端に少なく、親友ポジションの成瀬優(なるせ ゆう)も学校が違うため出番は限られており、「わたモテ=もこっちの生態観察」という図式が成り立つほどでした。

そんなわたモテの路線が、2年に進級した5巻から明らかに変化します。

5巻収録の喪39「モテないし自己紹介する」では、1年時にはクラスメイトながら一切会話していなかった“ネモ”こと根元陽菜(ねもと ひな)から話し掛けられ、少しずつ会話するようになります。
また、喪46「モテないし昔の知り合いと出会う」では中学時代のクラスメートだった小宮山琴美(こみやま ことみ)と再会し、ほぼ毎回もこっちが誰かしらと絡む「脱ぼっち路線」へとシフトしていきます。

なお、6巻収録の喪51「モテないし同性を意識する」では、もこっちが百合を意識するエピソードが描かれています。
ただしあくまで1話完結のネタ回であり、このエピソードをもってわたモテが百合路線にシフトしたという事実はありません。

新たな交友関係のスタート(8~10巻)

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わたモテ最大の転換期と言えるのがこの時期。
契機となったのは8巻~9巻に収録された「修学旅行編」ですね。

クラス内に友達のいないもこっちは、同じく余りもので不良の吉田茉咲(よしだ まさき)、仲良しグループで1人余ったため仕方なく別々の班になった“うっちー”こと内笑美莉(うち えみり)、そして友人の田中真子(たなか まこ)が他の友達と組むことになり1人になってしまった田村ゆりと一緒の班で修学旅行に臨むことになります。
全員がほぼ会話さえしたことない他人同士。
もこっち本人も当初から想定していた「地獄のような修学旅行」が現実になる……かと思われましたが、多少のトラブルはありながらも意外と楽しい時間を過ごし、その後も疎遠になることなく彼女たちとの縁は続いていきます。

特にゆりとはLINEのIDを交換し、旅行後は真子を交え昼ごはんを一緒に食べる仲になります。
一方で修学旅行時は極力もこっちに絡まないようにしていたうっちーが妙にもこっちを意識し始めるなど、もこっち以外の登場人物の感情の動きにもスポットが当たるようになっていきます。

この頃になると、ぼっち路線の面影はほぼ消え「もこっちと彼女を取り巻く周囲の人々による学園マンガ」に変貌しています。
ただ、この段階ではまだ百合路線の兆候は見られません。

もこっちの成長と他キャラの掘り下げ(11~12巻)

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登場人物も一気に増え、新たな局面を迎えることになったわたモテですが、その変遷の最中にあってもこの時期はやや特殊と言えます。
インパクトのあるギャグ回が減り、随所に丁寧な描写が光る非ギャグ回が増えていきます。
体育祭が終わり、秋から冬に移り変わる時期のお話ということもあるのでしょうが、最大の要因はもこっちの成長にあります。

高校に友達がいなかった頃のもこっちは心に余裕がなく、落ち着きのない生活を送っていましたが、ゆりや真子と友達になり、毎日誰かしらと会話する日々を送る中で少しずつ穏やかになっていきます。
以前のようにリア充を憎むこともなくなり、相手を気遣う余裕も生まれてきました。
主人公の成長によって、作風もそれに合わせるように自然に変化していったのでしょう。

また、この時期はもこっち以外のキャラの掘り下げも積極的に行われています。

お菓子のお礼を書いた手紙をもこっちからもらい、赤面するうっちー。
バレンタインデーでもこっちにチョコを贈り、そのお返しに「ウン○型のチョコ」をもらうも、震えながらそれを口にするうっちー。
卒業式の際に今江先輩から抱擁されるもこっちを見て歯軋りするうっちー。

そう。
彼女はもこっちを気にするあまり、いつしか恋に落ちていたのです。
ここでついに、わたモテに百合要素が芽生えました。

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