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Sep

【わたモテ】アニメ1期を総まとめ! ぼっち時代のもこっちを振り返ってみた #私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い #ワタモテ #わたモテ

出展 : Amazon.co.jp

2013年夏に放送されたテレビアニメ『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』をあらためて紹介!
原作の再ブレイクであらためて注目を集めているわたモテのアニメを、放送開始から5年以上経った今だからこその視点で振り返ります。

蠱惑さ軽減!? 幼いキャラクターデザインに賛否

出展 : (c) 谷川ニコ/スクウェアエニックス・「ワタモテ」製作委員会 : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

近年わたモテのファンになって、過去にアニメ化されたことがあると知った人がその画像や映像を見た際、まず驚くのがキャラクターデザインでしょう。
アニメのわたモテは、原作と比較するとかなり幼いキャラデザになっています。
特に主人公のもこっちは、とても高校生には見えない……それどころか小学生にしか見えないくらいのロリもこっちです。

元々、原作も連載当初は近年よりも全体的に輪郭が丸みを帯びていて、幼い絵柄ではありました。
それでもアニメのデザインはかなりロリ化されていて、放送当時は「原作よりも可愛くなってる!」「原作のキモさがない」と様々な意見が飛び交っていたようです。

もこっちの原作(モノクロ)とアニメの大きな違いは3つあります。
1つは前述のキャラデザそのものですが、あと2つは「目」「クマ」です。

原作もこっちの目は表紙などのカラーだと色(主に緑)が入りますが、作中だと塗り潰しやトーンは用いず白くて線が粗めの◎で描かれています。
一方、アニメのもこっちの目は表紙などのカラーもこっち準拠で、小綺麗に見えます。

クマに関しても同様で、原作のカラーもこっちは紫で表現されていて、アニメでもそれを踏襲しています。
ただ、原作のクマは巻が進む度に紫が抑えめになっているため、アニメの濃い紫は近年の原作と比べるとかなり誇張しているように見えます。
作中では色ではなく線を重ねて表現しているので、カラー以外のもこっちに馴染み深いとアニメのもこっちのクマはやや病的に見えてしまいますね。

文化祭で感動! 内容は高評価

出展 : (c) 谷川ニコ/スクウェアエニックス・「ワタモテ」製作委員会 : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

キャラデザに関しては今も賛否があるわたモテのアニメですが、内容に関しては概ね評価が高く、近年でもニコニコ生放送などで再放送されるとかなりの反響があり、Twitterなどで賛美の声が数多く寄せられています。
アニメ化された範囲は1~4巻ですが、3巻まではほぼ全てのエピソードが網羅されていて、原作ファンが「あの話がない」「あのエピソード好きなのに」といったモヤモヤをあまり感じることなく視聴できるのも大きいですね。
原作通りの順番ではなく各エピソードの時系列が再構築されていますが、1話完結の作品なのでそこまでは気になりません。

また、OPとEDの評価も高いです。

OPはかなりエッジの効いた演出で、もこっちのリア充への妬み嫉みや現状への不満、先の見えない未来への恐怖などを凝縮したような映像および楽曲となっています。
EDは一転して、もこっちの中々上手くいかない日常をコミカルに歌った爽やかな楽曲が使用されています。
どちらも、もこっちの内面をイメージした内容になっていて、この作品ならではのOP&EDという感じですね。

本編で特に評価が高かったのは、11話の文化祭回です。

当時校内に友達のいなかったもこっちにとって、文化祭のようなイベントは苦痛以外の何物でもないのですが、別の学校に通う友達のゆうちゃんが遊びに来たことで楽しい時間を過ごしていました。
しかしそのゆうちゃんも帰り、日も暮れ、もこっちの周囲に寂しい空気が漂います。
この寂寞感が非常にしっかりと演出されていて、誰もが感じたことのある「祭りのあと」の雰囲気が夕日に染まる美しい光景で表現されているため、ノスタルジーのような感情が湧き、とても切ない気分に浸れます。

原作12巻に収録された、今江恵美(いまえ めぐみ)が卒業するエピソード(喪115「モテないし二年目の卒業式」)の伏線にもなっている回なので、近年ファンになって人にとっても見応えのある回となっています。

ちなみに、各話のエンドカード担当者は以下の通りです。

喪01 山内泰延(『男子高校生の日常』作者)
喪02 ヨシノサツキ(『ばらかもん』作者)
喪03 くろは(『帰宅部活動記録』作者)
喪04 川上真樹(『クラスメート、上村ユウカはこう言った。』作者)
喪05 HERO(『堀さんと宮村くん』作者)
喪06 藤代健(『ながされて藍蘭島』作者)
喪07 宮城りん(『悪魔曰く俺の嫁』作者)
喪08 松本トモキ(『プラナス・ガール』作者)
喪09 外海良基(『JUDGE』作者)
喪10 もち(『キューティクル探偵因幡』作者)
喪11 宮条カルナ(『アホリズム』作者)
喪12 ろびこ(『となりの怪物くん』作者)

基本的にわたモテの掲載誌であるガンガンONLINE、およびその姉妹誌で当時連載していた作者からの寄稿だったので、最終話に少女マンガ家のろびこ先生が寄稿したことにはかなりの反響がありました。

実はアニメに出ていたネモ&岡田

出展 : (c) 谷川ニコ/スクウェアエニックス・「ワタモテ」製作委員会 : 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

わたモテのアニメ化は2013年なので、近年原作で活躍しているキャラの多くは未登場です。
しかし、中には意外と早く登場していて、アニメでもしっかりその姿が確認できるキャラがいます。
“ネモ”こと根元陽菜(ねもと ひな)岡田茜(おかだ あかね)の2人です。

この2人は1年時、清田良典(きよた よしのり)らと形成しているリア充グループの一員として、もこっちの嫉妬の対象となっていました。
しかしもこっちとの会話はなかったため、ポジションとしてはほとんどモブ
そしてネモは当時髪の色が判明していなかったため、ピンクではなく黒髪で完全に別人のような外見になっています。

また、喪25「モテないし看病する」で初登場した井口朱里(いぐち あかり)もアニメでは登場している……のですが、当時はまだ原作でも名前およびキャラが定まっていなかったため、もこっちの弟の智貴(ともき)にプリントを届けに来た「女子生徒」という役柄でクレジットされています。

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