アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの気になるコンテンツ情報が盛りだくさん!

MENU

25

Jun

【PCエンジン】栄光から終焉の歴史・絶対外せない名作3選! #PCエンジン

PCエンジン 基本情報

・メーカー NECホームエレクトロニクス
・対応メディア HuCARD(ヒューカード)、CD-ROM2、SUPER CD-ROM2、アーケードカード
・発売日 1987年10月30日

FCとライバル関係にはあったものの、世代的にはSFCやメガドライブと並ぶ、「ゲーム機第4世代」になります。
当時のイメージとしては、「ファミコンでは味わえない少し高級なゲーム」といったイメージで、実際に当時のメーカー希望小売価格は24,800円と高額な物でした。
しかしその値段だけあって、性能はかなりのハイスペックで、画質、機動性は、家でアーケード感覚を味わえるほどにハイクオリティーでした。

PCエンジンとハドソンの関係

「PCエンジンと言えばハドソン」と、PCエンジンを知っている人ならイメージすると思います。
実際に「PCエンジンってハドソンのハード?」と思っている方もいるほどに、PCエンジンとハドソンの関係は深いです。
ここではPCエンジンとハドソンの関係を見ていきます。

1 Hu-7(ヒュー7)の開発

出典 : Wikipedia

そもそもPCエンジン開発の経緯には、ハドソンが深く関わっています。
1985年に「プログラマーがゲームを作りやすいハード」をコンセプトにして、ハドソンでPCエンジンの開発が企画され、チップの開発が始まりました。
簡単に言えば「ファミコンよりも作りやすくて面白いゲームを、自分たちで作ったら面白いんじゃね?」と言う、ハドソンの発想が事の始まりというわけです!

しかしそうは言っても、ハドソンは半導体メーカーではなかったので、半導体メーカーに仕様書を持ち込むことしかできませんでした。
様々な半導体メーカーに断られましたが…、最終的には「セイコーエプソン」に仕様書を持ち込むことができ、PCエンジンの基本ソフトであるHuCARD(ヒューカード)の元となったHu-7(Hu6270)が完成しました!

2 ゲーム機の開発

ソフトとなるHu-7を開発すれば、次にそれを動かすためのゲーム機を開発しなければなりません。
ハドソンは完成したHu-7を、まずはシャープに持ち込みましたが、大人の事情で話がまとまらず…、次にHu-7開発で断られたNECに話を持って行きました。
するとラッキーなことにNECは「ちょうど自社でゲーム機を作りたかった」と言い、話がスムーズに進んでいったのです。
「任天堂に対抗するぞー!」と、社内で議論されていた時に、ハドソンから話が持ちかけられたのですから、NECからすれば「ラッキー!これで任天堂に対抗できる!」と言ったところでしょう。
こうしてハドソンとNECの協力の元、PCエンジンは開発されました。

PCエンジン開発の経緯をたどると、ハドソンとPCエンジン発売元のNECの深い関係性がよくわかります。
簡単にまとめると、ハドソンとNECの思惑が一致したので、PCエンジンが誕生したのです。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です