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【ダストボックス2.5】高津カリノ先生最新作は 変人&カップルだらけの声優業界コメディ【おすすめマンガ】
声優はこんなに変人ばかりではありません(多分)
ヤングガンガン発売中です。ダストボックス2.5よろしくお願いいたします(*´-`)(高津カリノ pic.twitter.com/PvOOimlDZ2
— 高津カリノ色々ついったー (@yokaibox) 2018年3月3日
『ダストボックス2.5』は、高津カリノ先生がヤングガンガンで連載中のマンガ作品です。
高津カリノ先生といえば、3期まで作られ綺麗に完結したあの大ヒットアニメ『WORKING!!』の原作者。
更には『サーバント×サービス』や『WORKING!!』のWeb版(猫組)でもアニメ化を果たしている人気マンガ家さんですね。
そんな高津先生の最新作『ダストボックス2.5』は、声優事務所「ダストボックス」を舞台としたドタバタコメディです。
この事務所は声優界の奇人・変人が集まることで有名な所で、主人公・神静真(じん しずま)はそうとは知らずオーディションを受けてしまいます。
ただし彼自身、「引きこもり生活を持続させるために絶対受かりそうにない声優事務所を受けて既成事実を作っておく」という極めて後ろ向きな志望動機で受けており、まともな人物とは言い難いところです。
そんな静真を取り巻く面々も、重度の声フェチで静真の声だけを愛するヒロイン枠の小川日歌里(おがわ ひかり)、その兄で花を配り歩いたり星を探しにいったりのフリーダム声優・小川星人(おがわ せいと)、キャラの霊を憑依させて演技する輪島みこと(わじま みこと)、オネエ言葉で毒舌を吐きまくる早乙女教一(さおとめ きょういち)と濃いメンツだらけ。
高津作品の中でも特に変人率の高い作品になっています。
声優はこんなにカップルばかりではありません(とも言い切れない)
高津作品の大きな特徴は、メインキャラクターの多くが序盤からカップリング成立しているところ。
最初から恋人同士ということはなく、まだ浅い関係からスタートするのがお約束です。
また、三角関係のような複雑な男女関係が構築されることもほぼなく、平和(だけどキャラの胃はボロボロ)なラブコメが楽しめる作風になっています。
『ダストボックス2.5』でも、静真と日歌里をはじめ5組ほどカップル候補の組み合わせが存在します。
ただ、その全てが恋人同士になるかどうかはわかりません。
『WORKING!!』で言うと山田と相馬さんのようなパターンも十分あり得ます!
「誰と誰がくっつくか」よりも「どの組み合わせがくっつくか」が高津作品の醍醐味で、本作もそこはしっかりと受け継がれています。