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Dec

【呪術廻戦】乙骨憂太は1年前と現在でどっちが強い? 本人の能力と「里香」の性能を比較【ネタバレ】


(画像引用 : Amazon)

『呪術廻戦』における人間側の主力であり、前日譚『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』では主人公も務めた乙骨憂太を大特集!
0の頃の彼と現在の彼、果たしてどちらが強いのかを徹底検証。「里香」の現状も合わせて、今の乙骨の実力を推し量ります!

乙骨憂太(おっこつ ゆうた)キャラクター概要


(画像引用 : Amazon)

『呪術廻戦』に登場する男性キャラクターで、前日譚『東京都立呪術高等専門学校』の主人公。
呪術高専東京校の2年生にして日本に4人しかいない特級呪術師の1人
日本三大怨霊の1人である菅原道真の子孫で、五条悟とは遠縁ながら親戚の関係です。

小学校入学直前に祈本里香と出会い、仲良くなり将来結婚する約束を交わすも、里香が交通事故で死亡。
彼女が怨霊に転じ、妹に対して攻撃的になった事を受けて家族から離れて暮らす事になりました。

その後、イジメを受けていた同級生の男子生徒4名に里香が重傷を負わせた事で呪術師に存在を感知され、特級過呪怨霊「祈本里香」に取り憑かれた特級被呪者と見なされて完全秘匿での死刑執行が決定。
一時は本人も了承したものの五条の介入によって保留となり、彼がお目付役となる形で呪術高専に編入しました。

入学後は同級生となった禪院真希、狗巻棘、パンダと訓練および実戦を重ね、2017年12月24日に夏油傑一派が起こした百鬼夜行においては夏油と対決。
自らを生贄にする事で里香の制限を解除し勝利しました。

一旦は4級呪術師へと降格するも、すぐに特級に復帰。
暫く海外で活動し、渋谷事変終結後に帰国しています。

髪型は原作『東京都立呪術高等専門学校』ではツンツン頭、劇場版『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』ではノーマルなミディアムヘア、本編では八二分け。
身長は1年時170cm強でしたが、1年後には180cm近くまで成長しています。

呪術高専入学前は常に受け身で生きており、気弱でオドオドした態度を取っていましたが、入学後は仲間の影響もあって前向きになりました。
性格は一貫して温厚で優しく仲間想い。
一方で仲間を傷付けた相手や明確な悪意を持つ敵に対しては静かに怒り、冷徹に対処しています。

フィジカル面はあまり恵まれていないものの、呪力量では五条悟を上回り人間陣営では最高レベルを誇ります。
戦闘では刀および術式を使用。
反転術式によって自身および他者の治癒が可能で、術式「模倣(コピー)」で条件付きながら他者の術式を模倣して使用できます。

担当声優は緒方恵美(おがた めぐみ)さん。

Breathe Artsに所属している女性声優。
1992年に『幽☆遊☆白書』の蔵馬(南野秀一)役で声優デビュー、同作の人気もあって即ブレイクを果たすと1995~1996年放送『新世紀エヴァンゲリオン』で主人公の碇シンジを熱演し、一躍有名声優となりました。
エヴァはその後『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』としてリブートし、2021年公開の『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』で完結。最後までシンジを演じ続けました。

その他の代表作は乙骨憂太、天王はるか / セーラーウラヌス(美少女戦士セーラームーン)、月城雪兎(カードキャプターさくら)、花子くん(地縛少年花子くん)、狛枝凪斗・苗木誠(ダンガンロンパ)など。

祈本里香(おりもと りか)


(画像引用 : Amazon)

『東京都立呪術高等専門学校』に登場する女性キャラクター。
乙骨の幼なじみで将来を誓い合った仲でしたが、交通事故に遭い11歳の若さで永眠。
その際にお互いの強い想いから特級呪霊へと転じ、以降は長きにわたって乙骨の傍で彼を助けていました。

生前は可憐な少女でしたが怨霊となって以降は禍々しい姿となり、乙骨に危害を加えようとする人間を容赦なく攻撃し、乙骨と親しくする女性や彼に優しくされた女の子には見境なく嫉妬するなど苛烈な性質を持っていました。
反面、乙骨の言う事に対しては一切逆らわず、戦闘でも指示通りに動きます。

最上位の等級である「特級」と見なされている通り、その力は「呪いの女王」と称されるほど。
夏油曰く「世界を変える力」。

担当声優は花澤香菜(はなざわ かな)さん。

大沢事務所に所属している女性声優。
2003年に声優デビュー、2009年放送『化物語』の千石撫子役でブレイクを果たし、翌年には『Angel Beats!』天使(立華かなで)、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』黒猫といったキャラが人気を博した事で不動の地位を確立。
以降も毎年のように代表作を更新し続け、国内だけでなく中国をはじめ海外でも絶大な支持を得るなど、日本を代表する人気声優として定着しています。

その他の代表作は甘露寺蜜璃(鬼滅の刃)、常守朱(PSYCHO-PASS)、椎名まゆり(STEINS;GATE)、中野一花(五等分の花嫁)、赤血球(はたらく細胞)、祈本里香など。

1年前は特級呪霊の使役者


(画像引用 : Amazon)

乙骨は『呪術廻戦』において最強とまではいきませんが、最高峰の才能を有した人物とまでは言えます。
その才能は鍛錬や実戦経験によってどんどん開花し、僅か短期間で急速な伸びを見せました。

しかし、後述する事情によって1年前の彼と現在の彼は単純比較が出来ません
そこで改めて、過去の乙骨憂太と現在の乙骨憂太の実力を解析し、どちらが上かを検証してみたいと思います。

呪術高専に編入してから百鬼夜行で夏油と戦うまでの間は、たったの7~8ヶ月。
編入直後は里香の完全顕現が唯一の戦闘術でしたが、この期間だけで夏油と白兵戦でもまともに渡り合うまでに成長を遂げました。

本編の過去編でも描かれていたように、夏油は術式「呪霊操術」で呪霊を使役するだけでなく本人の戦闘能力も十分に高い実力者。
そんな彼に全く引けを取らなかった時点で、乙骨の戦闘センスがズバ抜けていると言えます。

とはいえ、この段階ではまだまだ実戦経験不足。
勿論、領域展開もまだ使えません。
夏油との戦いは短期決戦だった為ボロが出る事はありませんでしたが、お互い本気で対策を練ってから戦っていたら、経験の差が出て敗北する可能性が極めて高かったと推察されます。

里香を抜きにした乙骨の純粋な戦闘力は、編入から3ヶ月の時点で真希に遠く及ばないレベル。
しかし同時期に準1級レベルの呪霊を相手にある程度戦えていた事からわかるように、実戦で本領を発揮するタイプです。
そんな彼の性質を考慮しても、経験不足は大きなマイナスと言わざるを得ず、この時点の乙骨本人は「才能は凄まじいが安定感はまだなく、呪力量をはじめとしたその才能をまだ生かしきれていない未完の大器」といったところでしょう。

一方で、里香に関してはこの頃がピークです。

里香の力の源泉は「最愛の人の魂を抑留する」という乙骨の縛りに拠るもの。
その為、圧倒的な膂力に加え「底なしの呪力」「無条件の術式模倣」といった性質も持ち合わせています。
乙骨が無条件でチート級とも言える術式「模倣」を使用できるのは、上記の縛りによって里香をこの世に留めていたからです。

里香の完全顕現には時間制限などの条件はなく、この頃の乙骨は「無尽蔵の呪力による肉体強化」「制限なしの模倣使用」「里香とのコンビネーション」を自在に活用できます。
里香を完全顕現させた回数はたったの二回ですが、それでも里香は乙骨の動きに合わせて戦えていたので、こと共闘においては経験不足のマイナスもありません。
この頃の乙骨は戦闘面においては「戦術・里香」と言えるほど里香の能力に依存した状態ですが、それ故に強いとも言えます。

しかし夏油戦において無意識ながら主従関係の破棄を行った事で、里香は乙骨から離れる事になりました。

現在はオールラウンダー


(画像引用 : Amazon)

特級被呪者ではなくなった事で死刑は免れたものの、里香の力を失った為4級に降格。
にもかかわらず、僅かな期間で再び特級に戻っています。
つまり里香の存在抜きで特級呪術師に相応しい力を身に付けたという事になります。

その最大の要因は「リカ」です。
里香は成仏しこの世から去りましたが、その後乙骨は里香と似て非なるリカを使役できるようになりました。
プロセスは不明ですが、「里香が遺した外付けの術式」という解説が本編でなされています。

元々、怨霊「祈本里香」は里香本人の呪いではなく乙骨が無意識に里香を呪う事で生まれたもの。
よって里香が成仏しても怨霊「祈本里香」の外殻とでも言うべきものは彼の中に残っていて然るべきなのです。
それを新たな縛りによって里香に近付けたのがリカと推察されます。

よってリカは祈本里香そのものではありませんが、里香に近い性能を有しています。
乙骨の呪力量が桁外れなのも、依然として「模倣」を使用できるのもリカの存在あってこそ。
ただしリカ自体が乙骨の能力あるいは術式なので、1年前のような里香に依存した状態とは異なり、純粋な乙骨自身の強さと言えます。

その代わり、リカは里香の劣化コピーという見方もできます。
というのも、リカとの接続には5分という制限時間が設けられているからです。
これは非常に大きなマイナスで、必然的に乙骨の全力での戦いは短期決戦が必須という事になります。

また、リカの最大出力は恐らく里香には及ばないと思われます。
制限解除時の里香は、特級呪術師の九十九由基を易々と仕留めた夏油の「うずまき」さえも凌駕する威力。
それに比べると、リカの完全顕現時に使用できる同種の攻撃(呪力の高出力指向放出)は遠く及ばない印象です。

とはいえ乙骨自身の練度は1年前より遥かにアップしており、圧倒的呪力量を活かす呪力操作も別次元に至っています。
反転術式の使用を前提とした捨て身の戦術や相手の虚を突く攻撃など、多くの経験を経て応用力が大幅に増しており、戦闘の巧みさでは当時とは比較になりません。
また、リカには「呪力の備蓄」「呪具の格納」といった要素もあり、戦い方もより多彩になっています。

更に、性能は不明ですが現在の乙骨は領域展開も身に付けています。
伏黒恵のように自身の術式を拡張させるパターンなら、「模倣」で身に付けている能力を無条件で使用可能+必中という性能が予想されますし、リカの性能を向上させるパターンもあり得ます。
領域の洗練具合は不明なので、領域同士の押し合いになった場合にどの程度の力を発揮できるかはわかりませんが、彼のセンスならば相当な完成度に至っていると予想できます。

よって結論は以下の通りです。

・純粋な火力と呪力量は1年前が上
・それ以外の全ては現在が上

現在の方が遥かに洗練されており、トータルで見れば戦闘力は1年前よりも遥かに上がっていると見て良いでしょう。
ただし圧倒的火力が必須な相手に関しては、1年前の方がより有効に戦えたかもしれません。

乙骨は夏油・羂索と敵対する運命?


(画像引用 : Amazon)

強さとは別の部分で、乙骨憂太というキャラを少し掘り下げてみます。

乙骨という人物は「共存」の象徴で、死んでしまった筈の祈本里香と共存し、他者の能力を模倣していてもその能力を奪わず共存しています。
それに対して、『東京都立呪術高等専門学校』で乙骨の宿敵となった夏油は「独往」の象徴で、かつては「呪術師は非術師を守るべき存在」とし自身もその道を歩んでいましたが、様々な出来事によって反転し「非術師は滅ぼすべき」と考え、呪術師と非術師の共存する世界を変えようとしていました。
彼の術式が呪霊を自分の支配下に加えるというのも、乙骨の「模倣」とは対照的です。

『呪術廻戦』という作品は様々なテーマが含有されていますが、その中でも「人間と呪いの関係」は大きなテーマの1つとして描かれています。
呪いは人間の負の感情から生まれ、それが呪霊となって人間に害を及ぼし、それを払うのもまた人間。
いわば壮大なマッチポンプといった世界観が本作の根底にあり、人間がそこから脱却するのか、それとも共存するのかが物語の見所の1つです。

その意味では、共存の象徴的存在である乙骨は『呪術廻戦』における答えの提示者の1人となり得ます。
一方、夏油の身体を盗み寄生している羂索は全人類の進化を促すべく「天元と人類の同化」を画策しています。
これもある意味では共存ですが、その動機は「人類の進化」「面白いものを見たいから」であり、呪いによって本来死んだ筈の里香と共存していた乙骨とは正反対です。

乙骨と夏油、そして乙骨と羂索は本作のテーマ上、激突は必至となる存在同士。
彼らの戦いがどういう決着を見るのか、要注目です。

乙骨の名言・迷言集


(画像引用 : Amazon)

『呪術廻戦』における、もう一人の主人公と言っても過言ではない存在の乙骨。
そんな彼の名言・迷言をまとめました!
なお、全て『東京都立呪術高等専門学校』からの選出です。

誰かと関わりたい 誰かに必要とされて 生きてていいって自信が欲しいんだ

真希から呪術高専に来た理由を問われた際の答え。
乙骨が「共存」の象徴だと裏付ける台詞です。

その人は僕の恩人だ 蝶よりも花よりも丁重に扱え…!!

夏油の襲撃で瀕死の重傷を負った真希を反転術式で治癒した際、それに嫉妬し真希にイライラをぶつける里香を制する一言。
由来は恐らく「ちやほや」の語源にもなった「蝶や花や(蝶よ花よ)」だと思われます。

失礼だな 純愛だよ

里香に愛を囁き、自分を同じ所につれていって貰う代わりに制限解除を促した際、夏油から「女誑し」と罵られた事への反論。
今なお乙骨憂太を象徴する言葉としてファンの間では人気の名言で、この際に発した攻撃は「純愛ビーム」とも呼ばれています。

まとめ

『東京都立呪術高等専門学校』と本編では容姿が変わりすぎて別人みたいですが、主人公っぽさが消えた今の乙骨も魅力的ですよね。
彼は間違いなく今後も本作のキーキャラクターとして活躍すると思うので、原作ファンもアニメファンも目が離せそうにありません!

 

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