LINE：ディズニー ツムツム

（画像引用 : Amazon）

開始日：2014/1/29
発売元：LINE
開発元：NHN PlayArt

日本でLINEの普及が一気に進んだのは2013～2014年頃で、その普及に一役買ったのがLINE GAMEです。
本格的なスマホ向けゲームが増えてくる中、手軽に遊べる点が魅力で普段アニメやゲームに接しない層から支持され、『LINE ポコポコ』『LINE POP』などの人気作を生み出しました。
その中でも一番人気なのがこのゲームです。

ディズニーキャラクターを用いたパズルゲームで、シンプルさと可愛さが融合した事で多くのユーザーを生み、2023年9月の時点で9800万DLに達し1億突破は目前となっています。
ちなみに2024年1月にサービス終了する事が発表されたコロプラの「ディズニーツムツムランド」は本ゲームの事ではありません。

剣と魔法のログレス いにしえの女神

（画像引用 : Amazon）

開始日：2013/12/17
発売元：マーベラスAQL
開発元：Aiming

2011～2019年に稼働したブラウザゲーム『剣と魔法のログレス』のスマホゲー。
基本的にはブラウザ版と同じですが、スマホ版独自のシステムも運用されています。

MMORPGのピークアウト時とスマホゲー黎明期の狭間に登場したゲームで、そのどちらの性質も持ち合わせているという、今となってはかなり稀有なゲーム。
難易度が抑えられている分、MMORPG特有のハードルの高さを感じる事がない為入り易く、900万DLを突破するなど人気作となりました。
サービス開始から10年を迎えた現在も続いています。

モンスターストライク

（画像引用 : 『PR TIMES』公式サイト https://prtimes.jp/）

開始日：2013/10/10
発売元：MIXI
開発元：でら

モンスターを引っ張って弾き、敵に当てて倒すというシンプルなドラッグ型アクションとRPGを融合させたゲーム。
スマホゲーの黎明期が終わりつつある時期に生まれたゲームとあって手軽さを追及したゲーム性になっており、それが世界累計利用者数6000万人突破、10年以上愛され続けるロングヒットに繋がったと思われます。

発売元のMIXIは元々SNSの「mixi」を運営する会社として有名でしたが、現在は利益の大半をモンストが担っているとの事です。

ぷよぷよ!!クエスト

（画像引用 : Amazon）

開始日：2013/4/24
発売元：セガネットワークス
開発元：セガ、セガネットワークス

『テトリス』と並ぶ落ち物パズルゲームの決定版『ぷよぷよ』のスマホゲー。
定番中の定番なので、あらゆるプラットフォームで発売されているゲームですが、スマホゲーとの相性の良さもあって久々の大ヒットを記録。
2800万DLを突破しています。

スマホゲーらしく様々な人気作とのコラボも頻繁に行われていて、ぷよぷよらしい可愛い絵柄でコラボ先の作品が描かれてるのも魅力の1つです。

ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル

（画像引用 : 『PR TIMES』公式サイト https://prtimes.jp/）

開始日：2013/4/15
発売元：ブシロード
開発元：KLab

メディアミックスプロジェクトとして始動した『ラブライブ！』のゲーム作品として、アニメ1期放送直後にサービスを開始。
アニメが好評だった事もあって好調なスタートを切り、ラブライブシリーズの飛躍的な成長を後押しする人気ゲームとなり、『スクフェス』の愛称で長年親しまれ全世界ユーザーは5300万人に達しました。

一方、2019年にスタートした『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS（スクスタ）』はストーリー展開などに対するユーザーの不満が噴出するなど炎上し、スクフェスそのものへの不信感へと発展。
2023年3月にスクフェス、同6月にスクスタがサービスを終了し、現在は『ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル2 MIRACLE LIVE!』が稼働中ですが、炎上イメージを払拭できずにいるのが現状です。

クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ

（画像引用 : Amazon）

開始日：2013/3/5
発売元：コロプラ
開発元：コロプラ

魔法とクイズを融合させたRPG。
メインとなるのはストーリーモードで、様々な形式のクイズが出題され、正解することで敵を攻撃というシステムになっています。

コロプラにとって初の大ヒットとなり、4200万DLを記録。
10周年を迎えた現在も続いています。

にゃんこ大戦争

（画像引用 : 『PR TIMES』公式サイト https://prtimes.jp/）

開始日：2012/11/15
発売元：ポノス
開発元：ポノス

元々は2010年にガラケー向けに配信されたゲームで、その後のスマホの普及に伴ってスマホゲーとしてリリースされました。
内容は自陣の城からにゃんこ達を出撃させ、敵の城を攻め落とす横スクロールタイプのタワーディフェンス。
最大の特徴はそのユルいキャラクターデザインですが、ほのぼのとしたグラフィックとは対照的に歯応えのあるゲームで、初心者から上級者まで楽しめるゲームになっています。

可愛いキャラ目当てで始めてゲーム性にハマる人が続出し、スマホゲー黎明期から10年以上続くロングランとなりました。
その総ダウンロード数は8600万DLに達しており、現在もユーザーを増やし続けています。

ガールフレンド（仮）

（画像引用 : Amazon）

開始日：2012/10/29
発売元：サイバーエージェント、QualiArts
開発元：サイバーエージェント、QualiArts

スマホゲー黎明期に生まれた恋愛ゲーム。
QP:flapperさんによる女性キャラの可愛さ、豪華女性声優陣の起用によって好評を博し、その後のスマホゲーの方向性を決めるゲームの1つとなりました。

タイトルの有名さに反し、実はカードバトル系のゲームという事は意外と知られていないようです。
10周年を迎え登録者数は900万人を突破しており、1000万人を目指し現在も続いています。

パズル＆ドラゴンズ

（画像引用 : Amazon）

開始日：2012/2/20
発売元：ガンホー・オンライン・エンターテイメント
開発元：ガンホー・オンライン・エンターテイメント

まだスマホの普及が進んでいなかった2012年、モバイルゲームと言えばガラケー用が一般的で、長いストーリーはなくボタンをポチポチ押すだけのシンプルな操作性で手軽に楽しめる「ポチポチゲー」が人気を博していました。
そんな中に現れたのが、長大なストーリーを描いたRPG要素と軽く頭を使うパズル要素を融合させた『パズドラ』でした。

操作性はシンプルながらしっかり集中する必要があり、物語も王道ながら作り込まれている為、それまでのモバイルゲームとは明らかに一線を画した内容でした。
それが大いに受け、全世界で9000万DLを記録するメガヒット作となり、サービス開始から10年以上経っても尚愛され続ける長寿ゲームとなりました。

おさわり探偵 なめこ栽培キット

（画像引用 : 『PR TIMES』公式サイト https://prtimes.jp/）

開始日：2011/6/30
発売元：ビーワークス
開発元：ビーワークス

コンシューマで発売された『おさわり探偵 小沢里奈』のスピンオフとして作られたゲーム。
そのゲーム内で小沢里奈の助手として登場した「なめこ」というキャラクターをフィーチャーし、なめこを栽培し収穫するという不思議な育成ゲームです。

そのユル過ぎるデザインと、放置ゲームの元祖と言われるほど手軽に遊べる仕様が世相とマッチし、当時のスマホゲーとしては異例の爆発的ヒットへと発展。
シリーズ累計5500万DLを記録し、現在も多くのユーザーに愛され続けています。

スマホゲーの歴史を変えた、或いは決定付けたレジェンドです。

まとめ

今やゲームと言えばスマホゲーという時代。
その歴史を彩ってきた錚々たるタイトル達ですね。
10年以上続いているゲームも結構あって、その息の長さには驚かされるばかりです。

今後もこのラインナップに並ぶ作品が沢山出てくる事を期待しています！