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May

【マクロス】新作が制作される可能性を徹底検証! ワルキューレ単独ラストライブは新シリーズの布石?


(画像引用 : Amazon)

40周年を迎え、そろそろ新作を……と願うファンの声が日増しに大きくなっている『マクロス』シリーズ。
その新作が制作される可能性を徹底検証! これまでのシリーズの傾向や現在のマクロス関連の動きから、いつごろ新作が実現するかを予想します!

【40年以上続く大人気シリーズをおさらい】


(画像引用 : Amazon)

日本のロボットアニメと言うとガンダムシリーズが圧倒的知名度を誇っていますが、そのガンダムに次ぐ人気シリーズと言えば『マクロス』が筆頭でしょう。
その新作が作られる可能性を検証する前に、マクロスシリーズがこれまで積み上げて来た輝かしい実績を振り返ります。

『マクロス』シリーズがスタートしたのは1982年
当時は機動戦士ガンダムの登場でロボットアニメが急激に変化した時代で、兵器をよりリアルに、テーマをより複雑で大人向けにする風潮が強まっていました。
そんな中で生み出された『超時空要塞マクロス』は、その流れを汲んだ作品であり、同時に新たなロボットアニメ像を生み出した意欲作でもあります。

本作の軸は21世紀の銀河系宇宙を舞台としたロボット兵器による戦闘ですが、SFだけでなく「ラブコメ」「アイドル」といった他の人気ジャンルの要素も強めに組み込んでいます。
主人公の一条輝が、アイドルのリン・ミンメイとオペレーターの早瀬未沙の間で揺れ動く三角関係を描き、アクションシーンと同等、或いはそれ以上にマクロスを象徴する要素として注目を集めました。
特にヒロインの二人は、華やかで憧れの対象と地味でケンカばかりする同僚という対照的な描かれ方をしていて、それが人気を二分する事に繋がり、当時の子供達はヒロインレースに夢中になっていたようです。

また、兵器だけでなく「歌」によって争いに介入する点も、それまでのロボットアニメにはなかった要素です。
ミンメイの歌によって敵異星人のゼントラーディ兵さえも魅了するシーンは、それまでのアニメにはない不思議なカタルシスを視聴者に与えました。

一方で戦闘シーンはリアルさを追及しつつ、バルキリー(戦闘機)の3形態への変形「板野サーカス」と呼ばれる爽快で派手なアクションを交え、好評を博します。
ガンプラほどの大ブームではなかったもののバルキリーのプラモデルも売れて、1980年代を代表するロボットアニメとなりました。

その人気を決定付けたのが、1984年に公開された劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』です。
共同という形ながら、マクロスシリーズの生みの親とも言われる河森正治さんが初めて監督を務めた本作は、基本的にはテレビシリーズのエピソードを再構築した内容ですが、全編を新作映像として制作。
テレビシリーズを遥かに凌ぐスケールと、当時の最先端とも言えるハイクオリティなバトルシーン、そして主題歌に起用された「愛・おぼえていますか」の人気もあって、本作はアニメファンから絶大な支持を得ました。

ただ、続々と新シリーズが制作・放送されていったガンダムとは違い、マクロスの歩みは比較的ゆったりとしたものとなりました。

結局、1980年代のテレビシリーズは超時空要塞マクロスのみで、次回作は10周年の1992年までお預けとなります。
そこで発表されたのも、テレビアニメではなくOVAシリーズの『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』
しかも本作は超時空要塞マクロスの原作を手掛けたスタジオぬえは関与していませんでした。

本格的にマクロス再起動となったのは、1994年の事。
テレビシリーズ『マクロス7』とOVAシリーズ『マクロスプラス』を同時展開で発表し、マクロスファンを歓喜させました。

この2作品、それぞれ作風とコンセプトが大きく異なります。

マクロス7は当時のバンドブームに乗っかって「歌」の部分をクローズアップ。
「俺の歌を聴け!」が口癖の主人公、熱気バサラの破天荒さと熱い歌声は、当時の子供たちに鮮烈な印象を残しました。
片やマクロスプラスは「男・男・女」の三角関係と戦闘シーンに注力し、特に後者は「オーパーツ作画」と言われるほど当時の水準を遥かに凌駕した神作画で、それによって伝説のアニメとなりました。

【マクロスFは歴史的大ヒット! マクロスΔはワルキューレが超人気ユニットに成長】


(画像引用 : Amazon)

マクロス7とマクロスプラスはどちらも好評でしたが、再びマクロスシリーズはしばらく引きこもります。
テレビからは10年以上遠ざかり、OVAシリーズも2002~2004年に展開した『マクロス ゼロ』のみ。
3DCGを駆使した最新技術による映像はファンの間で高い評価を得ましたが、OVAという事もあってアニメファンに「マクロス復活」を印象付けるまでには至らず、マクロスという作品がアニメファンの間であまり語られない時期が長く続きます。

そんな状況を打破したのが、2008年にマクロス生誕25周年記念作品として放送された『マクロスF』です。

超時空要塞マクロスの約50年後の世界を描いた本作は「原点回帰」がテーマ。
パイロットの早乙女アルト、宇宙の歌姫シェリル・ノーム、駆け出しアイドルのランカ・リーの三人を軸とした恋愛模様は、マクロスシリーズを知らない若い世代にも熱い注目を浴びます。
また、マクロスプラスを手掛けて以降アニメ音楽の第一人者となった菅野よう子さんを再び起用し、生み出された数多くの楽曲はいずれも大ヒットしました。

過去最もエンタメに富んだ内容となったマクロスFは幅広い層から絶大な支持を得て、Blu-ray・DVD(円盤)売上は平均4.6万枚を記録。
2008年の年間1位、2000年代においても『化物語』『ガンダムSEEDシリーズ』に次ぐ売上となり、劇場版やアルバムも大ヒットを記録するなど、マクロスシリーズを代表する人気作になりました。

それから8年後の2016年、新たなマクロスが幕を開けます。
現時点においてマクロスシリーズ最新作の『マクロスΔ』です。

本作も過去シリーズ同様に「三角関係」と「歌」を軸とした作品ですが、最大の特徴は戦術音楽ユニット「ワルキューレ」の存在です。
歌による戦闘への影響、敵勢力への効果を最大限に高める為に女性達がチームを結成したこのワルキューレは、担当声優がリアルでもユニットを組んで活動を開始します(メインボーカルの美雲・ギンヌメールのみ声優と歌唱担当が別)。
ストーリーに関してはあまり高い評価は得られず、円盤売上もマクロスFから激減してしまった為、ネガティブな印象を持つアニメファンもいる本作ですが、このワルキューレの人気は凄まじく、アルバムもライブ映像も大ヒットを記録しました。

【ワルキューレの単独ライブ終了が意味するのは……】


(画像引用 : Amazon)

前置きが長くなりましたが……最初に提示しておきたかったのは、マクロスシリーズは一つ一つの作品がかなり長いスパンを経て発表されているという点です。
マクロスΔから7年以上が経過していますが、これはマクロスシリーズにおいては珍しい事ではなく、テレビシリーズは10年前後空くのが当たり前
よって、7年以上新作がないからといって、決してネガティブな状況という訳ではありません。

とはいえ、そろそろ新作発表があっても良い頃合い。
マクロス誕生40周年に当たる2022年に新作発表を期待していたファンも多かったようですが、残念ながら実現はしませんでした。

けれども、新作へのカウントダウンはすでに始まっている、と言っても過言ではありません。
その根拠となるのがワルキューレの単独ライブ公演終了です。

ワルキューレは絶大な人気を誇っているユニットで、アニメ放送後もその人気は衰えず、2023年に発売された最新のライブ映像「ワルキューレ LIVE 2022 ~Walküre Reborn!~ at 幕張メッセ」も2.5万枚の大ヒットを記録しています。
動員力も高いレベルで安定していて、アニメ系のユニットでは現在も最高峰の水準。
メンバーのスケジュールを合わせるのが難しいという問題があるとはいえ、それも数年に一度の活動に留めれば十分対応は可能と思われ、少なくとも活動を止める理由にはなりません。

そんなワルキューレを敢えて止めるのは、マクロスΔという作品の展開を完全に終了し、次のマクロスシリーズへ移行する為に他なりません。
映像作品としては2021年公開の最新作『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』で完結とは銘打っていないものの、内容を考慮すれば大きな区切りなのは間違いなく、本編としてはこれがラストだと思われます。
そこにワルキューレのワンマンライブ完結というトピックが加わった以上、マクロスΔのメディア展開はここで一旦終了すると見て間違いないでしょう。

よって、そう遠くない時期にマクロスの新作が発表される可能性は極めて高いと言えます。
マクロスFからマクロスΔが8年だった事を考えると、同じくマクロスΔ放送から8年後の2024年が本命でしょう。
その場合、2023年内に制作発表&新人オーディションの告知が行われる事になりそうです。

【新作の主人公は?】


(画像引用 : Amazon)

ここからは、新シリーズの内容を予想していきます。

マクロスシリーズは一部の例外を除き、シリーズを通して同一世界上の物語が描かれています。
起点となった超時空要塞マクロスの作中の西暦が2009年で、マクロス7は2045年、マクロスFは2059年、マクロスΔは2067年を舞台としています。
この流れを考えると、新作はマクロスΔの更に後の時代が描かれる事になりそうです。

そこで一つ気になるのが、『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』で登場した「子供」の存在。
あまりにも印象的だった事もあって、「彼女が次回作の主人公かもしれない」と考えているファンも少なからずいるようです。

ただ、その可能性はあまり高くはないと思われます。

根拠としては主に二つ。
一つは、基本的にマクロスは旧シリーズを色濃く引き継ぐ事がない点
旧シリーズから毎回かなり期間を空ける為、新作の度に新規ファンを強く意識した作品作りが行われており、前作を観ておく事が推奨されるような物語にはしないと考えられます。

もう一つの根拠は、あの子供は次回作の為のキャラではないと断言できるからです。
劇場版のネタバレになるので詳しくは言えませんが、彼女の存在はハヤテにとって、そしてΔの物語を最後まで追いかけたファンにとっての「希望」であると言う事ができます。
敢えて穿った見方をするならば「Δという物語を締め括る為の舞台装置」と言ってもいいくらいです。

それを作品を跨いで次回作のメインに据える事は、絶対にないとまでは言えませんが、ちょっと考え難いかもしれません。

一方で、女性主人公の可能性は十分にあると思われます。
ガンダムの最新作『水星の魔女』も女性主人公でしたし、近年は『リコリス・リコイル』『ぼっち・ざ・ろっく!』など女性主人公の作品が人気を博しています。
常に時代の流れを汲んだ設定作りを行ってきたマクロスシリーズならば、女性主人公は選択肢に入れてくるでしょう。

【新作は海外に通用するマクロスに?】


(画像引用 : Amazon)

前述したように、マクロスシリーズは時代の風潮やトレンドを非常に重視しています。
アイドルが流行っていればアイドルを取り入れ、バンドが流行っていればバンドを組ませる。
その時代に合った「歌」を届ける事が、マクロスシリーズの使命とさえ言えます。

そのスタイルを踏まえると、マクロスシリーズの要の一つである「三角関係」は、新作では描かれないかもしれません。
というのも、近年のアニメ業界において三角関係はあまり描写されなくなった関係性だからです。

2010年代前半までは、一人の男主人公に対し複数のヒロインを配置するのがラブコメの主流でした。
しかし『からかい上手の高木さん』のヒット以降、男主人公一人に対しヒロインも一人の「一対一ラブコメ」が主流になっていて、複雑な人間関係やそれに伴い生じるギスギスが好まれない傾向にあります。

本来ならばそのような風潮など無視し、シリーズの特徴を貫き通すところですが……マクロスの場合は時代の変化を柔軟に受け入れて流行を積極的に取り入れる為、三角関係の描写が好まれない時代にそこを押し通すとは思えません。
実際、マクロスΔは一応三角関係の体こそ成してはいましたが、実際には殆ど機能していませんでした。

また、近年は「海外のアニメファンにも受けるアニメ」が求められています。
マクロスの軸の一つである「歌」も、もしかしたら今までの歌謡曲由来の曲作りではなく、流行のジャンルを取り入れるかもしれません。
近年はボカロやK-POPのようなリズミカルな曲が人気なので、そういった曲調の歌がメインになる可能性もありそうです。

Vtuberに代表される配信の概念も採用されそうです。
ヒロインの1人がVtuber(のようなバーチャルのアバターを持つ配信者)という事も、十分に考えられます。

常に時代と共に歩み、進化を続けてきたマクロス。
その新作はきっと、今の時代ならではのものになるでしょう。

【まとめ】

80年代、90年代、00年代、10年代とテレビシリーズが作られているマクロスなので、2020年代にも必ず新作は放送される筈です。
早く新しいマクロスと出会いたいですね!

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