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Feb
スターウォーズ【レジェンド】ライトセーバーの起源について徹底解説!
ライトセーバーの歴史
それではライトセイバーがどんなものか知ったところで、その起源と歴史について見ていきたいと思います。
ライトセーバーの起源
ライトセイバーの起源として、ダースベイダーなどが暗躍する時代から遡ること約1万5千年以上前に、ラカタと呼ばれる科学技術に長けた種族が研究所で作られた黒いクリスタルを使って強力なエネルギーブレードを作り出したところから始まります。
その時の名は「フォースセイバー」と呼ばれ、フォースのダークサイドにつながることができるものとしてライトセイバーの元となりました。まだその時代にはジェダイオーダーは存在しておらず、その前身となったジダイオーダーという組織が当時の最先端技術を用いて、レーザービームを凍結させることに成功したことを受け、一番最初のライトセイバーが作成されました。
その時のライトセイバーは「ファーストセイバー」と呼ばれ、戦いに使われようとしていました。ただしこの時はまだ安定性などの面に課題があり、武器としての位置付けというよりも儀式的な意味合いとして用いられていたそうです。
そして繰り返し改良と開発が進み、小型化・携帯化が進んでいきます。やっと手に持って使えるようになりましたが、それでも出力の安定などの面から、当時は腰のベルトのあたりに大容量のパワーパックを取り付け、そこから有線でセイバーに繋げて使用しなくてはなりませんでした。
さらに長時間使用しているとオーバーヒートを起こし、使えなくなってしまうという欠点もありました。まだ、この時点では戦闘用というよりも儀式の中で使われる意味合いの方が大きかったようです。この時代のライトセイバー「ファーストセイバー」は別名「プロトセイバー」とも言われておりました。
ジェダイの儀式
ここで、儀式について少し触れておきましょう。ジェダイ(その前身のジダイオーダー)の時代から形式を重んじる文化が培ってきた中で、儀式はとても重要視されるものでした。
特にジェダイ・ナイトへの昇格に関してや、何かを祀る(まつる)こと、弔い(とむらい)の場なども様々な場面でライトセイバーを掲げるなど使用される場面が多いです。これはライトセイバーがジェダイにとって神聖なものであり、その文化や神聖さを表す象徴であると考えたからに他なりません。
ジェダイがライトセイバーを大切にし、疎か(おろそか)にしてはならないという教えを大切にしている理由の一つと言えるでしょう。
初期のライトセイバーから発展へ
こうしてプロトセイバーが作られ、使われていきましたが依然として動力の問題は抱えたままでした。フォースによる戦いは本来、テレキネシスなどの力を使ったたくさんの動きを伴ったものでしたが、腰から有線で動力ケーブルを使った武器で戦うにはその利点を生かし切るにはまだまだ大きな課題がありました。
しかし、ここでまた大きな技術革新が起こりました。それをやってのけたのはシスです。シスの暗黒卿が旧シス帝国時代(ダースベイダーの新帝国時代から約7千年前ほど)にベルトに搭載されたパワーパックを必要としないライトセイバーを開発しました。
セイバーの中に内臓型の超伝導体を入れることで、クリスタルから出された大量のエネルギーをそのままパワーセルに循環できるようになったのです。これにより、放出されたパワーが常に出され続けることがなくなり、オーバーヒートの心配も解消されたのです。
また、この時代には様々な形状のライトセイバーが作られたそうです。例えばダブルブレードライトセイバー(ダース・モールが使っていた両刃のライトセイバー)などもシスが初めて開発したとされています。
ジェダイによる採用とシスのライトセイバーとの違い
こうしてシスによって改良されたライトセイバーはジェダイとの数多くの戦いによって少しづつジェダイの側へ伝わっていきます。ジェダイの中から少しづつ、新しいライトセイバーへの移行が見られ、最終的にはジェダイの武器として用いられるようになっていきました。
しかし、ここで一つ大きな違いが生まれていきます。シスのライトセイバーは「人工のクリスタル」を使っておりました。それに対してジェダイのライトセイバーは惑星イラムという星にあるクリスタルの洞窟から算出される天然のクリスタルを用いるようになっていました。
それに伴い、色は青か緑の色がほとんどになります。ジェダイオーダーたちのライトセイバーが青や緑が多いのはそれが理由でした。一部、違う色のライトセイバーを持ったジェダイはいますが、それは本当に例外です(マスター・ウィンドゥの紫色やアソーカ・タノの黄色など)。
ジェダイはライトセイバーを「自身の分身」として、自分と向き合い瞑想しながら作っていきます。「クリスタル、それは刃の心です。また、心はジェダイの結晶であり、ジェダイはフォースの結晶なのです。フォースは心の刃です。すべてはひとつ。クリスタル。刃。ジェダイ。そなたはひとつです」
このようにジェダイマスターであるルミナーラ・アンドゥリはパダワンであるバリス・オフィーに伝えているように、ジェダイにとってのライトセイバーはまさに「自分自身」とも言えるものです。
それに対してシスの考え方は違います。シスにとってのライトセイバーはあくまで「道具」であり、目的を達成するための「手段」に過ぎません。しかしながらたったひとつ統一されていたのは、人工のクリスタルを使うということでした。シスのライトセイバーが赤いものを使っているのはその伝統を守り続けているからです。
まとめ
今回はライトセイバーの起源についてまとめました。元々はダークサイドに繋がることが目的の一つだったということで、興味を持たれた人もいるのではないでしょうか。
また機会があれば、フォースのライトサイドとダークサイドについて触れてみるのも良いかもしれませんね。
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