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10

Jul

【ギヴン】佐藤真冬は過去を乗り越えて輝く本作のキーパーソン

真冬が抱える壮絶な過去

出典 : Amazon.co.jp

真冬には同性の恋人がいました。
吉田由紀という名前で、真冬とは対照的に口数が多く、人の上に立ちたがるような人物です。
真冬と由紀は互いに強く惹かれ合っており、2人が友達以上の仲だというのは周知の事実でした。
しかし、2人が高校生になり、由紀がバンドとバイトに没入するようになってからは、少しずつすれ違うようになります。

そんなある日、由紀と真冬は「どこにでもある、ごく普通の喧嘩」をしていました。
その際、真冬が「俺のために死ねるのか」という一言を放ったことで、由紀は自殺してしまいます。
何故由紀が自殺してしまったのか、その理由は作中で明確にはなっていませんが、2人の時間が取れなかったことが原因で真冬が由紀へ不信感を募らせてしまったことだと考えられます。
死因は酒の大量摂取。
亡骸を発見したのは真冬で、この出来事は真冬の中に大きな影を落とすこととなりました。

由紀の死後、彼の母親から「ギターを持って行っても良いよ」と声をかけられた真冬は、その言葉に甘えてギブソン ES-330を自宅へと持ち帰りました。

歌うことで過去と向き合った真冬

バンド結成後、トントン拍子にファーストライブの開催が決定しました。
そこで真冬は、過去と決別するために自分の全てを込めて歌い上げました。
その歌詞には「さみしい」「許せない」といった赤裸々な感情が綴られていて、聴いていた観客は全員真冬の感情に共鳴してしまうほどの熱量を持っていました。

傷跡をえぐるようなダメージを負いつつも最後まで歌い終えた真冬は、やっと、ずっと前からほのかに自覚していた立夏への恋心へと向き合えるようになります。
数日後その感情を立夏に打ち明けたことがきっかけで、2人は付き合うことになりました。

真冬の友達にも注目

真冬には鹿島柊と玄純という2人の友達がいます。
由紀の死後から真冬がバンドに入るまでの間は疎遠でしたが、真冬が音楽を始めて過去にけじめをつけたあたりから、またつるむようになりました。
柊は真冬から早く玄純と付き合うよう発破をかけられていたことから、柊と玄純のBL的なエピソードが今後公開される可能性もあります。

『ギヴン』における佐藤真冬の魅力
ポメラニアンみたいな可愛らしさ

『ギヴン』において立夏から「捨てられた犬みたい」と称されているとおり、真冬には従順なポメラニアンのような可愛らしさがあります。
懐いた相手にはとことんついていく素直さや、庇護欲を煽る天然っぷりに胸キュンしてしまう人は少なくないでしょう。

天然に見えて結構鋭い

真冬は自分の感情には疎いですが、人間関係や人の感情の機微にはよく気が付く方です。
作中でも春樹が秋彦を好きということや同居生活を送っていることをなんとなく感じ取っているシーンがあります。
真冬は疑問に思うとすぐに口に出してしまうたちなので、人間関係を引っかき回して良い方向へ導くキーパーソンの役割も担います。

ボーカルとしての才能に長けている

真冬は2回のライブで、それぞれ1回目は自分の過去としっかり向き合うために、2回目は秋彦が元恋人への未練を断ち切り、新しい一歩を踏み出せるようにという気持ちを込めて歌っています。
このとき真冬は、ヴァイオリンのコンクールで1位を取る音楽のプロにもその能力を認められるほどのパフォーマンスを披露しています。ボーカルとしての才能はプロにも引けをとらないといえるでしょう。

まとめ

今回は『ギヴン』の主要キャラクター・真冬のプロフィールやエピソードをまとめてまいりました。
本作のキーパーソンともいえる真冬は、今後も人の心に響く歌をたくさん届けていくでしょう。

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