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グルメアニメ40選! 最新の飯テロ&料理アニメが大集合
リストランテ・パラディーゾ
(画像引用 : Amazon)
2009年に放送されたテレビアニメ。
制作はdavid productionが担当。
原作はオノ・ナツメ先生がマンガ・エロティクス・エフで連載していた漫画作品です。
イタリア料理店「カゼッタ・デッロルソ」を舞台とした群像劇。
従業員全員が老眼鏡を着用する老紳士で、客もそんな従業員目当てに訪れるという世界観が描かれており、「枯れ専」というジャンルのパイオニア的存在です。
料理店が舞台でありながら老紳士の描写がメインの為、料理アニメや飯テロアニメといったジャンルには入らないかもしれません。
しかし一風変わった料理店が織り成す人間模様と独特な雰囲気に酔い痴れたい人には最適なアニメになっていて、これもまた一つのグルメアニメの在り方と言えるのではないでしょうか。
夢色パティシエール
(画像引用 : Amazon)
2009~2010年に放送されたテレビアニメ。
制作はスタジオ雲雀が担当。
原作は松本夏実先生がりぼんで連載していた漫画作品です。
パティシエールになる事を夢見るスイーツ大好き中学生の主人公が、スイーツ精霊との出会いを契機に成長していく物語。
少女漫画としては珍しく恋愛要素があまり前面に出ていない作品です。
製菓専門学校に通う生徒達を描いた作品なので、「ミルクレープ」「モンブラン・スフレ」などのスイーツが続々登場します。
特に物語の中心となるケーキグランプリが開幕して以降は本格的なスイーツが沢山出てくるため、甘党には見応え十分の内容です。
西洋骨董洋菓子店 ~アンティーク~
(画像引用 : Amazon)
2008年に放送されたテレビアニメ。
制作は日本アニメーション+白組が担当。
原作はよしながふみ先生が月刊ウィングスで連載していた漫画作品です。
若い男性たちによるアンティークショップのようなケーキ専門店「アンティーク」を舞台に、様々な人間模様を描いた物語です。
ウィングスは女性に人気のマンガを多く抱える雑誌として知られ、BL系の作品も多く、本作にもその要素があります。
『西洋骨董洋菓子店』の看板に偽りはなく、アニメでも「サンマルク」「ジャン・ピエール」など豊富な種類のスイーツが登場。
公式ホームページには本作に登場したスイーツが一覧で纏められており、そのビジュアルを見る事も出来ます。
焼きたて!! ジャぱん
(画像引用 : Amazon)
2004~2006年に放送されたテレビアニメ。
制作はサンライズが担当。
原作は橋口たかし先生が週刊少年サンデーで連載していた漫画作品です。
日本独自のパン「ジャぱん」を創る夢を抱いた主人公が試行錯誤を繰り返しパン職人としての才能を開花させていく物語。
原作は終盤かなり迷走していましたが、アニメもアニメで超展開が用意されているため、普通の終わり方をしなかった作品として有名です。
本作には様々なパンが登場しますが、その中心となっているのは前述したジャぱんで、「ジャぱん○号」といった表記で数多くのパンが創作されています。
作中でレシピが紹介されているパンもあるため再現性は高めです。
将太の寿司
(画像引用 : Amazon)
1999年に『将太の寿司 心にひびくシャリの味』のタイトルで放送されたスペシャルアニメ。
制作はスタジオコメットが担当。
原作は寺沢大介先生が週刊少年マガジンで連載していた漫画作品です。
テレビシリーズでのアニメ化ではなく、農林水産省の政府広報番組として1時間のスペシャルアニメで放送された上、円盤化もされていないためアニメとしての知名度は必ずしも高くはありません。
ただ原作のエピソードを基にしている為、紛れもなく『将太の寿司』のアニメになっています。
このアニメではシャリ、つまり米がフィーチャーされた内容になっています。
後半には寿司の描写も増えますが、原作同様に人間ドラマがメインになっている為、飯テロアニメというタイプの作品ではないですね。
中華一番!
(画像引用 : Amazon)
1997~1998年(中華一番!)、2019~2021(真・中華一番!)年に放送されたテレビアニメ。
制作はスタジオぴえろ(中華一番!)、NAS(真・中華一番!)が担当。
原作は小川悦司先生が週刊少年マガジンで連載していた漫画作品です。
中国を舞台に主人公マオが料理勝負を通して成長していく物語が描かれています。
『真・中華一番!』は続編として1996~1999年に連載されたマンガですが、アニメ化されたのはその20年後となる2019年でした。
奇想天外なアイディアと過剰なリアクションを演出として取り入れた、古くからのグルメアニメの流れを汲んだ作品で、料理を食べた人のリアクションが最大の見せ場と言っても過言ではありません。
登場する料理は「チンゲン菜炒め」「焼き餃子」など全て中華料理で、作中に登場する料理を再現可能なレシピ本「免許皆伝 中華一番!料理虎の巻」も発売されています。
クッキングパパ
(画像引用 : Amazon)
1992~1995年に放送されたテレビアニメ。
制作はサンシャインコーポレーションが担当。
原作はうえやまとち先生がモーニングで連載している漫画作品です。
プロ級の料理の腕を持つサラリーマン・荒岩が家族や友人たちの為に様々な料理を作る一話完結のお話。
当時のグルメアニメとしては珍しく対決の要素が全くない作品です。
荒岩が作る荒岩流アイディア料理は「ヤング肉じゃが」「スペアリブ炊き込みカレー」など一般的な家庭で再現可能な物が殆どの為、本作を通じて膨大な数のレシピを学ぶ事が出来ます。
原作は約40年続いており、恐らくマンガ史上最も多くの料理を扱った作品と思われます。
OH! MYコンブ
(画像引用 : Amazon)
1991年に放送されたテレビアニメ。
制作はスタジオ古留美が担当。
原作はかみやたかひろ先生(作画)、秋元康先生(原作)がコミックボンボン等で連載していた漫画作品です。
子供向け作品の為、作中で扱われる料理もリトルグルメ(子どもたちが考え子どもたちがつくりだす新しいグルメ)と銘打たれています。
そのリトルグルメの天才と称される主人公の活躍を描いた本作は、子供らしい発想の創作料理が多数描かれています。
大きな特徴は、実在するお菓子を使用している点。
「チョコフレーク目玉三段焼き」「チョコボールホットミルク」のような、お菓子をアクセントとして加えるアイディア料理が多く描かれている為、放送当時は子供から熱烈な支持を得ていたようです。
美味しんぼ
(画像引用 : Amazon)
1988~1992年に放送されたテレビアニメ。
制作はシンエイ動画が担当。
原作は花咲アキラ先生(作画)、雁屋哲先生(原作)がビッグコミックスピリッツで連載している漫画作品です。
「究極のメニュー」作りに励むスチャラカ社員の山岡士郎と、彼の実父で美食家の海原雄山が主導する「至高のメニュー」による対決をメインに、料理を通して人間ドラマを描いたグルメ作品の金字塔。
原作は2014年を最後に10年連載が止まっており、再開の目処は立っていません。
グルメアニメとしても日本で最も有名な作品で、このジャンルを広めた第一人者です。
料理だけでなく食材、ひいては国の文化や社会情勢にまで踏み込んだ内容になっています。
ミスター味っ子
(画像引用 : Amazon)
1987~1989年に放送されたテレビアニメ。
制作はサンライズが担当。
原作は寺沢大介先生が週刊少年マガジンで連載していた漫画作品です。
下町の日之出食堂の息子・味吉陽一(通称ミスター味っ子)が料理対決で数多くの難敵と戦い成長していく物語です。
アニメ版は味皇をはじめとした審査員のオーバーリアクションが最大の特徴で、この演出は以降の様々なグルメアニメに多大な影響を与えました。
料理対決のテーマは庶民の味「カツ丼」から対決らしく捻った「卵を使わないケーキ」まで多種多様。
そのテーマに沿って各キャラが独創的な料理を作る為、自然と一風変わった料理が多く登場します。
『美味しんぼ』と並ぶグルメアニメの雄で、再現レシピもネット上に数多く投稿されています。
まとめ
あらためてグルメアニメをまとめてみると、2015~2018年の4年間が異様に多い事がわかります。
この頃がグルメアニメ最盛期と言えそうです。
2024年冬クールはグルメアニメ2作品が話題になっていますし、これから更なるブームがやってくるかも?