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8

Sep

あの漫画家は今何してる? かつて有名作品を手掛けた漫画家の現在

河下水希(かわした みずき)/桃栗みかん(ももくり みかん)

(画像引用 : 『河下水希』公式Twitter https://twitter.com/m_momokuri

週刊少年ジャンプで『いちご100%』『初恋限定。』を連載していた漫画家。
元々は桃栗みかん名義で活動しており、主に少女漫画の時にこちらのペンネームを使用しています。
少年誌で作家活動を始めて以降はずっと河下水希名義でしたが、2015~2020年に連載していた『群青にサイレン』では久々に桃栗みかん名義でした。

近年は休業中との事ですが、Twitterで不定期にイラストをアップしているようです。
西野の新規絵が公開された際には大反響を呼びました。

澤井啓夫(さわい よしお)


(画像引用 : Amazon)

週刊少年ジャンプで『ボボボーボ・ボーボボ』を連載していた漫画家。
そのシュール過ぎて意味不明ながら凄まじ勢いで畳みかけるギャグは多くの読者の記憶に刷り込まれ、現在もギャグ漫画の最高峰として名前が挙がっています。

ボーボボの次回作『チャゲチャ』は僅か8話で打ち切りとなり、別の意味で伝説となりました。
その影響か、以降に連載された『ふわり!どんぱっち』『ほんのり!どんぱっち』はボーボボのスピンオフでありながら画風も作風も全く異なり、ファンを心配させました。
以後ジャンプラで幾つか読み切りを発表していますが、相変わらず作風は安定していません。

2021年発表『フロントライン・スピリッツ』を最後に表立った活動は行われていないようです。

叶恭弘(かのう やすひろ)


(画像引用 : Amazon)

『プリティフェイス』『エム×ゼロ』などを手掛けた漫画家。
アニメ化経験こそないものの、長らくジャンプ系列誌で活躍を続ける人気漫画家です。

近年はジャンプラを拠点とし、2014~2018年には『KISS×DEATH』、2020年より『きるる KILL ME』を連載。
しかし『きるる』の第58話で休載する事が発表され、以降1年以上音沙汰のない状態が続いています。
休載の理由や現状などは明らかにされていません。

坂本裕次郎(さかもと ゆうじろう)/坂本次郎(さかもと つぎろう)


(画像引用 : Amazon)

週刊少年ジャンプで『タカヤ』を連載していた漫画家。
ヒット作ではありませんが、連載中に現代学園バトルから異世界ファンタジーに様変わりした事、ヒロインの「あててんのよっ」がネットミームになった事で多くの読者の記憶に残っています。

タカヤ連載終了以降は坂本次郎名義で活動し、2012年連載『恋染紅葉』以降は目立った活動はありませんでした。
しかし2020年、坂本裕次郎名義でサイコミ掲載『SHADOW NEWT 再生能力で目指すS級最強!』で脚本・演出のみ担当ながら久々に連載を持ち、『レッドマスク-The first MASKMEN』では作画を担当。
サイコミを主戦場として作家活動を続けています。

梅澤春人(うめざわ はると)


(画像引用 : Amazon)

『HARELUYA II BØY』『カウンタック』の作者。
90年代のジャンプ黄金期に連載されたBØYは大ヒット作となりましたが、累計発行部数は公表されていません。

カウンタック完結後は幾つかの連載を持ち、2021年にはヤングエースで『異世界転生しても少年マンガの主人公は1ミリもブレない!!!』を開始。
小説家になろうの作品のようなタイトルに驚く人もいたようですが、実はこの作品、ジャンプで2002年に連載した『SWORD BREAKER』の続編だったようです。
尚、2022年に完結しており、現時点では新たな連載の予定はありません

つの丸(つのまる)


(画像引用 : Amazon)

『モンモンモン』『みどりのマキバオー』の作者。
みどりのマキバオーはアニメ化もされる人気作となり、2007~2016年にはプレイボーイで続編『たいようのマキバオー』が連載されました。

たいようのマキバオー完結後は連載を持たず、スポーツ観戦をはじめ悠々自適な生活を楽しんでおられるようです。
『ウマ娘 シンデレラグレイ』の久住太陽先生にラブコールを受け、2021年にコラボイラストを提供し話題になりました

徳弘正也(とくひろ まさや)


(画像引用 : Amazon)

『ジャングルの王者ターちゃん♡』の作者として知られるベテラン漫画家。
『ONE PIECE』の尾田栄一郎先生の師匠としても有名ですね。

ターちゃん以降はジャンプで結果が出ず、青年漫画を描くようになり「おかわりもいいぞ!」で有名な『狂四郎2030』などで新境地の開拓に成功。
強烈な下ネタの印象が強い漫画家ですが、人間の光と闇を描くヒューマンドラマこそが真骨頂で、ディープな漫画好きからは現在も高い評価を得ています。
ただ、近年ジャンプ編集部に電話したところ知らない人扱いされてしまったようで、御本人がそれをネタにしていました。

こせきこうじ


(画像引用 : Amazon)

週刊少年ジャンプで『県立海空高校野球部員山下たろーくん』『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』を手掛けていたベテラン漫画家。
『ジョジョの奇妙な冒険』の岸辺露伴が尊敬している人物として挙げている事でも有名です。
アニメ化経験こそないものの、アラフォー~アラフィフ世代の漫画好きならピンと来る漫画家さんです。

近年は連載は持たず、下北沢駅南口近辺で色紙売りや似顔絵描きを行っています
金銭的な理由ではなく人との触れ合いが目的との事。

新沢基栄(しんざわ もとえい)


(画像引用 : Amazon)

『3年奇面組』『ハイスクール!奇面組』の作者として知られるベテラン漫画家。
連載中に腰を痛め、以降ずっと腰痛と戦いながらの作家人生となりました。

奇面組があまりに有名ですが、実は次回作『ボクはしたたか君』もジャンプ黄金期の中で10位前後の掲載順位をキープする人気作でした。
しかし腰痛の悪化で継続的な連載が不可能となり、未完のまま連載終了。
2000年~2005年に月刊少年ガンガンで奇面組のリメイク連載『フラッシュ!奇面組』を手掛けた後は連載は持たず、近年は柏崎ふるさとまつりに直筆イラストを提供したり、奇面組の舞台の監修を行ったりしています

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