アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの気になるコンテンツ情報が盛りだくさん!

MENU

4

Jun

【ジョジョの奇妙な冒険】7部「SBR」のアニメ化はいつ? 放送時期や期間を徹底検証


(画像引用 : Amazon)

9部「The JOJOLands」の連載も始まり、まだまだ人気の衰える気配がない『ジョジョの奇妙な冒険』。
その中でも最高傑作と名高い7部「スティール・ボール・ラン」のアニメ化について徹底検証! 様々な観点からアニメ版SBRを予想します!

【当初は「ジョジョ」の冠を被らなかった7部】


(画像引用 : Amazon)

2021年に先行配信が行われ、2022~2023年にテレビでも放送された『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』が完結を迎えた事で、アニメにおけるジョジョワールドは一区切りを迎えました。
というのも、このジョジョ6部に該当するシリーズのラストでは、1部からずっと地続きだったジョジョの世界から新世界(パラレルワールド)へと移行したからです。
ジョナサン、ジョセフ、承太郎、仗助、ジョルノ、そして徐倫と受け継がれてきたジョースター家の血統も、7部以降は微妙に異なる系譜になっています。

そういう事情もあって、連載開始時の7部は「ジョジョの奇妙な冒険」という冠は掲げず、『スティール・ボール・ラン』というタイトルの新連載作品として扱われていました。
コミックスにおいてもそれは同様で、6部が80巻で完結したのに対し、7部の最初の単行本は「ジョジョの奇妙な冒険 81巻」ではなく「スティール・ボール・ラン 1巻」としてリリースされています。
ただ、そのコミックスのカバーの折り返しに記載されている作者コメント内で、荒木飛呂彦先生が「このSBRは、実質的に『ジョジョの奇妙な冒険の』PART7として描かれている」と仰っていたので、ファンの間では本シリーズをどういう位置付けで受け止めていいのか若干の戸惑いがありました。

このような特殊な形でスタートしたスティール・ボール・ランは、6部ラストで誕生した新世界におけるフロンティア消滅の年のアメリカを舞台とした物語。
そこにはジョースター家やツェペリ家の人間もいますが、ファンの間でお馴染みの面々と直接的な関係はなし
しかし運命と言うべきか、或いは宿命と言うべきか、ジョースターとツェペリはこの世界においてもお互い引かれ合い、バディとなって様々な困難に立ち向かっていく事になります。

7部のメインとなるのは、スティーブン・スティールが主宰する「スティール・ボール・ラン」。
人類史上初となる乗馬による北アメリカ大陸横断レースで、総距離6000kmという途方もなく長い距離をたった一頭の馬だけで走り抜くという規格外の競技です。
参加料として1200ドルが徴収される一方、優勝者には5000万ドルという破格の賞金が用意され、世界各国から多くの参加者がスタート地点のサンディエゴビーチに集いました。

そこで、本作の主人公であるジャイロ・ツェペリとジョニィ・ジョースターの2人は出会い、協力関係を築きレースに臨みます。
物語冒頭はスタンドの概念は描かれず純粋な馬レースとして展開していましたが、3巻の時点でスタンドが登場し、スタンドバトルも行われるようになります。
その為、掲載誌が週刊少年ジャンプからウルトラジャンプに変わったタイミングで「ジョジョの奇妙な冒険 Part7」と記載されるようになり、正式にジョジョ7部として扱われるようになりました。

【1~6部の実績を総まとめ】


(画像引用 : Amazon)

1986年に連載をスタートした『ジョジョの奇妙な冒険』は、長らくテレビアニメとは縁のない作品でした。
今でこそシリーズ全世界累計発行部数1億2000万部、日本を代表する人気漫画として知られている本作ですが、実は連載当時はあまり掲載順位が高くなく、常に真ん中よりやや後ろくらい。
ジャンプは掲載順=アンケートの順位なので、当時のジャンプにおいては特別人気が高かった訳ではなく、看板作品とまでは言えないポジションだったのです。

・ジョジョの奇妙な冒険 各部の平均掲載順位

1部 11.7(1986~1987年)
2部 10.0(1987~1989年)
3部 11.9(1989~1992年)
4部 11.6(1992~1995年)
5部 14.6(1995~1999年)
6部 15.7(1999~2003年)

ただし勿論、不人気だった訳ではありません。
13巻(3部開始時)の初版発行部数が35万部を記録するなど、十分ヒット作と呼べるだけの結果を残しています。

ただ当時のジャンプは『ドラゴンボール』をはじめ大人気連載作品がズラリと並ぶ豪華なラインナップで、ジョジョ自体あまり子供向けの内容ではなかった事もあって、ジョジョのテレビアニメ化を進める動きが生まれにくい状況だったと推察されます。
3部から登場したスタンドによるバトルが子供にも人気を博し、OVAの制作は行われたものの、結局1990年代にTVアニメ化は実現しませんでした

5部に入る頃にはコミックスの巻数が50巻近くになり、新規ファンが入り辛い状況になった事もあって掲載順は下降の一途を辿ります。
その状況は6部になっても変わらず、その6部が完結した2003年時点でも映像化の動きはなし。
「有名だけどテレビアニメとは縁がない作品」として今後語り継がれる事になると思われましたが……その後、予想外の形でジョジョは再ブームを迎える事になります。

ジョジョの特徴と言えば異能力を「スタンド」という形で表現している事、そして独特な台詞回しとポーズが有名ですが、この後者の部分がネット上のAA(アスキーアート)などで頻繁に扱われるようになり、「ジョジョ立ち」という言葉が生まれるまでに浸透します。
ネットの急速な普及に加え、その流行をテレビやタレントも追随するようになった事で、それまでジョジョに触れてこなかった多くの人達にその存在が知られるようになりました。

そういった流れもあって、コンビニなどで発売されていた文庫版が超ロングセラーを記録。
再ブームは一過性で終わる事なく続き、2012年より初のテレビアニメ化が実現する運びとなったのです。

1~2部をアニメ化した『ジョジョの奇妙な冒険 1st Season』は、ジョジョ特有の台詞回しや外連味の効いたシーンを独特な演出によって見事に表現し、ファンから絶大な支持を得ます。
結果、Blu-ray・DVD(円盤)が大ヒットを記録し、アニメ化は大成功。
これによって3部以降のアニメ化も継続して行われるようになり、現在に至ります。

・ジョジョの奇妙な冒険 円盤平均売上

1st Season 2.0万枚(1~2部)
2nd Season 1.1万枚(3部)
3rd Season 0.8万枚(4部)
4th Season 0.5万枚(5部)
5th Season 0.2万枚(6部)

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です