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May

【ひげを剃る。そして女子高生を拾う。】後藤愛依梨は負けヒロインの典型? 徹底検証

「恋人アリ」の真相は?

そもそも「恋人アリ」という時点でヒロインレースに参戦すらできないのが普通のラブコメ。
そういう意味では、後藤さんは本来ならヒロインというポジションすら不適格のはずです。
しかし実際、彼女はヒロインの1人として紹介されていますし、作品内でも度々吉田と一対一で話すシーンが描かれています。

実は、後藤さんには恋人はいません。
別れた訳でもなく、フリーでした。
しかも、吉田のことが好きだと本人に向かって断言しました。

では何故、吉田に「恋人がいる」と嘘をついたのでしょうか?
本人いわく「“今日じゃないな”って思ったの」だそうです。
これだけ聞くと、何かの胡散臭い占いかお告げでも信じたヤバい人と思いそうになりますが……要するに『現時点で付き合っても長続きしそうにないから、もう少し機が熟すのを待ちたい』という意向だったようです。

現実なら、このような消極的な姿勢は負けフラグです。
早い者勝ちが言い過ぎにしろ、恋愛は積極的な方が圧倒的に有利なのは間違いありません。
しかしラブコメの場合はむしろ逆で、積極的に好意を示すヒロインや、序盤で主人公とくっつくサブヒロインは大抵最後には泣きをみることになります。

しかも、本人いわく「処女」とのこと。
ラブコメという観点で言えば、この事実は負けフラグを回避したと言っても過言ではないでしょう。
よって、後藤さんにはまだ勝ちヒロインになれる可能性があると言えそうです。

まとめ

『ひげひろ』は社会人と家出JKのラブコメなので、倫理的な観点で言えば結ばれるのは難しく、最終的に吉田と両想いである後藤さんが勝つことはあり得ます。
噛ませ犬の臭いがプンプンすると思っている人もいるかもしれませんが、たまには彼女のような大人の女性が勝者になるラブコメも見てみたいですよね!

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