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Jun

【炎炎ノ消防隊】アイリスはシスターキャラの代表格になれるか? 検証まとめ

出典 : © 大久保篤・講談社/特殊消防隊動画広報課 : TVアニメ『炎炎ノ消防隊』

2019年夏より放送するアニメ『炎炎ノ消防隊』より、女性キャラクターの1人、アイリスをピックアップ!
第8特殊消防隊に癒やしをもたらす彼女の魅力、そして人気シスターキャラの仲間入りを果たせるかどうかについてまとめました!

アイリス キャラクター概要

出典 : Amazon.co.jp

『炎炎ノ消防隊』に登場する女性キャラクター。
第8特殊消防隊に所属している聖陽教会出身のシスターで、人体発火現象によって「焰ビト」となってしまった人の魂を沈めるために祈りを捧げる役割を担っています。

実務の際には修道服、炎の危険が及ぶ現場に駆けつける際には修道服デザインの防火服を着用しています。
私服はワンピースとスニーカーなど、ごく普通の格好です。

金髪碧眼で、髪型はショート。
年齢は16歳と若く、第8特殊消防隊では最年少で、身長も154cmと小柄です。

性格は温厚で、誰に対しても優しく慈しみに溢れています。
その一方で、仲の良い同僚の女性隊員には可愛い軽口を言ったり、「合点承知の助」など年齢にそぐわない言葉を使用したりと、お茶目な部分も持ち合わせています。

担当声優はM・A・O(まお)。

『炎炎』におけるシスターの役割

『炎炎ノ消防隊』は架空の「東京」という国を舞台に、それまで普通に暮らしていた人が突然発火する人体自然発火現象によって自我を失い、命尽きるまで周囲を焼き尽くす存在となった「焰ビト」を対処する組織「特殊消防隊」の活動を描いた作品です。
焰ビトや、焰ビトに関する事件を裏で手引きする謎の組織に対抗するのは、炎を操ることができる消防隊の能力者たちが中心。
主人公のシンラ・クサカベ(森羅日下部)やアーサー・ボイルら第三世代能力者、また第二世代能力者のマキ・オゼ(茉希尾瀬)たちが該当します。

一方、アイリスは無能力者なので炎を操ることはできません。
彼女やシンラたちが所属する第8特殊消防隊の大隊長、アキタル・オウビ(秋樽桜備)は無能力者であっても鍛え抜かれた肉体と装備品を駆使して戦闘でも活躍を見せますが、アイリスにはそのような力はないので、基本的には非戦闘員です。

では、彼女は何の為に第8特殊消防隊に所属しているのかというと、シスターとして焰ビトの鎮魂を行うためです。

ただ、本作におけるシスターの祈りは、他のマンガやアニメのような特殊な力を宿していたりはしません。
シスターというと回復効果のある魔法や能力を使用したり、ゾンビなどのアンデッドを一網打尽にできる聖なる光を解き放つ……といった印象が強いですが、『炎炎ノ消防隊』の世界におけるシスターの祈りは文字通り「祈り」のみ。
そのため、アイリスが直接戦うことは基本的にはありません。

この世界におけるシスターは、東京の国教である聖陽教の信仰者です。
信仰対象である太陽を「太陽神」と崇めています。
国内唯一の宗教として人類の寄る辺となっている他、医療行為の独占、そして焰ビトの鎮魂を主に行っています。

前述したように、聖陽教のシスターによる祈りはそれ自体に特別な力がある訳ではなく、鎮魂はあくまで儀式・作法のようなもの。
元々は人間だった焰ビトを殺めて苦しみから解放させる活動に対し、神に許しを得るという意味合いが大きいと思われます。
シスターによる鎮魂があって、焰ビトを倒すことがはじめて正当化される……と言っても過言ではないでしょう。

そして同時に、被害者や遺族に対するケアも担っています。
突然前触れもなく人体が発火し、焰ビトとなってしまう現象は、実質的な突然死。
焰ビトの家族は当然遺族となりますし、最悪の場合、焰ビトによって殺されてしまう被害者も生み出してしまいます。

その被害者の恨みが遺族に向かないよう、また遺族の悲しみを最小限に抑えるよう、シスターは祈りを捧げ、時に言葉をかけています。
焔ビトの魂だけでなく、焔ビトの周囲の人々の心を鎮めることは、消防隊にとって非常に重要で、アイリスは第8特殊消防隊におけるそれらの役割を一手に担っています。
そのため、焰ビトが発生し暴れているとの通報があった際、他の隊員と共に彼女も出動し、戦場で祈りを捧げるのです。

直接的に戦闘への貢献をする訳ではありませんが、シンラたち第8特殊消防隊の消防官が迷いなく焰ビトと対峙するためには欠かせない存在。
それがシスター・アイリスの役割です。

優しいだけじゃない聖女

アイリスは孤児を集めた修道院で、第5特殊消防隊の大隊長プリンセス・ヒバナ(プリンセス火華)等と共に幼少期を過ごし、神に身を捧げてきました。
しかしある日、アイリスとヒバナ以外の全員が人体発火現象によって焼死。
生き延びたアイリスはその後、第8特殊消防隊所属のシスターとなり、仲間と共に人体発火現象の謎を追いかけることになります。

凄惨な過去を持つ彼女ですが、その性格がねじ曲がることはなく、素直で優しく慈愛に満ちた、シスターのパブリックイメージそのものの女の子に成長。
シンラに対しても、彼がモテるアーサーに僻みを抱いていた際に「シンラさんもかっこいいですよ」と曇りのない笑顔で告げたり、彼が重傷を負い生死の境を彷徨っている際には「太陽神様…シンラさんに命の燈火を…」と祈ったり、まさに聖女といった振る舞いをしています。

そんな天使のようなアイリスですが、ただ優しいだけではありません。

マキとはお互い敬語で話してはいるものの仲が良く、一緒に買い物に出かけたり、ガールズトークに花を咲かせたりしています。
作中で同僚となったタマキ・コタツ(環古達)とも早々に打ち解けているようです。
また、堅物な印象が強いシスターでありながら、頭の中がお花畑なマキの乙女全開な発言にはツッコミを入れたり、美味しい物を前にするとついつい食べ過ぎたりと、割と俗っぽいところもあります。

また、普段は温厚な彼女ですが、いざという時には思い切りの良い行動に出ます。

タマキと行動を共にした際に敵の襲撃を受け、タマキにピンチが訪れた際、敵の背後から脳天めがけて鉄パイプで殴打するという聖女とは思えない行動に出ます。
タマキを救いたい一心での行動と思われますが、殴りかかる際の彼女が悪魔のような顔だったため、ファンの間では「実は心の中に闇があるのでは?」と物議を醸しました。

ヒバナとはしばらく距離を置かれていましたが、第5特殊消防隊と第8特殊消防隊のいざこざを契機に昔のような関係に戻った模様。
ヒバナはその際にシンラを恋い慕うようになっており、彼の動向をチェックするためか、アイリスに盗聴器を仕掛けるなど、少々暴走気味。
アイリスもそんな困った義姉を心配しているようです。

シスターキャラは人気が出にくい訳ではない

出典 : Amazon.co.jp

マンガやラノベ、特にファンタジー系の作品には数多く登場するシスター。
中にはキャラクター名が「シスター」という場合もあり、たくさんのアニメでシスターキャラが作品を盛り上げています。
『はがない』の高山マリア、『ハイスクールD×D』のアーシア、『Fateシリーズ』のカレン、『1ポンドの福音』のシスターアンジェラなどが有名ですね。

その中でも特に高い知名度を誇っているのは、『とある魔術の禁書目録』のインデックスです。
大人気&長寿アニメでメインヒロインのポジションにいる彼女は、作品の枠を飛び越えシスターキャラの代表格として数多のアニメファン・ラノベファンから知られている存在ですね。

一方、彼女は御坂美琴ら他のヒロインに比べ、人気面でやや苦戦を強いられているとも言われていて、そんな彼女のイメージから「シスターキャラは人気薄」というレッテルを一部のアニメファンが貼っているようです。
しかし実際には特別不人気という訳ではなく(メインヒロインなのに1位じゃないというだけ)、同じ禁書のシスター、オルソラは人気キャラの1人なので、シスターが不人気属性ということはないと思われます。

ただ、新キャラの付け入る隙がないというほど層の厚い属性かというと、必ずしもそうとは言えません。
よってアイリスが新たな代表格となる可能性は十分あります!

まとめ

1話目から登場し、シンラとの接点もそこそこ多いためヒロインポジションに最も近いアイリスですが、意外と作中では中々掘り下げが行われないキャラで、それも彼女に何か裏があるのではないかと思われる一因になっています。
今後の描写次第では一気に化けそうな気がします。
アニメのシスターキャラは多いですが、かなり良いところまで行けるんじゃないでしょうか!

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