Web版も書籍版も面白い！

出典 : ©KADOKAWA CORPORATION 2019 : KADOKAWAオフィシャルサイト

実は、Web版と書籍版では大きな違いが存在します。

例としては、下記の2つの要素があります。

• Web版では時系列関係なく別視点のエピソードが描かれたが、書籍版では時系列が分かりやすいよう年表が用意されている
• 書籍版は物語の展開が大幅に改変（オリジナル展開）されている

他作品でWeb版と比べて物語の展開に大幅な改変がある作品は「オーバーロード」などが思い浮かびますが、本作もその例に漏れず、単行本一冊書き下ろしが常態化しています。

そして、もう1つの違いである別視点のエピソードの時系列。

Web版では叙述トリック的な面白さもあった要素ですが、書籍版では整理され、年表なども用意されていて非常に分かりやすくなっています。

特に勇者サイドと主人公サイドの時間軸の差異が書籍版では早々に発覚するので、人によっては残念に感じる点かもしれません。

しかし、それ以上に書籍版のオリジナル展開は文章量も面白さも秘めているので、まず無料で読めるWeb版を試し読みして、面白いようであれば書籍版を購入してみましょう。

小説家になろう作品は、Web版だけで満足してしまいそうになりがちな作品が多いですが、本作に関してはWeb版も書籍版も別々に楽しめるので、どちらも読むことをオススメします。

ついにアニメ化、這いまわる蜘蛛子

2018年7月10日、書籍版9巻の発売と同時にアニメ化企画が進行中であることが報告されました。

未だに企画進行中から新情報の発信はありませんが、現状分かっていることをまとめてみたいと思います。

• 蜘蛛子こと主人公「白」役に悠木碧さん！
• 蜘蛛子が動き回る！
• 勇者サイドも登場する！

はい、詳しい情報はまったく分かりません！

ですが、主人公役に「魔法少女まどか☆マギカ」や「幼女戦記」でお馴染みの「悠木碧」さんが演じられることが決まっています

そして、物語序盤の強敵、初めて主人公に絶対的な死の恐怖を与えた「地龍アラバ」のお姿もPVにありました。

現在、続編の製作が決定した「転生したらスライムだった件」が初めから2クール放送されたことを考えると、もしかしたら本作も同じ形で放送されるかもしれません。

そう考えると、お話がどこまでアニメになるのか予想出来ます。

おそらく書籍版で3～4巻までではないでしょうか。

内容的には、さきほど少し触れた序盤の天敵「地龍アラバ」との死闘～エルロー大迷宮脱出までといったところ。

人間界に初めて進出する蜘蛛子の活躍は続編で、というような形になるのではないかと予想します。

予想通り2クールだった場合は可能性大なので、みなさんソワソワしながら私と一緒に続報を待ちましょう。

今から楽しみです！

まとめ

今回は『蜘蛛ですが、なにか？』について、アニメ化情報などを交えながらまとめてみました。

作品の窓口もWeb版・書籍版・漫画版（これからアニメも）と広いので、興味が出た方は、是非とも読んでみて下さい。

オリハルコンハートを持つ蜘蛛子の活躍をみなさんも楽しみましょう！