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21

Mar

【ぼくたちは勉強ができない】武元うるかは褐色肌ヒロイン界期待の星

他のヒロインとの関係

出展 : Amazon.co.jp

うるかは社交的な性格なので、成幸以外のキャラとも積極的に仲良くなろうとします
その中でも特に、文乃に対しては恋愛相談をするくらい親密になります。

基本的には優しくて朗らか……だけどつい辛辣な正論を言ってしまう文乃と、細かいことは気にせず相手の良い所に目を向けるうるかは相性抜群。
初対面時から既に打ち解けており、その後も良好な関係を築いていきます。

そんな2人の大きな転機となったのは、3巻収録の問18「天才[x]たちはかくして勉強ができない」です。

この回は、成幸が友達から教育係をしている女子3人との仲を冷やかされ、以前に理珠と事故でキスしたことがあったため強く否定できず、「成幸は既にキス経験済み」と誤解されてしまい、そのことを偶然うるかが聞いてしまったため「成幸にいつのまにか恋人(キスする関係の相手)ができた」と勘違いしてしまう……というラブコメらしさ全開のすれ違いストーリー。
傷心し屋上で泣いていたうるかは、天体観測をしにやって来た文乃に「友達の話」としてこの一件を相談しますが、あまりにも説明が具体的なのと文系の天才少女である文乃の洞察力の高さから、すぐに成幸とうるかの話だとバレてしまいます。
その相談に対し、文乃は「キスの経験があるからといって現在進行形で恋人がいるとは限らない」と的確なアドバイスを送り、うるかを立ち直らせました。

以降、うるかは文乃に対し絶対の信頼を置くようになり、たびたび恋愛相談をするようになります。

理珠との関係は少々複雑です。
理珠も成幸に対し好意を抱いているものの、本人さえそれが恋心だと確信していないため、察しの良い文乃以外は誰もその事実を知りません。
そのため、本来ならうるかと理珠は成幸を巡る恋のライバルなのですが、お互いその意識は全くなく、ごく普通に友達として接しています

先輩の小美浪あすみ(こみなみ あすみ)には、塾に向いている教材のレクチャーを受けて以来尊敬の眼差しを向けており、大人の相談相手が欲しい時に連絡しているようです。
桐須真冬(きりす まふゆ)先生とは長らく接点がありませんでしたが、8巻収録の問63「その姿に想起するは[x]どもが夢のあとである」で真冬先生が体育教師から代理を頼まれた際にシャワー室で隣同士になり、大会に向けての心構えやプレッシャーへの対処法をレクチャーしてもらったことで尊敬の念を抱くようになりました。

社交的で気兼ねなく相談ができ、相手の尊敬できる所を素直に称賛する性格もあって、現在うるかは他のヒロイン全員と良好な関係を築いています

ヒロイン同士の繋がりは、ラブコメにおいて何気に重要なファクターです。
特にこの『ぼくたちは勉強ができない』のような、各ヒロインのメイン回でローテーションを組んでいるタイプのラブコメは、他のヒロインと近しい関係であればあるほどメイン回以外での登場機会が増えます

うるかはこの強みもあって出番が比較的多く、特に文乃回では存在感を発揮するシーンが幾つかあり、ファンを喜ばせています。

まとめ

水泳部ということもあって、本作で最も露出度が高いうるかはアニメ映えしそうなキャラですよね!
アニメ化の恩恵を最も受けるヒロインになるかもしれません。
褐色肌ヒロインの新星として、たくさんのアニメファンから愛されるキャラになりそうな気がします!

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