現実篇

【デザイン画公開！】
2月16日、現実篇 グレーテルとかぐや姫がゲーム内についに登場！

キャラクターデザイナーのジノ氏が制作した『現実篇 グレーテル』と『現実篇 かぐや姫』のデザイン画を公開！#シノアリス #現実篇 #グレーテル #内田真礼 #かぐや姫 #伊藤静 pic.twitter.com/7IvjXTQaiz

— SINoALICE -シノアリス- (@sinoalice_jp) February 15, 2018

ここでのグレーテルは引きこもりかつ配信者として描かれています。
とある理由でリアルでの人間関係を断ち切ったグレーテル。
それまでは普通にネットサーフィンをするぐらいでしたが、ある人気ゲーム実況者の動画を見てから同じように配信者になろうと躍起になります。

視聴者からコメントを得たり、視聴回数を得るために色々と試行錯誤をするグレーテル。
やがて、人気を得るために多重人格者のフリをするようになります。
多重人格者を演じたグレーテルは一気にネット上の人気者になりますが、「本当のグレーテルは引きこもりで、なおかつ多重人格者ではなかった」と掲示板に書き込まれ、大炎上してしまうのです。

住所、氏名、卒業アルバムなど全てをさらされてしまったグレーテル。
顔も見えない相手に誹謗中傷されつづけたグレーテルはやがて精神的に疲弊し、最期は動画配信をしながら死亡してしまいます。

グレーテルの性別は？実は男だった？

中性的な容姿で、低音ボイスなためゲームがリリースされてから「グレーテルは実は男なのではないか」と言われてきました。

物語を進めていくうちに、「グレーテル」は、グレーテルのフリをした「ヘンゼル」だということが判明しました。

本物のグレーテルは、兄のヘンゼルを病的なまでに愛しており、物理的に「食べてしまいたい」と言ってしまうほど異常な愛情を持っていました。
ヘンゼルも妹を愛していましたが、その重すぎる愛情を受け止めることが出来ず、魔女と共に竈の中にグレーテルを放り込み、殺害してしまうのです。

愛する妹を殺害したという凄惨な事実から逃れるために彼は「グレーテル」の人格を作り上げ、兄様を愛する「妹」へと変貌したのです。

衝動篇からすでに伏線ははられていましたが、まさか本当に男だとは思いませんでした。
あの鳥かごの中の生首こそ、本物のグレーテルだったようですね。

ただ、ストーリークリアで解放されるジョブストーリーでは、グレーテルを殺害した方法や両親からの扱いなどがメインストーリーと一部異なっています。

・グレーテル→衝動篇は竈で焼き殺され、ジョブストーリーでは自宅で殺害、または撲殺される
・ヘンゼルとグレーテルの両親→衝動篇では触れられていないが、ジョブストーリーでは兄妹を虐待、または育児放棄をしている

メインストーリーとジョブストーリーの内容が一部異なるのは、分岐点があるからだと思われます。

シノアリスの冒頭では以下のようなセリフが流れてきます。
「ここはライブラリ、見る者によってその形は変わり、ある者の目には漆黒の闇に、またある者には巨大な図書館に見える場所。」
「この世界の物語たちは絶えず複製されている」
「ある一点から分岐し、無限に広がる物語。」
と。

このことから、メインストーリーと一部異なるストーリーがあるのは、分岐点が表れたからと考えられます。
ヘンゼルがグレーテルを殺した描写が異なるのも、分岐点があったと考えれば納得がいきます。

まとめ

今回はグレーテルの正体や人物、声優についてまとめていきました。
シノアリスに登場するキャラたちの中でもかなり異色の存在であるグレーテル。
今後、彼はどのように活躍するのでしょうか？
新しいストーリーも順次追加されていきますので、情報が入り次第追記していきます。