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Nov

異世界転生・転移アニメ10選+α! 転スラ、このすば、リゼロなど話題のアニメが目白押し #転スラ #tensura #このすば #リゼロ #nogenora #オーバーロード #幼女戦記 #ドリフターズ #DOGDAYS #SAO

DOG DAYS

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2011年春に1期、2012年夏に2期、2015年冬に3期が放送された、草川啓造監督(1期)および西村純二監督(2期・3期)、セブン・アークス(3期はセブン・アークス・ピクチャーズ名義)制作によるアニメ。
原作担当の都築真紀さんをはじめとした『魔法少女リリカルなのはシリーズ』のメインスタッフが手がけたオリジナルアニメ作品です。

ケモノ耳および尻尾を持つ種族が暮らす異世界フロニャルドの一国・ビスコッティ共和国の行った「勇者召喚」によって召還された主人公シンク・イズミが、死傷者を出さないこの世界特有の戦争に挑み、国や周囲の人々を救う物語。
救国の英雄として召還されているので、ジャンルとしては「異世界転移(召還)」に分類されます。

一応戦争を扱ってはいるものの、『なのは』に代表される都築ワールド特有の優しくて温かみのあるほんわかした世界観は本作でも健在。
ヒロインも魅力的な娘が多く、3期まで作られたのも納得の作品です。

「なろう」ブームが訪れる前のアニメで、設定もどちらかというと1990年代~2000年代寄り。
そういう意味では、現在一般化されている異世界転生・転移アニメとは少し異なる作風と言えるでしょう。

ソードアート・オンライン

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2012年夏~秋に1期、2014年夏~秋に2期、2018年秋より3期「ソードアート・オンライン アリシゼーション」が放送された、伊藤智彦監督(1~2期)および小野学監督(3期)・A-1 Pictures制作によるアニメ。
原作は川原礫先生(著者)、abec先生(イラスト担当)が手がけ、電撃文庫より刊行されている同名のライトノベル作品です。
2017年には伊藤監督による「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」を公開し、大ヒットを記録。
スピンオフも複数展開しており、時雨沢恵一先生が手がける「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」は2018年春にテレビアニメも放送されました。

「ソードアート・オンライン」をはじめとしたVRMMORPGに挑む主人公・キリトとヒロインたちの物語。
ジャンルとしては本来「サイバーパンク」に分類されるゲームものですが、ゲーム世界に進入する「VRMMORPG」という設定を確立させたことから、異世界転移アニメに分類されることも多々あります。

そもそも本作のメガヒットにより小説家になろうが知れ渡り、「異なる世界で現実とは違う自分に生まれ変わって無双する」物語が一大ブームを巻き起こし「異世界転生・転移」といったジャンルが異世界ファンタジーから独立したと考えられるため、このSAOは異世界転生・転移アニメのターニングポイントであり、ブームの火付け役と言えます。

「異世界転生」が主流の理由は?

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異世界転生・転移というジャンルが普及したのは、小説家になろうのカテゴライズによる影響が大きいと思われます。
それまでにも主人公が異世界へ飛ばされる作品は多数存在していましたが、当時は「ファンタジー」もしくは「異世界ファンタジー」というもう少し大きな括りだったようです。

日本における異世界転生・転移アニメのパイオニアは『聖戦士ダンバイン』と言われています。
1983年に放送された富野由悠季総監督・日本サンライズ制作のロボットアニメです。
本編のテレビアニメは異世界転移(召還)でしたが、1988年発売のOVA『New Story of Aura Battler DUNBINE』では主人公が転生を果たしてます……が、転生は転生でも「元の世界で死亡して異世界に転移」といった流れではなく、700年後の世界に別人として転生しているので、厳密には異世界転生アニメと呼べるか微妙なところです。

1990年代も異世界ファンタジーは転移が圧倒的に多く、1994~1995年放送の『魔法騎士レイアース』、1995~1996年『神秘の世界エルハザード』『ふしぎ遊戯』、1996年『天空のエスカフローネ』といった有名作品は全て異世界転移アニメとなっています。
2000年代に関してもその流れは変わらず、異世界転移アニメの『ゼロの使い魔』が特に支持を集めました。

その後、『このすば』や『転スラ』など元の世界で死亡するなどして異世界で生まれ変わる作品も増えていきますが、全体数としては依然として召喚などの方法で異世界に転移する設定のアニメが多く見受けられます。
にも拘わらず、ジャンル名としては異世界転移や異世界召喚よりも「異世界転生」の方がメジャーな印象です。

これは、異世界転生・転移アニメに求めるモノの問題と思われます。

異世界転生・転移を題材とした作品を読んだり観たりする人の多くが「異世界で人生をやり直す主人公」という設定に惹かれていると推察されます。
つまり、元の自分が死亡していようがいまいが、このジャンルの主旨はあくまでも「生まれ変わり」であり、それならば転移や召還よりも「転生」の方が主旨を的確に表現していると言えます。
そのため、ジャンル名として「異世界転生」が最も多く使われ、広く知れ渡ったのではないでしょうか。

2019年以降に放送予定の異世界転生アニメ

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異世界転生・転移アニメは2019年以降も多くの注目作が放送を予定しています。

2019年冬には『盾の勇者の成り上がり』、同年春にはネット上で人気の「またオレ何かやっちゃいました?」の元ネタとして有名な『賢者の孫』がアニメ化。
その後も『蜘蛛ですが、なにか?』のアニメが控えています。
いずれも、なろう発の小説を原作としたアニメですね。

また、『このすば』『リゼロ』『オバロ』『幼女戦記』の異世界転生アニメ4作品のクロスオーバーぷちキャラアニメ『異世界かるてっと』も2019年春に放送予定。
異世界転生・転移アニメはこれからも盛り上がっていきそうです!

まとめ

『SAO』から端を発した大ブーム以降、毎クール必ずと言っていいほど放送されている定番ジャンルとなった異世界転生アニメですが、同時にあまり良くない意味での先入観や偏見を持たれがちなジャンルでもあります。
しかし今回挙げた作品は、決してブームに乗っかってアニメ化された作品ではなく、読者と視聴者を惹き付ける並外れた魅力をそれぞれ有している、とても力のあるアニメばかりです!
食わず嫌いしていた人もいるかと思いますが、この機会に一度触れてみては如何でしょうか。

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