芳佳、再び欧州へ ～ストライクウィッチーズ2～

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1期のラストから1年後、一度は沈静化したネウロイが再び猛威を振るい、人類は新たな危機を迎えていました。
501JFWから去り、扶桑に戻って実家の診療所を継ごうとしていた芳佳も再びストライカーユニットを装着し、欧州の地へと舞い戻ります。

基本的に第2期『ストライクウィッチーズ2』は1期と大きな違いはなく、再集結した501JFWとネウロイの戦いが描かれていて、メインキャラクターの変更もありません。
501に新加入するキャラもなく、安心・安定の続編です。

ただ、芳佳が初対面の501メンバーと親交を深めていく過程を描いた1期と比べ、2期では既に強固な絆が結ばれているので、ほのぼの要素が強めになっています。
また、1期以上に501の各メンバーを掘り下げていて、芳佳が主人公という点は変わらないものの、より「501」を主眼とした群像劇にシフトしています。
元々1期の時点でも各メンバーの個性や交友関係に関してはしっかり描かれていましたが、その部分が2期では更に強化された形です。

本作の最終話で芳佳は魔力を失ってしまい、ウィッチとして戦うことはできなくなります。
そのため、多くのファンがここで芳佳と501JFWの物語は幕を閉じると思ったのではないでしょうか。

それぞれの地、それぞれの戦い ～ストライクウィッチーズ O.V.A.～

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2014年～2015年に展開されたOVAシリーズで、芳佳が魔力を失い501JFWの解散が宣言されたアニメ2期最終回のその後を描いた作品群です。
正式タイトルは『ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow』で、全3巻がリリースされました。
501JFW解散後に各地へ散らばった501JFWのメンバーの様子を各巻ごとに異なる舞台で描いた、オムニバス形式の短編集のようなシリーズになっています。

1巻「サン・トロンの雷鳴」の舞台となるのはベルギカ王国のサン・トロン基地。
ミーナ、バルクホルン、エーリカのカールスラントトリオがメインキャラクターです。
2巻「エーゲ海の女神」はエーゲ海のデロス島を舞台にシャーリーとルッキーニの活躍が、3巻「アルンヘムの橋」ではガリア復興に奔走するペリーヌとリーネの様子がそれぞれ描かれています。

2012年に公開された『ストライクウィッチーズ劇場版』とは時系列が前後し、本OVAシリーズは劇場版より前のお話になっています。