
「少年ジャンプ+」で連載されている「SPY×FAMILY」。
アニメ化もされ人気に拍車がかかる作品です。
スパイであるロイドが任務遂行のために妻ヨルと、養子であるアーニャとで偽の家族を創り上げる。
実は、家族全員とある秘密を抱えているのに、仮初の家族として日々奮闘を繰り返すというホームコメディが本作品。
掲載しているジャンプ+では、閲覧数・コメント数・発行部数のどれもが最高記録を更新しているという話題作品です。
最近では、作品自体の面白さはもちろん、登場人物の一人であるアーニャのかわいらしさも人気の一つとなっています。
しかし、実はアーニャ以外にもかわいいキャラクターがいるのをご存じですか?
それが、ヨル・フォージャー。
アーニャだけではなく、ヨルも本当にかわいらしいキャラクターなので、彼女のかわいらしさや魅力についてここでは紹介していきたいと思います。
ヨル・フォージャーの基本情報
旧姓:ヨル・ブライア
誕生日:不明
年齢:27歳
好きな物:りんご
特技:掃除
苦手なこと:料理
職業:市役所の事務員・本業殺し屋
表向きは、市役所で事務員をしているヨル。
しかし、実は「いばら姫」と呼ばれている凄腕の殺し屋です。
幼い頃に両親を亡くしており、弟であるユーリを養うために殺し屋として子供の時から働いていました。
殺人術や身体能力が非常に高い人物です。
毒に対する耐性はありますが、一方でお酒にはとても弱い。
また、料理も苦手です。
一方で、殺し屋として片付けが得意なために、家事では掃除が得意です。
年齢、性別問わず誰に対しても敬語で話すのが特徴。
ロイドとの偽装結婚を決めたのは、弟であるユーリを安心させるためという人物です。
ヨル・フォージャーの魅力
基本情報を押えたところで、次はヨルという人物の魅力について深堀していきたいと思います。
・ギャップの塊
市役所で事務員をしているのに実は殺し屋というだけでギャップが十分あるヨルですが、彼女が持つギャップはそれだけではありません。
- 基本穏やかな性格なのに、酒癖が悪い
- 細身な女性なのに作中トップレベルの強さ
- 美女なのに変顔
- 掃除が得意なのに、料理はど下手
と、もうギャップの塊ですよね。
コミック3巻で致死量の毒を盛られてしまったヨルですが、死ぬどころか少し体がピリピリする程度の影響しか出ないという、毒に対する耐性は非常に高い彼女。
一方、コミック13話や35話、アニメ5話ではお酒にかなり飲まれてしまっている様子のヨルが描かれています。
彼女は少量のお酒で前後不覚になるほどお酒に弱いのです。
致死量の毒は平気で少量のお酒に弱いというすごいギャップがあるのですが、お酒に酔ったヨルはまたいつもの素面の様子と全然違い少しふにゃふにゃしていてかわいいのです。
ですが、暴力的にもなるので、ロイド曰くヨルにはお酒を飲ませてはいけないというのが鉄則のようです。
また、お酒に酔ってロイドを蹴り飛ばすなど力があるヨルですが、彼女の強さはお酒の力を借りなくても十分作中でトップレベルを誇ります。
特に彼女の殺し屋としての強さがよくわかるのが52~54話での多数の殺し屋と対峙するシーン。
耐格差や性別など物ともせずに多くの殺し屋を始末していました。
殺し屋としての力量だけではなく、基本的に彼女の身体能力は非常に高いのもまたギャップがすごいところ。
細身の美人からは想像できませんが、コミックス10巻でバレーをしている姿は、他のチームメンバーもドン引きするほどのもの。
ジャンプ力、俊敏さ、反射神経なども誰よりも優れいているといるのですが、全く容姿からはその本領を読めないのもまたヨルの魅力です。
その他、ヨルは自覚はないのですがとても整った顔立ちをしています。
ですが、アーニャとはぐれてしまったりアーニャを守るためにその表情をとても崩してくる美女。
そんな顔できるんだというくらいの変顔もまた彼女のかわいらしさ。
最後に、彼女の持つギャップというのが、料理が下手すぎるということ。
下手すぎてロイドもアーニャも彼女の手料理には見て見ぬふりをするほどです。
一方、姉である彼女を溺愛しているユーリはどんなにまずくても体調を崩してまで食べ続けるという猛者ですが……。
ユーリ以外には嫌煙されてしまう彼女の料理。
しかし、その料理下手でロイドに嫌われてしまうからと同僚であるカミラに料理を習いに行くお話では、ヨルの健気さがとても現れていてすごくかわいらしいお話でした。
と、一人でかなりのギャップを抱えているヨルがかわいくないワケないですよね。
・いい意味で世間知らず
殺し屋の世界で幼い頃から育ってきたためか、全肯定な弟がいるためか、彼女は少し世間知らずです。
ですが、この世間知らずはマイナス面には働かずプラス要素でヨルのかわいらしさにつながっています。
市役所の同僚から嫌味を言われても気が付かない、整った顔立ちなのに自分自身で美人であることを認識していないなど、わかりやすく世間知らずなヨル。
ですが、コミックス10巻では世の中の人が「普通」としているものが何かを探すヨルの姿がとてもかわいく描かれています。
ヨルが普通を探してとある1日を過ごすのですが、普通にしようと思えば思うほど少しずつ普通からズレて行ってしまう。
しかし、真面目な彼女はそのズレを懸命に修正しようとする。
その姿は健気そのもの。
可愛らしいんです。
アーニャの子どもらしい世間知らずとはまた違って、大人だけどあまり色々知らずに大人になってしまったというのがヨルの姿。
ひねくれているわけではなく、ただ純粋にまじめで真っ直ぐ。
だけど普通とは少しズレている、そこがまたヨルのかわいらしさになっているように感じます。
・髪型
腰まであるロングヘア―がヨルの髪型。
家族で過ごしているときなどは、髪の毛を卸してヘアバンドをしている姿がよう見られます。
しかし、外出や市役所・殺し屋としてのお仕事中では少し変わったツインテールをしているヨル。
(ちょっと複雑なツインテール姿ですが、その全容はコミックの3巻で明かされているので、気になった方はぜひ読んでみてください。)
この髪型もまたヨルのかわいらしさを引き立たせています。
市役所と殺し屋とでは、ヘアバンドが少し違っているのもまたおしゃれというか女性らしい一面。
一方で驚いたりするときは、ツインテールでその驚きなども表現しており、その姿がとてもかわいらしいのです。
ツインテールと言えば、人気の髪型ですが、ツインテールキャラとしても十分かわいらしい姿を見せてくれるヨルです。
・ロイドとの関係性
ロイドは任務のために、妻を探していた。
ヨルは弟を安心させるために、結婚相手を探していた。
お互いスパイや殺し屋という本業を隠しているために、ちょうどいい相手を探したときに、利害の一致で結婚した2人。
偽装結婚ではありますが、とても夫婦らしい2人です。
恋愛感情など明確にはまだ描かれていませんが、お互いがお互いに対して好意を抱いている様子がちょこちょこ描かれています。
特に、フィオナが登場したときには、ヨルの暴走ともとれる姿がとてもかわいらしい。
焼きもちを焼くは、落ち着かないわ、お酒の力を借りてでしかフィオナとロイドの関係に関する不満をぶち負けられないなど可愛さ満載。
また、ユーリが初めてロイドと対面したときに偽装結婚がバレそうになった際も、お酒の力を借りてキスをしようとするなど、基本ロイドに対して自分の気持ちを正直に伝えようとするときにはお酒の力を借りないと難しいのがヨルのかわいらしさ。
偽装結婚ではあるから、お互い線を引いた関係でスタートした2人ですが、そんなことは微塵も感じずむしろかなりいい関係に見える2人。
ヨルもロイドも仕事一筋で生きてきたような感じですので、恋愛に対してはあまり経験がなさそう。
そんな初々しさあふれるヨルの姿が見れるロイドとの関係もかわいいところです。
まとめ
ヨルについてまとめてみました。
アーニャも十分かわいいのですが、ヨルもまたアーニャにはないかわいらしさを持っているキャラクター。
彼女の魅力に注目して「SPY×FAMILY」を楽しんでみてください。