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17

Jul

10周年を迎えた大人気アニメ!【あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。】大人気な理由や魅力について解説!

出典:Amazon.co.jp

10年経っても魅力的な理由とは?

2011年にTVアニメ放送された『あの花』ですが、10年経った今でも多くのファンに愛され続けています。一体なぜ、10年経っても魅力的なのでしょうか。徹底的に考察していきます。

10年経っても色褪せないストーリー

※ネタバレ注意
『あの花』といえば、とても泣ける感動的なストーリーが見どころです。昔から幼なじみだった「超平和バスターズ」の少年少女たちのひと夏のファンタジーな物語となっています。小学生の時に不慮の事故で亡くなってしまった”めんま”。めんまの死をきっかけに幼なじみたちは疎遠になっていました。

しかしある日、高校生となった主人公の”じんたん”の元に小学生の頃のままの姿をしためんまが現れるのです。そしてめんまは「お願いを叶えてほしい」とじんたんにお願いをします。そのめんまの願いがきっかけとなり、幼なじみたちが集まっていくのです。

ストーリーが進むにつれ、それぞれの登場人物のめんまに対する気持ちが溢れ出して、最終回になると涙が止まりません。終始アンハッピーで切ない展開が続きますが、それが逆にファンタジーを演出、感動的なラストに繋がるのです。

多くのアニメファンの方々が、この秀逸なストーリーに心打たれ、現在でも人気になっているのだと思われます。

EDの感動ソング

感動的なストーリーだけではなく、感動的な音楽も話題になりました。『あの花』のED曲でもある『secret base 〜君がくれたもの〜(10years after Ver.)』です。元々は『負けないで』や『揺れる想い』で有名なZONEが2001年に発表した曲ですが、ちょうど10年後のこのタイミングで『あの花』がカバーしました。

このコラボは、ZONEのレーベルがソニー・ミュージックレコーズで、ソニーミュージックの子会社でもあるアニプレックスの協力があって実現されます。『あの花』に登場するめんま(CV.茅野愛衣)・あなる(CV.戸松遥)・つるこ(CV.早見沙織)によってカバーされているだけではなく、当時は「ハチ」名義だった米津玄師などが編曲に携わっています。

不思議なことに歌詞も放送のタイミングも『あの花』にピッタリすぎるということでED曲に採用されたとのことです。聴くだけで泣ける曲に仕上がっていますが、作中で曲を流すタイミングも秀逸で「そんなのズルい!」と多くのファンが涙したことでしょう。

秩父での聖地巡礼

『あの花』は埼玉県の秩父市が舞台となっています。『あの花』のキービジュアルになっている秩父橋、『劇場版あの花』のキービジュアルになっている秩父橋近くの階段、作中に何度も登場した定林寺、そして「超平和バスターズ」の秘密基地までもが現実に存在しています。

放送当時は多くのアニメファンが訪れていたそうです。元々、秩父は観光スポットだったこともあり、『あの花』にも秩父市にも相乗効果があったのだと思われます。10年経った今でも、『あの花』の聖地巡礼をするファンの方々が多くいるそうです。

超平和バスターズの新作が続々と登場

作中でも登場する「超平和バスターズ」ですが、監督を務めた長井龍雪、脚本を担当した岡田麿里、キャラクターデザインを手掛けた田中将賀の3人によって、クリエイター陣でも「超平和バスターズ」ができました。

元々は2008年に放送された『とらドラ!』で出会った3人でしたが、『あの花』をきっかけに続々と作品を制作するようになります。

心が叫びたがってるんだ。
2015年に公開された『心が叫びたがってるんだ。』、通称『ここさけ』です。A-1 Picturesによって制作されています。『あの花』同様に感動的なストーリーに仕上がっていて、秩父市が舞台となっています。

『とらドラ!』や『あの花』との最大の違いはキャラクターデザインです。今までは比較的カラフルな髪色をしていましたが、『ここさけ』に登場するキャラクターの髪色は全員黒色です。通常、アニメではキャラクターの個性を表現する際に派手な髪色を用いることが多いのですが、『ここさけ』はとにかくリアルを追求しているのです。

空の青さを知る人よ
2019年に公開された『空の青さを知る人よ』、通称『空青』です。『あの花』『ここさけ』とは異なり、アニメ制作会社がCloverWorksに変更されていますが、アニプレックスの子会社であることは変わりないため、ほとんど違いはありません。

また、『君の名は。』でプロデューサーを担当した川村元気が『空青』のプロデューサーを担当していることも話題になりました。前2作同様に、秩父市が舞台となっており感動的なストーリーが魅力となっています。そして前2作との最大の違いとしては、キャスト陣が挙げられます。

今までは声優を中心に起用していましたが、『空青』では芸能人を中心に起用しています。また、全主題歌にあいみょんが担当していたことも話題になりました。

続編が制作される度にあの花が再浮上
これら2作品が上映されると、決まって『あの花』も取り上げられ、TVでの再放送や動画配信サイトの期間限定の見放題が実施されました。『ここさけ』や『空青』以外にも『あの花』の劇場版や実写版も制作されているので、10年通して常に『あの花』は話題になっていたように思えます。

これが10年経っても色褪せない理由の一つといっても過言ではありません。

出典:Amazon.co.jp

『あの花』は現在再放送中!

TVシリーズから10周年記念ということで、7月17日からBS11の土曜24時30分の枠でTVアニメが再放送されます。また、6月27日には『あの花』を振り返る同窓会形式の特番も放送され、現在、YouTubeのアニプレックス公式チャンネルにて未放送映像が公開されています。

そして8月28日には10周年記念イベントも開催されるそうです。これを機に、『あの花』を視聴済みの人も未視聴の人も、『あの花』の世界に浸ってみてはどうでしょうか。

まとめ

それでは本記事をまとめていきます。『あの花』は10年経っても色褪せない感動的なストーリーと楽曲で話題になった超有名作秩父での聖地巡礼も話題になった「超平和バスターズ」による続編制作で『あの花』も話題に10周年記念で『あの花』は現在再放送中!

10年経ってもこれだけ話題になる作品なので、もしかしたら続編が制作される可能性もありますし、定期的にイベントが開催される作品になっていくでしょう。「超平和バスターズ」も健在なので、これからも続々とアニメ制作されていくことは間違いありません。『あの花』はまだまだ止まりません!

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