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Sep

【四月は君の嘘】キャラクター別名言・格言徹底解説!!


引用:animatetimes.com
『四月は君の嘘』は2011年5月号から2015年3月号まで『月刊少年マガジン』にて連載された大人気漫画です。単行本は全11巻でシリーズ累計発行部数は500万部を突破しました。また、2012年マンガ大賞にノミネートして、2013年には講談社漫画賞少年部門を受賞し2016年には実写映画化もされています。
今回はそんな四月は君の嘘の名言・格言について紹介していきます。

自分の人生をカラフルにする有馬公生の名言


引用:meigenkakugen.net

音楽はこんなにも、血が沸るものだったんだ

出典:漫画『四月は君の嘘』4巻15話「共鳴」より
有馬が常にライバル視されてきた相座武士と井川絵見の演奏を2年ぶりに聴いてドキドキしながら発した名言です。
今まで有馬にはライバルと呼べる人がいませんでした。周りからは母親の操り人形と罵られるほど完璧なピアノを弾いて、常にコンクールは1位だったからです
しかし、有馬がピアノを弾かない間にもライバル視していた相座と井川は成長していき、音楽の深みが増し有馬に影響を与えました。
有馬にとってライバルと思える人達に気付いた瞬間を表した名言です

僕は たった一人でいいや 君だけでいいや

出典:漫画『四月は君の嘘』5巻18話「君といた景色」より
誰のためにピアノを演奏しているのかを理解したときに心の中で発した名言です
有馬はコンクールに出場しますが、途中で演奏を中断してしまい失格となってしまいます。それでも宮園かをりを思い出して、自分の演奏を再開させるのです。
有馬はもともと何のためにピアノを演奏するのかわからずにいました。その中で、過去の苦い記憶を思い出して一度は演奏を中断してしまいますが、宮園かをりに想いを届けたい一心で再び弾き始めます。
結果は演奏を中断したため失格でしたが、友人、審査員、観客、ライバルたちすべての人たちを魅了する演奏をした場面です。
僕は たった一人でいいや 君だけでいいや」という名言からもわかる有馬のかをりに対する想いのこもった演奏がすべての観客を魅了したのではないでしょうか。

引用:pinimg.com

暗い海の底にも光は射すのかもしれない

出典:漫画『四月は君の嘘』6巻22話「トゥインクル リトルスター」より
プールの中で溺れながらも自分が成長するかもしれないと考えている時に発した名言です。
有馬はピアノを止めてから初めてコンクールに出場したものの、演奏中に音が聞こえなくなってしまう症状は改善されていませんでした
椿、渡、かをりたちと学校のプール際で花火をしていた際に、不注意でプールに落ちてしまいます。そこで水底に光が差し込む姿を見て、今いる暗闇から脱することができるかもしれないと実感する名言です。

音楽は言葉を超えるのかもしれない

出典:漫画『四月は君の嘘』9巻33話「トワイライト」より
有馬が相座凪に対して発した名言です。
かをりが入院することになってピアノの練習に身が入らない有馬を心配して追いかけた凪との対話の場面。
有馬は「たくさんの人と音を共有できた時 たくさんの人に音が届いた時 心を重ねた時 音楽は言葉を超えるのかもしれない」と言います。これは有馬がかをりと出会い、カラフルに色づいた日常を体験したからこそ出てきた言葉です。
そこで見つけた誰かのために演奏することの大切さを実感し、音楽の凄さを表した場面なのではないでしょうか。

僕らは誰かと出会った瞬間から 一人ではいられないんだ

出典:漫画『四月は君の嘘』11巻43話「バラード」より
高校進学がかかった冬のコンクールでみんなのことを考えながらピアノを弾いた時に心中で発した名言です。
大事なコンクール前にかをりが集中治療室に行き、有馬はピアノを弾く状態ではありませんでした。そこで、かをりに元気付けられてなんとか舞台に立ちます
椿が会場でくしゃみをしたことで、みんなが自分の演奏を見ている事に気づきました。そして自分は周りの人に支えられながらこの舞台に立てていることを実感し演奏を始めます。
ここでは自分の人生に関わった人や豊かにしてくれた人に応えるためにピアニストとして演奏することを決意し演奏する場面です。
そんな決意を表した時に心に発した名言で、たくさんの人を想いながら演奏したピアノは観客を感動させました。

自分らしい人生を全うした宮園かをりの名言


引用:manga-anime.tobemine261.com

聴いてくれた人が私を…忘れないように、その人の心にずっと住めるように

出典:漫画『四月は君の嘘』1巻4話「カラフル」より
有馬がピアノ伴奏から逃げ回っている時にかをり自身がどうしてヴァイオリンを弾くのかを語った名言です。
有馬を自分の伴奏者にしたいという理由から出てきた言葉ではありますが、自分の死を受け入れてヴァイオリニストとしての生き様を語った場面でもあります。そのため、この場面では普段笑顔を絶やさないかをりが涙を流しながら有馬に伴奏を頼むのです。
物語の冒頭だったためなぜそこまでして頼むのかはわからない方も多かったのではないでしょうか。
しかし最後まで読んでもう一度この場面をみると、かをりの死ぬまでにやりたいことをやるといった意志を感じ取ることが出来る場面なのです。

君は君だよ “君らしく”なんてあいまいなものじゃない。何やったって変わったってカンケーない。君はどうせ君だよ

出典:漫画『四月は君の嘘』3巻11話「カゲささやく」より
有馬が飼っていた猫に手をひっかかれて母親が次の日にその猫を捨てたことを思い出して自分を見失いかけている時にかをりがかけた名言です。
母親の操り人形と周りからは言われ、幼いころから自分のことがわからなかった有馬は、母がいなくなってもなおその呪縛から逃れずにいました
かをりはそんな有馬に対して、自分たちはバッハやショパンではないため、真似することに限界があると言います。そして「君の人生でありったけの君で真摯に弾けばいいんだよ」と伝えるのです。
有馬公生は自分らしくピアノに向き合い、自分なりに演奏をすることの大切さを教えてくれるかをりの名言です。

引用:muutan.work

届くかな、届くといいな、有馬公生君、君が好きです。

出典:漫画『四月は君の嘘』11巻最終話「春風」より
有馬の高校進学がかかった冬のコンクール後、かをりからの手紙をもらい今までの真実を手紙で綴られた名言です。
冬のコンクール後かをりは亡くなり、かをりの両親から手紙を受け取ります。そこにはなぜヴァイオリニストになったのか本当は誰が好きだったのかなどが語られていました。
なぜヴァイオリニストを目指すようになったのかと言うと、有馬の初めての講演会に感動をしたからです。そして有馬公生にピアノを弾いてもらいたいと思い、習っていたピアノを止めてヴァイオリニストを目指すようになったのです。
また、かをりが本当に好きだった人は有馬公生でした
かをりは物語の冒頭で渡のことが好きと言っていましたが、実は有馬に近づくための嘘だったのです。このようにこの手紙には、かをりが今まで面と向かって言うことが出来なかった真実の告白が綴られています。
そして手紙の最後に「届くかな、届くといいな、有馬公生君、君が好きです。」と有馬に正直な気持ちを伝える名言です。

チャラ男のようで友達想いの渡亮太の名言


引用:yimg.jp

スーパースターに挫折はつきものさ 逆境でこそそいつが本物かどうか分かる

出典:漫画『四月は君の嘘』5巻17話「墜ちる」より
毎報音楽コンクールで有馬が演奏している途中に音楽が聞こえなくなり、渡の言葉を思い出した時の名言です。
渡がサッカーの大会で敗れた時、有馬が「スーパースターに挫折につきものだよ」と励ましましたが、渡は「お前にぴったりだな」と言います。
続けて「スーパースターに挫折はつきものさ 逆境でこそそいつが本物かどうか分かる。だってよ、星は夜輝くんだぜ」と伝えて、逆にどん底にいる親友の有馬を励ますのです。音が聞こえなくなった有馬がピアニストとしての逆境を乗り越えて星のように輝けることを伝えている場面でした。
この後、有馬は演奏を中断してしまいますが、今までない演奏をして、見事コンクールを乗り越えることが出来るのです。
自分が落ち込んでいる時にもかかわらず、親友を励ます名言です。

好きな人を想い続ける澤部椿の名言


引用:meigenkakugen.net

背後霊みたくずーっとずーっとそばにいてやるんだからな!!

出典:漫画『四月は君の嘘』11巻最終話「春風」より
有馬の好きな人である宮園かをりが亡くなって、有馬が落ち込んでいる時に椿が発した名言です。
幼いころから椿は有馬の隣にいました。本人は気づいていませんでしたが、ずっと有馬のことが好きだったのです。
かをりのことが好きだった有馬に対してずっとモヤモヤした気持ちを持っていました。しかし、好きな人を失った有馬を励ましながらの椿なりの告白をようやくします。
今後有馬と椿の進路は違えど、一生寄り添って生きていくことを思わせるような名言です。

まとめ

四月は君の嘘の名言・格言について紹介してきました。
全11巻ということもあり、一つ一つの言葉に大きな意味がある作品なのではないでしょうか。
そのため、1度読んだ方も読んだ回数が増えるにつれて違った見方が出来るような内容の深い作品ですので、是非回数を重ねて読んでみてください。

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