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Sep

漫画家ランキングTOP40を発表! 巨匠、天才、鬼才が揃い踏み

出典 : Amazon.co.jp

【2024年9月10日更新】

歴代の漫画家の中から、特に優れた実績を確立してきた方々をピックアップし、TOP40のランキングを作成!
数々の作品でアニメ化を果たした多才な方から、1つのジャンル、1つの作品を突き詰めた一点突破型の方まで、錚々たる顔ぶれになっています!

順位

40位:吾峠呼世晴
39位:高橋和希
38位:小畑健
37位:田村由美
36位:古谷実
35位:松井優征
34位:車田正美
33位:岩明均
32位:矢沢あい
31位:かわぐちかいじ

30位:諫山創
29位:岸本斉史
28位:CLAMP
27位:藤田和日郎
26位:北条司
25位:武内直子
24位:荒川弘
23位:水島新司
22位:さいとう・たかを
21位:松本零士

20位:秋本治
19位:さくらももこ
18位:水木しげる
17位:荒木飛呂彦
16位:原哲夫
15位:横山光輝
14位:ちばてつや
13位:浦沢直樹
12位:尾田栄一郎
11位:富樫義博

10位:井上雄彦
09位:赤塚不二夫
08位:永井豪
07位:石ノ森章太郎
06位:青山剛昌
05位:高橋留美子
04位:あだち充
03位:鳥山明
02位:藤子不二雄
01位:手塚治虫

40位:吾峠呼世晴


(画像引用 : Amazon)

連載作品は僅か1作ですが、その1作で漫画界およびアニメ界に大きな影響を与えたのが吾峠呼世晴先生です。

少年ジャンプNEXT!!2014vol.2に掲載された読切作品『文殊史郎兄弟』で商業デビューを果たし、同年には週刊少年ジャンプにも読切が掲載されます。
しかしその後は苦戦が続き中々ネームが通らず、編集会議でも連載を勝ち取るには至りませんでした。

そんな悪戦苦闘の中で生み出されたのが『鬼滅の刃』です。
ダークファンタジー自体は既にジャンプでも幾つか連載されていましたが、本作は絵も世界観も他のジャンプ作品とは雰囲気が異なり、その個性が人気を博し2019年にテレビアニメ化。
このアニメをきっかけに爆発的な売上となり、最終的には全23巻で累計発行部数1億5000万部に達しました。

本作の成功以降ジャンプではダークファンタジー作品が増え、アニメ映画も興行収入100億超えが何作も生まれました。

・主な作品

鬼滅の刃(2016-2020)

39位:高橋和希


(画像引用 : Amazon)

漫画作品の商業的な成功と言えば単行本の発行部数、アニメのヒットが大半を占めますが、この高橋和希先生が手掛けた『遊☆戯☆王』はゲーム業界に多大な影響を与えました。

元々はゲーム会社で商業デザインの仕事をしており、漫画家デビューは1981年とかなり早く、当時はジャンプではなく週刊少年サンデーで入賞していました。
そして1986年に週刊少年マガジンで連載デビュー。
誰もが知る『遊戯王』の連載開始は1996年なので、かなりの遅咲きと言えます。

本作は漫画・アニメとしても大ヒットしましたが、それ以上に作中に登場したトレーディングカードゲーム「マジック&ウィザーズ」が大反響を呼び、TCGブームを巻き起こしました。
更にこのゲームをモチーフにした「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」は爆発的ヒットを記録。
ギネス・ワールド・レコーズにて「世界で最も販売枚数の多いトレーディングカードゲーム」として認定されました。

残念ながら高橋先生は2022年に逝去してしまいましたが、これらの作品は永遠に世界の人々を楽しませる事でしょう。

・主な作品
遊☆戯☆王(1996-2004)

38位:古谷実


(画像引用 : Amazon)

1990年代、ヤングマガジンに突如として現れた絵の拙いギャグ漫画。
しかしこれがとてつもなく面白い。
それが『行け!稲中卓球部』でした。

古谷実先生にとってデビュー作だった本作は、ギャグ漫画の新たな金字塔を打ち立て爆発的ヒットを記録。
それまで世に出ていたギャグ漫画を全て過去のものとした、と言っても過言ではありません。

その後、『僕といっしょ』『グリーンヒル』とギャグメインでありながら切なさや無常を感じさせる作風にシフトし、4作目『ヒミズ』でまさかのサスペンスホラー作家へ転身。
以降は暫くその作風で短期連載を続け、当初はその余りの作風の違いにファンからも戸惑われていたものの、次第に評価されメディアミックスも果たすようになりました。

・主な作品
行け!稲中卓球部(1993-1996)
僕といっしょ(1997-1998)
ヒミズ(2001-2002)

37位:田村由美


(画像引用 : Amazon)

少女漫画界で最も息の長い漫画家はこの方でしょう。
1983年にデビューし、1987~1990年にローラースケート少女によるアクション漫画『巴がゆく!』でOVA化。
その連載終了直後に開始した『BASARA』、更に『7SEEDS』が共に大ヒットを記録し、更に2018年から連載している『ミステリと言う勿れ』が自身最高のヒットを記録しています。

この方の特徴はなんといっても少女漫画では異例のジャンルを書き続け、それを立て続けにヒットさせている事。
人間の強さと脆さを描いている点は今も昔も変わらず、長年にわたって多くの読者の心を鷲掴みにしています。

・主な作品
BASARA(1990-1998)
7SEEDS(2001-2017)
ミステリと言う勿れ(2018-)

36位:小畑健


(画像引用 : Amazon)

『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』『バクマン。』の作画を行い、3作品もの大ヒット作を生み出した漫画家ですね。
特に『DEATH NOTE』は、週刊少年ジャンプの作品としては異例のダークヒーロー&サスペンスというジャンルながら、社会現象を巻き起こすほどの話題作となりました。
元々はストーリー考案も自身で行っていましたが、2作目からは原作者を別に立てるようになり、以降はそのスタイルで連載を行っています。

・主な作品
ヒカルの碁(1999-2003)
DEATH NOTE(2003-2006)
バクマン。(2008-2012)

35位:松井優征


(画像引用 : Amazon)

「こうすればヒットする」と論理的に説明できる漫画家は滅多にいませんが、この松井優征先生はその数少ない1人です。

2005年に『魔人探偵脳噛ネウロ』で連載デビューを果たすと、その大胆で荒唐無稽な作風でジャンプの中でも異彩を放ちアニメ化を達成。
更に次回作の『暗殺教室』は斬新な設定と王道のストーリー、キャラクターで多くの読者を魅了し、1巻が半年で100万部を突破する異例の大ヒットとなりました。

この『暗殺教室』の連載終了後、松井先生は至る所で商業作品として成功する秘訣、失敗しない為の教訓などを語っており、非常に理路整然とした解説が話題を呼びました。
そして現在連載中の『逃げ上手の若君』でもアニメ化を果たし、見事ヒット率100%を継続中です。

・主な作品
魔人探偵脳噛ネウロ(2005-2009)
暗殺教室(2012-2016)
逃げ上手の若君(2021-)

34位:車田正美


(画像引用 : Amazon)

1968年に創刊された週刊少年ジャンプからはこれまで何人もの偉大な漫画家が生まれましたが、そのジャンプに大きな改革をもたらした1人がこの車田正美先生です。

1976年より連載が始まった『リングにかけろ』は貧しい家庭に育った少年が世界チャンピオンを目指すスポ根漫画で、それまでの連載作品を踏襲した内容でしたが、そこから必殺技を駆使した超人的な戦いへと路線変更。
これが大成功し、本作は爆発的なヒットとなっただけでなく女性の読者も多く取り込みました。

この「路線変更によるヒット」「イケメンを多く出し女性に受ける」という要素はその後のジャンプに脈々と受け継がれ、自身も『聖闘士星矢』で爆発的なヒットを記録しました。

・主な作品

リングにかけろ(1976-1981)
聖闘士星矢(1985-1990)
聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話(2006-2024)

33位:岩明均


(画像引用 : Amazon)

「10巻以内で読める漫画で面白い作品は?」というお題で大抵最初に名前が挙がる『寄生獣』。
その作者が岩明均先生です。
『寄生獣』はその壮大なテーマを最短距離で駆け抜けるような無駄のないストーリーと見やすい絵柄で描ききり、またタイトルの意外性も相まって世代を超えた名作となりました。

その岩明先生が現在連載している『ヒストリエ』も非常に評価が高い作品ですが、史実を題材とした作品で終わりは程遠く、現在60代半ばの岩明先生がこれを完結まで描くのは不可能とファンの間では囁かれていました。
そして2024年、12巻が発売された際に原稿の描き貯めと効率アップのため長期休載を発表。
どのような形で本作が締め括られるのか、今後も目が離せません。

・主な作品
寄生獣(1988-1995)
七夕の国(1996-1999)
ヒストリエ(2003-)

32位:矢沢あい


(画像引用 : Amazon)

最も多くのティーンに大きな影響を与えた漫画家と言えば、この矢沢あい先生でしょう。
1991年より連載を開始した『天使なんかじゃない』が好評を博し、その後『ご近所物語』『NANA -ナナ-』と立て続けにヒットを連発。
特に『NANA』は絶大な人気を誇り、矢沢先生カリスマ的な存在となりました。

しかし体調不良のため連載が滞り、2009年より長期休載となりました。
その後、展覧会「ALL TIME BEST 矢沢あい展」でのコメント等で引退していない事は明言されていますが、連載再開および完全復活は実現していません。

・主な作品
天使なんかじゃない(1991-1994)
ご近所物語(1995-1997)
NANA(2000-)

31位:かわぐちかいじ


(画像引用 : Amazon)

デビュー時から青年漫画を描き続け、数多くのヒット作を生み出している漫画家です。
『沈黙の艦隊』でブレイクして以降は長期連載を手掛ける印象が強いですが、その前は1971~1988年にかけて膨大な数の作品を残しています。
そしてブレイク後も実は数多くの漫画を手掛けており、イメージに反してかなりの多作を誇っています。

・主な作品

沈黙の艦隊(1988-1996)
ジパング(2000-2009)
太陽の黙示録(2002-2010)
空母いぶき(2014-)

コメント

  1. ぽにょ より:

    20位:松本零士
    19位:さくらももこ
    18位:水島新司
    17位:水木しげる
    16位:荒木飛呂彦
    15位:秋本治
    14位:石ノ森章太郎
    13位:横山光輝
    08位:赤塚不二夫
    07位:永井豪
    ここら辺が4位のあだち充より下だとは、どの側面から見てもありえんと思う。

  2. まんが より:

    藤子・F・不二雄が漫画家としては1番天才だと思う
    組み立てる
    コマに収める
    まとめる
    この3つがとても高い次元で実現している作品こそ彼の天才であるところ。ドラえもんなんて今読み返しても単純明快だけど笑えるしニヤニヤする。

  3. f より:

    あだち充…

  4. ts より:

    ランキングを付けるのも難しいのに、このランキングは凄すぎる。あだち充先生の評価も妥当だと思う。

  5. M より:

    鳥山と大友、どちらを上にするかでその人の好みが分かるんだけど、大友がまさかのランキング外で笑った。
    あと藤子不二雄はAとFを分けないとダメだろ。
    Fは天才だけどAは普通の漫画家。

  6. 吉岡まさひと より:

    ヘソで茶が沸くド素人どもの漫画家ランキングだな。
    プロ、それも真に才能ある玄人なら多分以下のベスト10になりそうなんだが・・・個人的な漫画家ベスト10。

    10位 山口貴由
    9位 水島新司
    8位 宮崎駿
    7位 高橋葉介
    6位 荒木飛呂彦
    5位 原哲夫
    4位 手塚治虫
    3位 永井豪
    2位 水木しげる
    1位 望月三起也

    因みに和製ウォルト・ディズニーたる鳥山明を敢えてランキングさせてないのは、あの人は漫画家ってかデザイナー寄りの人なんで悪しからず。

  7. mm より:

    ランキング内の順位うんぬんはともかく、ここにちばてつや先生が入っていないのはどうでしょう?
    ヒット作も
    ハリスの旋風
    あしたのジョー
    俺は鉄平
    のたり松太郎
    あした天気になあれ
    など多数ありますし、社会現象にもなったあしたのジョーなど、功績も申し分無いと思いますが。

  8. さもじろう より:

    吾妻ひでお の名前が無いとは…

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