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Sep
【終わりのセラフ】柊シノアについて考察!四鎌童子との関係は?【ネタバレ考察】
柊シノアに対する四鎌童子の目的
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柊シノアの装備している四鎌童子ですが、実は1つの目的があります。
四鎌童子は、柊シノアの身体を乗っ取ろうとしているのです。
シノアは四鎌童子から「柊家はじまっての逸材」とまで言われています。
他の人間を乗っ取る価値がないとまで言わせるほどに特別で執着する存在のようです。
どうしてシノアがそこまで重要なのか、何が逸材なのか、ということは明らかになっていません。
しかし18巻では、その目的に一気に近づきました。
優一郎・阿修羅丸は四鎌童子と戦ったものの、圧倒的な力の前に歯が立ちません。
隙をつかれ殺されかけてしまいましたが、シノアが自らを犠牲にして守ったのです。
これで、シノアは大ダメージを負うことに。
ダメージを与えた四鎌童子はそのままシノアへ取り入ることに成功し、吸血鬼化が進行し始めました。
四鎌童子が柊シノアという存在を取り込んだことは非常に大きな意味を持っているようで、世界中の吸血鬼たちが「真祖」が復活したことを察知しています。
シノアを取り込んだその先の目的はまだ明らかにはなっていません。
しかし、四鎌童子は「終わりのセラフ」を平然と静止させるほどに強大な力を持つ存在です。
そもそも柊家を操っていたのですから、これまで柊家が行ってきたセラフの実験なども、全て四鎌童子の意志で行ってきたということになります。
強大な力を持って、世界中の人間・吸血鬼たちを巻き込む壮大なアクションを引き起こそうとしているのは、容易に想像できます。
四鎌童子と阿修羅丸・優一郎
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四鎌童子は、どうやら阿修羅丸と優一郎のことを古くから知っているようです。
逆に阿修羅丸・優一郎は全く覚えていない様子でしたが、2人は昔から良好な関係を抱いていたようです。
サラッと話しているのでスルーしがちですが、これはかなり重要な情報です。
阿修羅丸だけならまだしも、優一郎の昔も知っているということは、現在人間として存在している優一郎は何者なのか?という疑問が浮かび上がってくるからです。
ただの人間ではないということはこれまででも既に触れられてきましたが、ますます優一郎がどういう存在なのかという謎が深まってきています。
まとめ
柊シノアは飄々として悪ふざけばかりしている可愛い系のヒロインですが、実は『終わりのセラフ』において非常に重要なキャラクターです。
少しずつ物語の核心に迫る重大な事実や設定が明かされつつありますが、まだまだ謎に包まれている部分も多いです。
アニメももし第3期が製作されるとなれば、シノアという存在は更に注目を集めることになるでしょう。
非常に細かい部分まで練られ、伏線が散りばめられている『終わりのセラフ』という作品。
今後の展開からもまだまだ目が離せません。