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Jul

【Dr.STONE】獅子王司のキャラ設定・活躍・考察・人物相関をまとめてみた

出典 : ©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会 : アニメ「Dr.STONE(ドクターストーン)」公式HP

全人類が謎の光線により一瞬にして石化して数千年。
3700年余りの時を経て目覚めた千空と司はお互いに意見が食い違い敵対することになる。
超人的な科学知性を持って全人類を救おうと考える千空と、権力者(奪う者)がいない若者だけの楽園を掲げる司。
一歩も考えを譲らない両者が石の世界で戦いを繰り広げるーーー。

多彩な科学が道を切り開く、今までにない痛快冒険譚『Dr.STONE』が満を持して2019年7月からアニメ放送を開始!
今回はそんな、大人も子供も夢中になれる『Dr.STONE』、ダークサイドの主人公:獅子王司のキャラクター設定・声優・活躍・考察・人間関係などをまとめてみた。

【霊長類最強】石像を無情に壊す獅子王司(ししおうつかさ)に隠された暗い過去とは?

◾︎主人公:千空と敵対する司帝国のボス。
◾︎18歳で格闘家。元の時代では霊長類最強としてTVでもて囃されていた高校生。
◾︎肩まで伸びた黒髪長髪に精悍な顔立ち。石化修復跡として、顔を横に2本のヒビ跡が走る。
◾︎引き締まった手足の長い肉体を持ち、ライオンすら素手で倒す。
◾︎野獣から身を守るべく千空と大樹によって復活させられた3番目の現代人。
◾︎冷静で理知的で口数は多い方ではない。会話の息継ぎに「うん」を挟むのが癖。
◾︎殺したライオンを無駄なく使おうと心掛け「自然の輪廻に感謝したい」と言える実直さがある。
◾︎妹の未来(みらい)は現代の時に植物人間状態(脳死状態)にあった。
◾︎死にゆく未来の手向けにと貝殻のネックレスを作ろうとした少年時代があったが、漁業権を笠に着る男に「泥棒」と悪質な折檻をされたことから権力者を憎悪している。
◾︎千空の全人類を救う考えに反対「純粋な若者だけが何にも奪われず、自然と生きる楽園」を創造しようと目論み、卑しい大人たちの石像を破壊して回ったため千空と仲違い。千空曰く「善い奴で人殺し」
◾︎無情に石像を壊す一方で、自分が復活させた現代人が死ぬと墓に手を合わせる道徳的人間。
◾︎根が生真面目であるためか、大樹などの天然キャラへの対応が苦手。 頭のキレは千空並み。
◾︎物腰穏やかな強いイケメンにある種の正論を並べられたら論破は難しい、とゲンは語る。
◾︎千空たちと停戦協定を結べば、約束を守るという誠意を持って千空を身を呈して守る生真面目さがある。
◾︎現在は止血のために麻酔なしの手術を行った後、コールドスリープ(凍死)状態で千空に命を預けている。
◾︎声優は中村悠一(なかむらゆういち)。言わずと知れた人気声優で、近年アニメでは『おそ松さん』のカラ松役や、『ワンパンマン』の無免ライダー役、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』ブローの・ブチャラティ役など、数々の名作品で人気キャラを演じている。多彩な声質を持っているが、司役に関してはその艶を感じるハスキーボイスで演じてくれるのではないかと期待値が高まる。

ストーリーから読み解く司の活躍と今後の伏線

出典 : Amazon.co.jp

10話:科学の徒

4話にして早々「純粋な若者だけを復活させ誰のものでもない自然とともに生きる楽園を作る、人類を浄化するチャンスだ」と崇高な考えを述べる司は千空と道を分かつことになる。
そこで10話で、司は千空を殺めることとなるのだが、彼は最後まで千空を殺すことを躊躇い「科学を捨てて欲しい」と交渉を持ちかける。だがその一方で「千空が科学を手放すわけがない、交渉結果は見えている」と、どこか諦めを見せる苦笑も浮かべており、彼が千空にそれなりの好意を持って彼を理解していたことがわかる。また「3700年前に出会っていたら初めての友達になれていたかもしれない」と語っているあたり、悲惨な過去を匂わせる司にとって千空は束の間ではあるが、根っこで惹かれ合う友であったことがわかる。

この回は、決して司は悪人ではなく、理想に溺れる偽善者でもなく、ただ千空と違った正義を持っていただけなのだとひしひしと伝わってくる重要な回である。

50話:人類最強の武器

司は当初から既得権益者を排除する動きを見せていたが、それが「妹の見舞いをしたかっただけなのに権力者に思いを踏みにじられた」という過去に起因している、いわば個人的恨みからくるものが強く感じられていた。
しかしここでは仲間になった氷月(ひょうが)に対し、「自然の恵みは豊かだ。暮らすには困らない。ヒトが誕生するはるか昔から世界はそこにある。誰のものでもなく」「だが旧世界はこういった「この世界は1cmに至るまで全てどこかの肥えた老人のものだ」」「今また旧世界の既得権益者たちが蘇り誰にでも人殺しができる科学武器を手にしたらどうなると思う?」とある種の正論を解くことで彼もまた、「人類を救いたい」「人類を浄化したい」という正義を持った人間なのだとわかる。司は決して独裁権力者になりたい悪ではないのだ。

この回は、そんな司なりの信念が伝わってくると同時に、氷月とのわずかなズレが描かれている。
今となってはネタバレだが、ここには「氷月は後々裏切る」という伏線があった。なぜなら、司同様、氷月は蘇らせる人間を選別すべきだと考えているがそこに正義はなく、「無能な人間に有能な人間が奪われるのは間違っている、有能な人間だけが蘇るべきだ」という全く真逆な考えを有しているからだ。これは氷月が人物の選定を「間引き」と言い表していることから読み解く後々の裏切りである。
(間引き:増えすぎたものを人為的に減らすことの意味。生まれた子供をすぐ殺すなどの意味でも使われる。)

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