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ラブコメアニメ10選! 2010年代を代表する人気ラブコメ作品をまとめてみた #WORKING #natsumachi #chu2koi #date_a_live #oregairu #ニセコイ #月刊少女野崎くん #nozakikun #冴えカノ #高木さんめ #からかい上手の高木さん #ハイスコ #ハイスコアガール
デート・ア・ライブ
出展 : Amazon.co.jp
2013年春に1期、2014年春に2期が放送された、元永慶太郎監督・AIC PLUS+(1期)およびプロダクションアイムズ(2期)制作によるテレビアニメ。
原作は橘公司先生(著作)、つなこ先生(イラスト)が富士見ファンタジア文庫から刊行している同名のライトノベル作品です。
2015年には「劇場版デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント」を公開。
2019年冬にJ.C.STAFF制作でテレビアニメ3期を放送予定です。
ファンタジー要素の強いSF作品ですが、物語の根本となるのが「精霊とデートしてデレさせる」というラブコメ設定なので、ジャンルとしてもラブコメで問題ないと思われます。
主人公の五河士道(いつか しどう)が壮絶な運命に抗いつつ、精霊の少女でメインヒロインの夜刀神十香(やとがみ とおか)をはじめ、無表情な天才少女の鳶一折紙(とびいち おりがみ)、義理の妹の五河琴里(いつか ことり)、精霊の四糸乃(よしの)などの美少女たちに次々と好意を寄せられるハーレム系ラブコメです。
『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』や『ハイスクールDxD』など、ラノベ原作のハーレム系アニメはたくさん生み出されてきましたが、本作は「ラブコメ要素が物語の軸になっている」という点において、他のハーレム系アニメよりラブコメらしい作品と言えます。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
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2013年春に1期、2015年春に2期が放送されたテレビアニメ。
1期は吉村愛監督が指揮を執りブレインズ・ベースが制作、2期は及川啓監督およびfeel.によって作られました。
原作は渡航先生(著作)、ぽんかん⑧先生(イラスト)がガガガ文庫から刊行している同名のライトノベル作品です。
ひねくれ者の主人公・比企谷八幡(ひきがや はちまん)、毒舌系女子の雪ノ下雪乃(ゆきのした ゆきの)、ギャル風ピュア系女子の由比ヶ浜結衣(ゆいがはま ゆい)が所属する奉仕部の日常を描いたお話。
3人の人間関係を軸に描かれたラブコメディですが、それと同じくらい各キャラの掘り下げにも注力した作品でもあり、3人の成長物語でもあります。
八幡自身が「三角関係」であることを自称していますが、通常の三角関係とも少し違い、雪乃と結衣の結び付きもかなり深くなっているため、何処か依存的な関係性になっている点もポイント。
元々人間的に拗らせていた連中が恋愛関係においても拗らせてしまった……という、ある意味皮肉な物語です。
だからこそ、他のラブコメでは味わえない独特の空気感があり、大ヒット作になったのでしょう。
原作は2018年11月現在、13巻まで刊行。
14巻が最終巻となる予定です。
ニセコイ
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2014年冬~春に1期、2015年春に2期が放送された、新房昭之総監督・シャフト制作によるアニメ映画。
原作は古味直志先生が週刊少年ジャンプで2016年まで連載していた同名のマンガ作品です。
原作単行本の14巻・16巻・17巻・21巻にはOVAを付属した同梱版も発売されています。
ヤクザの組長の息子・一条楽(いちじょう らく)とギャングのボスの娘・桐崎千棘(きりさき ちとげ)が、両勢力の抗争を沈静化させるために恋人を演じる“偽恋”の物語。
同時に、楽が10年前に結婚の約束をした少女の特定を巡り、千棘やクラスメイトの小野寺小咲(おのでら こさき)、許嫁の橘万里花(たちばな まりか)などの女子たちと交流を深める物語でもあります。
ハーレム系ラブコメの命でもあるヒロイン勢の可愛さが群を抜いた作品で、特に小咲の人気は凄まじく、彼女を主人公にしたスピンオフ作品「マジカルパティシエ小咲ちゃん!!」が誕生するほど。
その一方で、人気マンガの宿命でもある長期連載故の弊害もあってか、楽と各ヒロインの関係性や一部エピソードの展開に無理が生じ、楽の言動を疑問視する読者・視聴者が増え、「主人公が酷いラブコメ」としても有名になってしまいました。(公式人気投票では最終的に11位にまで転落)
アニメ版はあまり評判がよろしくないエピソード(21~22巻収録の万里花救出編)は映像化されておらず、各ヒロインの可愛さをフルに満喫できるアニメになっています。
月刊少女野崎くん
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2014年夏に放送された、山﨑みつえ監督・動画工房制作によるテレビアニメ。
原作は椿いづみ先生がガンガンONLINEで連載している同名のマンガ作品です。
人気少女マンガ家として活動する高身長の無骨な男子高校生・野崎梅太郎(のざき うめたろう)と、彼に恋する女子高校生・佐倉千代(さくら ちよ)の日常を中心に描いたラブコメディ。
彼らの他に、残念イケメンでオタク趣味な御子柴実琴(みこしば みこと)、千代の友人で図太く空気を読まない女子・瀬尾結月(せお ゆづき)、演劇部の部長・堀政行(ほり まさゆき)、同じく演劇部でイケメン要素を全て兼ね備えた女子・鹿島遊(かしま ゆう)、野崎の後輩でバスケ部の若松博隆(わかまつ ひろたか)など個性的な面々がメインキャラとして登場します。
主人公&ヒロインの2人だけではなく、結月と若松、堀と鹿島に関してもラブ要素あり。
ただし4人とも恋愛感情が明確に表現されている訳ではないので、彼らに関してのエピソードは“ラブ未満コメディ”と言えるかもしれません。
しかしラブ要素が弱い訳ではなく、「潜在意識では惹かれ合ってそうだけどお互い告白とかは当分ないだろうな」という雰囲気を視聴者がヒシヒシと感じ取れる不思議な関係性で、普通のラブコメとは一味違った楽しみ方ができるアニメになっています。
原作・アニメともに大ヒットしている作品ですが、何故か2期は4年以上作られないままになっています。