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19

Oct

【わたモテ】ゆうちゃんは本当に役割を終えたのか? 徹底検証 #私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い #ワタモテ #わたモテ

出展 : Amazon.co.jp

『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』の初期から登場し、長らくもこっち唯一の友達として彼女を支え続けて来た“ゆうちゃん”こと成瀬優について総まとめ!
もこっちに友達がたくさんできた今、彼女は役割を終えてしまったのか? 徹底検証します!

成瀬優(なるせ ゆう)キャラクター概要

『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』の主人公、“もこっち”こと黒木智子(くろき ともこ)の中学時代からの友達として喪3より登場。
容姿端麗、スタイル抜群と外見に関しては非の打ち所がないものの、頭脳の方はあまり芳しくなく、もこっちと同じ高校を受験するも落ちてしまい、別々の学校に通うことになりました。

性格はとても優しくて人当たりが良く、初対面の相手にも気遣いができるとても良い子。
一方、自分から声かけるのは苦手で、中学時代にはもこっちに話しかけられるまで友達を作れていませんでした。
またかなりの天然で、全く悪気のない発言で相手を不安がらせたりムッとさせたりすることもあります。

中学時代は長い黒髪を三つ編みにし、メガネをかけた地味な格好をしていたため、周囲から可愛いと認識される機会がほとんどありませんでしたが、進学してからはもこっちが知らない間に高校デビューを果たし、メガネをコンタクトに変え髪も明るい色に染めてスカートも短くするようになり、彼氏もできた模様。
しかしその後、友達との約束を優先するゆうちゃんに彼氏が不満を抱き、別れてしまったようです。

もこっちに対しては絶対的な信頼を寄せており、一般的にはあり得ないような発言やセンスに対しても「もこっちがそう言うのならそうかもしれない」と納得するほど。
もこっち同様中学時代に仲良くなった小宮山琴美(こみやま ことみ)に対しては上記の天然発言が頻繁に炸裂しているものの、良好な関係が続いています。

アニメ版の担当声優は花澤香菜(はなざわ かな)。

もこっちの「今」はゆうちゃんのおかげ

わたモテが路線を変更する前、ゆうちゃんはわたモテにおける数少ないメインキャラクターの1人であり、もこっちにとって唯一の友達
中学時代はもこっちにとって身近な存在だったにも拘わらず高校デビューによって全く違う道を歩むことになったゆうちゃんは、もこっちの現在のダメっぷりやぼっち感をより強調する存在であり、それでも彼女はもこっちにとって心の拠り所になっていたため、作品にとっても、そしてもこっちにとってもかけがえのない存在でした。

しかし連載が進み、修学旅行や遠足を経てもこっちは田村ゆり(たむら ゆり)、田中真子(たなか まこ)、吉田茉咲(よしだ まさき)、“ネモ”こと根元陽菜(ねもと ひな)、加藤明日香(かとう あすか)などのクラスメイトたちと親しくなり、脱ぼっちに成功
もこっちに新たな友達ができて以降、ゆうちゃんの出番は減少傾向にあり、特別編以外では滅多に登場しなくなります。
こういった状況もあって、一部では「ゆうちゃんは役割を終えた」という声もあがっているようです。

確かに、ゆうちゃんというキャラの最大の特徴は「もこっちの唯一の友達」ですし、そうではなくなった現在において、わたモテにおけるゆうちゃんの役割は以前のままとはいきません。
ですが、それはあくまで読者目線の話であって、作品内におけるゆうちゃんは依然としてもこっちにとって大切な人物のまま
それは「友達は増えたけどゆうちゃんとの友情は変わらない」といった綺麗事ではなく、もっと切実な意味での重要性です。

もこっちのように“ぼっち状態”が長く続くと、通常は他人に対し壁を作るようになります。
自分に自信がなくなり、恥をかくこと、笑われてしまうことを過度に恐れるためです。
そのため、他人から優しくされても「この人は自分を哀れんでいるに違いない」「本当は心の中で嘲笑しているに決まってる」自虐的な思考に陥り、殻の中に閉じこもってしまいます。

こうなってしまうと、負のスパイラルに囚われてしまい、より他者と関わる機会が失われます。
そしてぼっち状態はそのまま継続され続け、やがて引きこもりになってしまうのです。

でも、もこっちはどれだけぼっち状態が続いても、拗らせてリア充の不幸を願おうとも、自分の殻に閉じこもることはありませんでした。
他人に優しくされれば素直に嬉しがり、時に舞い上がっていました。
もこっちは捻くれているようで、実はとても純粋な一面を持っています。

このもこっちの独特とも言える人格は、ゆうちゃんが作ったものと言っても過言ではありません。

もこっちは中学2年生の時、自分から声をかけてゆうちゃんと友達になりました。
その後、ゆうちゃんは中学を卒業するまでもこっちの良き友・良きクラスメイトであり続けました。
卒業後違う学校になり、片や高校デビューに失敗しぼっちに、片や高校デビューに成功しリア充になった後でも、態度を一切変えることなく友達のままで居続けました。

もこっちにとって、そんなゆうちゃんとの日々は全てが「成功体験」
その体験がもこっちに交友関係を絶望視させず、「例え面倒があっても友達がいるのは良いこと」という認識に繋がっていると思われます。
だからこそ、新たな友達と上手くやっていけているのです。

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