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Sep
【わたモテ】加藤さんを徹底解説!加藤ママは何故もこっちに興味を持ったのか? #私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い #ワタモテ #わたモテ
もこっちがイジメに遭わなかったのは加藤さんのおかげ?
教室内におけるスクールカーストの構図は、昔も今もあまり変わりはありません。
「容姿に恵まれた女子」「男子にモテる女子」がクラス内におけるトップのグループを形成し、その輪に加わることを許された女子が発言力を持ちます。
そのトップグループの性格があまり良くない場合、学級崩壊やイジメが起こることもあるでしょう。
もこっちのクラスは1年時(10組)、2年時(4組)とも、そういった問題が発生したような描写はありませんでした。
もこっちの場合、ぼっちな上に露骨なコミュ障でまともに会話ができず、しかも様々な奇行を見せていたため、通常ならイジメの対象となりやすい存在であり、実際2年時には「例のあの人」呼ばわりされたり多少イジられたりはしていました……が、イジメやそれに近い目に遭うことはありませんでした。
これは、もしかしたら加藤さんが関係しているかもしれません。
2年時において、もこっちのクラスのトップが誰を中心としたグループなのかは明記されていません。
ただ、リア充グループの一員として描かれていたネモ等のグループやイケメンの男子と親しげにしている様子から、加藤さんがクラス内で一目置かれている可能性は高いと思われます。
もこっちの友達・田村ゆり(たむら ゆり)は加藤さんと話す時にいつも困惑気味な反応を示していますが、それも「クラス内上位の女子と話すのは緊張する」という心理の表れだと思われます。
こういった背景から、加藤さんはクラス内でも指折りの影響力を持った女子で、彼女の「悪口を好まない」という性格が2-4にイジメ等の陰湿な行為を持ち込ませなかった……と推測することもできます。
とはいえ、学校そのものの校風や学力水準、担任の性格なども大きく作用しますし、そもそもギャグマンガで女主人公がイジメに遭うなんてあり得ないので、深読みが過ぎると言われればそれまでなのですが。
それでも、加藤さんという高嶺の花がもこっちに良い影響を与えていた可能性はゼロではないと思われます。
どうしてもこっちに興味を持ったのか?
対人関係において損得勘定を持ち出し、メリットのある相手としか付き合わない人もいますが、加藤さんはそういった感覚とは無縁のようで、相手のクラス内の立ち位置や性別などは意に介さず気さくに話しかけている姿が何度も描写されています。
ただ、そうはいっても友達になるような人や頻繁に会話する相手は誰でもいいはずがなく、「自分と気が合う」「興味がある」などの理由があって初めて関係を深めようとするもの。
加藤さんは喪106をきっかけに、もこっちと積極的に対話するようになりましたが、少なくとも気が合うというような描写はなく、ならばもこっちに何らかの興味を示していると見なすのが自然です。
どうして、もこっちに興味を持ったのでしょうか?
喪140で加藤さんには青学出身の兄がいることが判明しました。
その影響で彼女も青学を志望するようになったようです。
兄妹そろって青学に入るとなると、その家はかなり裕福であると推察できます。
その外見と性格、そして座る時の姿勢の上品さとも矛盾しませんし、加藤さんはかなり良い所のお嬢様なのかもしれません。
そんな彼女にとって、クラスでも一際目立つ長いスカート、しっかりセットしていない髪、化粧っ気のない顔で登校するもこっちは異端な存在に映ったことでしょう。
話しかける前から、実は「この子はメイク映えするかも」と、どこかで感じ取っていたのかもしれません。
また、実は妹が欲しかったため、もこっちを妹のように可愛がりたい願望がある……という可能性もあります。
喪146で加藤さんは眠たそうなもこっちに膝枕を勧め「私 黒木さんと違って下に妹や弟がいないから構いたくなるのかな」と発言しています。
加藤さんは元々誰に対しても気配りのできる女子ですが、もこっちに対しては特に何かと甲斐甲斐しく世話をしており、特に遠足時チュロスを「あーん」と食べさせたりする姿は年の離れた妹や従妹を可愛がっているようにも見えます。