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May

【この素晴らしい世界に祝福を!】アイリスはこのすばの最終兵器! 人気投票上位の理由を徹底検証


(画像引用 : Amazon)

2024年4月より3期の放送が始まった『この素晴らしい世界に祝福を!』で初登場を果たしたアイリス王女を大特集!
アニメで登場する前から作中屈指の人気を誇り『このファン』にも先行で登場した彼女。担当声優の情報や名言などを紹介します!

アイリス キャラクター概要


(画像引用 : Amazon)

カズマたちの拠点「アクセルの街」があるベルゼルグ王国の第一王女で、年齢は12歳。
フルネームは「ベルゼルグ・スタイリッシュ・ソード・アイリス」です。

年齢相応に幼い顔立ちながら気品溢れる正統派美少女。
右側を編み込んだ金髪のロングヘアに澄んだ碧眼、どことなく儚げな印象を抱かせる佇まいが特徴。
頭には葡萄の髪飾りをしています。

王族らしく強引な一面と、王族らしくない庶民的な一面を持ち合わせている、基本的には素直で優しい女の子。
まだ何者にも毒されていない純粋さから、カズマの嘘をアッサリと信じたりカズマからの影響をモロに受けたりしています。

お淑やかそうに見えて行動力があり、スピンオフ作品ではお忍びでアクセルの街に赴いて世直しを行おうとする事も。
王族が勇者の血を引いている関係で聖剣を所持しており、その戦闘力は作中でも最強クラスです。

担当声優は高尾奏音(たかお かのん)さん。

リンク・プランに所属している女性声優。
2014年にアース・スター エンターテイメント主宰「国民的声優グランプリ」にて12歳の若さでグランプリを獲得、声優デビューを果たしました。2020年放送『放課後ていぼう日誌』鶴木陽渚役で初主演を果たし、以降も数多くの作品でメインキャラを演じています。
アニメやゲームの楽曲を手掛ける作曲家・高尾奏之介さんを兄に持ち、自身も2013年にミラノ国際ジュニアピアノコンクールにて最高位「ASSOLUTO」を受賞するなど音楽面に明るく、ユニット活動なども行っています。

代表作は豊川祥子(BanG Dream!)、リット(真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました)、ラティナ(うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。)、白石千紗(IDOLY PRIDE)など。

アニメ未登場で公式人気投票第3位! 原動力は「妹×王女」の破壊力!


(画像引用 : Amazon)

2016年冬クールを大いに賑わせ、前評判からは想像もできないほどの大ヒットを記録した『この素晴らしい世界に祝福を!』
その後も快進撃は続き、2017年にはテレビアニメ2期、2019年には劇場版『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』を公開、2023年にはスピンオフ『この素晴らしい世界に爆焔を!』までテレビアニメ化を果たしました。
2020年にサービスを開始したアプリゲーム『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ(このファン)』も盛況で、2024年には無事4周年を迎えています。

シリーズ累計発行部数は1000万部を突破
小説家になろうの知名度を大きく向上させ、本作が火付け役となった事で「なろうアニメ」は今やアニメ業界のメインストリームにまで発展しています。

そんな『このすば』の人気を支えているのが個性的なキャラクター達。
常識外れの変人ばかりなようでいて、以外と良識を持っていて恥じらいもあり、彼らが奇行と羞恥と歓喜と後悔を重ねながら繰り広げる小気味良い掛け合いこそが、本作の最も魅力的な部分であり愛すべき要素でもあります。

その『このすば』世界に突如舞い降りた天使のような存在がアイリスというキャラです。

ファンタジーでは定番中の定番であり、最も期待度が高く好かれやすいポジションとさえ言える「王女」。
そしてこれもラノベでは定番中の定番、多くの作品で人気の属性「妹」。
アイリスはこの二大属性を同時に備えている、まさに人気者になるべくしてなったキャラと言えます。

彼女の名前が最初に出たのは原作小説の第5巻
映画化もされた紅魔の里での長編エピソードのラストで、魔王軍幹部を次々と倒し多大な貢献を続けるカズマ達と会食したいという手紙が彼女の名前で届けられました。

そして本格的な登場は原作小説の第6巻となります。
珍しく真面目にドレスコードを守り正装して、ダスティネス邸に集合したカズマ達は晴れてアイリスと対面。
大きく膨れ上がったカズマの期待を裏切らない可憐な外見の描写に、読者の心も一気に鷲掴みにされます。

王女の前でも普段通り一芸を披露しようとするアクアや黒マントを仕込んで厨二な挨拶をしようとするめぐみんをララティーナver.のダクネスが必死に止める中、アイリスはお付きの女性にそっと耳打ちし自分に代わってお言葉を伝えさせます。
すると、伝えられたのは意外にも高圧的で辛辣な批判。
その意外な毒舌をカズマは気に入らなかったようですが、読者の多くは微笑ましく見守り、一部は寧ろ御褒美に感じたそうです。

以降もイケメンの勇者ミツルギに勝ったというカズマの言動が信じられず嘘つき呼ばわりするなど、決してカズマへの第一印象は良くなかったようですが、王族相手にも物怖じしない不遜な態度を気に入ってしまったようで、転移魔法で王城に帰る寸前にカズマの腕を掴み、彼を強引に自分の城へと連れて行くという傍若無人っぷりを披露。
この大胆な行動によって、カズマは城の中でしばらくアイリスと一緒に生活するようになりました。

そんな王女ならではの強引さを見せたアイリスですが、実は賑やかなカズマ達の様子が羨ましかったようで、カズマとも遊んで欲しかったとの事。
王女相手でも特に忖度しないカズマにすっかり懐いてしまいます。
アイリスには第一王子の兄がいるものの、王族ならではの身内の距離感もあって語らう事はなくなってしまったようで、その寂しさから年上のカズマを兄と重ねてしまったようです。

そこにすかさずつけ込む我等がカズマさん。
「昔の頃のお兄様みたいです」という彼女の言葉を受け、その後自分をお兄ちゃん(最終的にはお兄様)と呼ばせる高度なプレイに走りました。

ここからアイリスは妹属性を存分に発揮し、多くのファンを抱える人気キャラとなります。
2016年のアニメ1期放送後に行った公式人気投票では、アクアやダクネスを上回り3位にランクインする大健闘を見せ、更に2019年に行われた『このすば』キャラクター総選挙においてもアクア、めぐみん、ダクネスに次ぐ4位に入りました。
この時点では『このファン』もサービス開始前なので、いずれの人気投票もアイリスは原作とコミカライズのみの登場で高順位を勝ち取りました。

アイリス登場で作風も変化? 『このすば』ラブコメ化問題


(画像引用 : Amazon)

アイリスというキャラは、『このすば』においてある意味「聖域」と言える存在です。
基本的にコメディ作品とあって、メインの3人を筆頭に女性キャラであっても体を張ったギャグや顔芸を連発するのが本作の持ち味の一つで、「イロモノ枠じゃない」と断言されているエリスですら胸パッドネタを筆頭にイジられたり可哀想な目に遭ったりしていますが、アイリスに関してはイロモノ扱いを受けるような場面はまずありません。
その並外れた行動力そのものがネタ的な描写になる事はあっても、彼女自身が酷い扱いを受けたり顔芸をするような事はなく、他のキャラとは一線を画した存在と言えます。

この特別感も、アイリスの人気を支える要因の一つと言えるでしょう。
彼女が準レギュラーとなった事で、キャラ同士の掛け合いやストーリーにも幅が生まれ、作品にとってもプラスに働いています。

一方で、アイリス登場によってヒロイン争奪戦が過熱化した点も無視できません。

5巻(アニメでは映画『紅伝説』)で描かれた紅魔の里でのエピソード以降、めぐみんがカズマへの好意を前面に出すようになりましたが、それにはアイリスの登場による影響も小さくありません。
アイリスは12歳とまだ子供ですが、めぐみんとは2歳しか違わず王女というかなり特殊な立場にある存在とあって、本人はかなり危機感を抱いているようです。

そんなアイリスとめぐみん、基本的には感性が合う事もあって仲良しですが、カズマを巡って対立するシーンも多数描かれています。
その結果、アニメ1~2期の時期と比べるとラブコメ路線のエピソードが多くなっており、『このすば』全体の作風にも少なからず変化をもたらしました。

とはいえ、コメディ作品が作中に恋愛要素を取り入れるパターンは全く珍しくもなく、それこそ50年以上前から頻繁に行われている王道中の王道路線。
この件をもって『このすばは変わった』とするのは乱暴なのかもしれません。

それでもファンの間では結構センシティブな問題になっていて、ラブコメ展開をあまり歓迎できない人、更にはラブコメ要素を極端に嫌がる人も少なからずいます。
アニメ1~2期でファンになった人、原作でもその範囲で本作を好きになった人が圧倒的に多い為、初期の空気感が壊れるのを望まない人が一定数いるのは当然でしょう。

また、カズマがモテる描写に関しても少しくらいなら微笑ましく見られるけれども、あまり多いとクドく感じる上に他のなろう作品の主人公と同じに見えてしまう……という意見も見られます。
これも前述した初期の空気感に共通する部分で、カズマとヒロイン達の距離感が一般的なハーレム系作品とは違い「あまりベタベタはしないけどたまにお互い意識する」くらいな所を気に入っていたというファンが相当数いる事に起因すると推察されます。
実際、3期以降もその距離感を保っているアクアは1~2期の頃より今の方が人気があるように感じられます。

『このすば』という作品に色んな意味で波風を立てた最終兵器少女
それがアイリスなのです。

アイリス王女の名言・迷言集


(画像引用 : Amazon)

王女の気品と妹キャラ特有の庇護欲を擽る可愛さが同居するアイリス。
そんな彼女の名言・迷言をまとめました!
なお、アニメ3期の範囲と予想される7巻までの選出です。

また私に、冒険話をしてくれるって言ったじゃない?

テレポートの魔法でお城へ帰る際、カズマを魔法に巻き込み連れてきての一言。
最初は王族らしく高圧的、その後普通の女の子のように恥じらいやいじらしさを見せた上でのこの大胆不敵な行動にシビれた人は数知れず。

お兄ちゃんみたい

カズマの事を「お兄様みたい」と言ってしまったが為に、その後カズマに誘導され言ってしまったセリフ。
ここからアイリスはカズマの妹分となり、その本領を発揮していきます。

まだゲームの決着が付いてません。いつかまた、私と勝負をしてください

カズマに一つお願いがあると前置きして言ったセリフ。
この言葉以降、カズマとの付き合いはそれはもう長くなります。

まとめ

このすば3期、劇場版を挟んだとは言え3期から7年以上も経っている事や制作会社が変わった事情もあって心配していましたけど、そのままのノリで安心しました!
アニメのアイリスも期待通り可愛い描かれ方で大満足。
これから更にアイリスの魅力が発揮されていく展開になるので、楽しみは増すばかりです!

 

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