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アニメ聖地都道府県ランキング! 聖地巡礼が捗るのはどの県?
10位:北海道
(画像引用 : Amazon)
寒さや広さなど日本の中でも随一の個性を持つ北海道。
一面の雪景色が画面映えする事もあって、昔から映画やドラマのロケ地としてもよく用いられ、アニメにおいても舞台になりやすい地域と言えます。
明治末期の北海道を舞台とした『ゴールデンカムイ』は札幌にある北海道開拓の村をはじめ、小樽、網走、函館などに聖地があります。
『僕だけがいない街』は苫小牧市が舞台となっており「苫小牧市科学センター」などが作中に登場。
『WORKING!!』は作者の高津カリノ先生が北海道出身なので北海道が舞台となっていて、「野幌駅(旧駅舎)」などが登場します。
2024年冬に放送された『道産子ギャルはなまらめんこい』は北見市が舞台。
翼や美波が通う北陵高校は「北見商業高等学校」がモデルとなっています。
その他「セイコーマート北見端野店」「北見駅南多目的広場」「ホルモン焼肉まる笑 柏陽店」などが作中に登場しています。
9位:石川県
(画像引用 : Amazon)
魚介・海産物で有名な石川県。
2024年には能登半島地震に見舞われ、現在は復興活動が進められています。
アニメ関係者も復興支援に動いており、脚本家の花田十輝さんらが参加した石川県を舞台にした『数分間のエールを』は配給収入の一部を寄付すると発表。
『スキップとローファー』は主人公・みつみの出身地が石川県珠洲市をモデルにした凧島町という縁から、全12話を無料公開し収益を全額寄付するチャリティ配信を行いました。
そして石川県を舞台としたアニメと言えば『花咲くいろは』です。
作中の舞台となる喜翆荘のモデル「白雲楼ホテル」は解体されましたが、「湯涌温泉」をはじめ数多くの聖地スポットがあり聖地巡礼の定番となっています。
特に作中に登場するぼんぼり祭りを再現した「湯涌ぼんぼり祭り」はアニメ終了後も定着し、現在も続いています。
その縁で本作もチャリティ配信をいち早く行い話題になりました。
8位:茨城県
(画像引用 : Amazon)
メロンの生産量が全国1位の茨城県ですが、近年はアニメの聖地としても有名ですね。
その流れを作ったのが『ガールズ&パンツァー』。
テレビシリーズ4話で市街戦の舞台となった「曲がり松商店街」や劇場版のエキシビション戦で最終決戦を行った「アクアワールド茨城県大洗水族館」など随所に見た事のある施設や景色が登場します。
大洗ではガルパンに関するイベントを毎年行っており、大洗観光協会はこの10年常にガルパンと共にあったと言っても過言ではないでしょう。
そのガルパン以外にも茨城が登場するアニメは幾つかあり、『ももくり』や『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』は水戸市が舞台となっています。
7位:神奈川県
(画像引用 : Amazon)
東京に次いで日本で二番目に人口が多い神奈川県もアニメ聖地の宝庫。
やはり横浜市が圧倒的に多いですが川崎市、鎌倉市、江の島もかなり多く、スポットとしては湘南も多く見受けられます。
神奈川で最も有名な聖地と言えば、『スラムダンク』テレビシリーズ初代OPに登場した「踏切」です。
神奈川県鎌倉市の江ノ島電鉄・鎌倉高校前駅近くにあるこの踏切には毎年日本全国からファンがやって来て撮影を行っていましたが、2022年公開『THE FIRST SLAM DUNK』の大ヒットで海外からのファンも急増。
世界でも有数のアニメ聖地となっています。
6位:岐阜県
(画像引用 : Amazon)
世界遺産「白川郷」や下呂温泉などアニメの聖地としても馴染みのある観光地で知られる岐阜県。
米澤穂信先生や入間人間先生など人気作家の出身地という事で、その作家達のアニメ化作品となった『氷菓』や『安達としまむら』も岐阜が舞台となっています。
その中でも特に有名なのが『君の名は。』と『ひぐらしのなく頃に』の2作品です。
『君の名は』は東京に暮らす立花瀧と飛騨地方の糸守町で暮らす宮水三葉が入れ替わる物語で、後者が岐阜に該当します。
クライマックスシーンのモデルとなった「立石公園」は特に人気の聖地スポットです。
『ひぐらし』は物語の舞台となる雛見沢村が白川郷をモデルにしている事は有名ですね。
5位:京都府
(画像引用 : Amazon)
日本の歴史を最も感じられる京都は、ビッグイベント「京まふ」の開催などが行われておりアニメにおける存在感も抜群。
京都アニメーションの本社所在地という事もあって、京アニ作品の幾つかは京都の街並みを参考に背景を描いています。
特に『響け! ユーフォニアム』は原作者の武田綾乃先生が宇治市出身とあって舞台も宇治市。
黄前久美子たちが通う北宇治高校のモデルとなった「京都府立莵道高校」や「大吉山展望台」など様々なスポットが登場します。
また、京都市を舞台とした『であいもん』も京都ではおなじみの名所「京都タワー」「京都御苑」「京都水族館」などが登場。
雪平一果たちが働く和菓子屋・緑松のモデルとなっている「御菓子司 緑菴」にも本作の色紙が飾られています。
4位:山梨県
(画像引用 : Amazon)
葡萄や桃などの生産量が日本一とフルーツ王国として知られる山梨県。
舞台となったアニメは幾つかあり、『スーパーカブ』は北杜市を舞台としていて、その光景が美しく描かれていました。
山梨と最も結び付きが強いアニメと言えば『ゆるキャン△』です。
本作は様々な県のキャンプ場に赴きますが、リンやなでしこ達の生活の拠点は山梨とあって、「浩庵キャンプ場」「ふもとっぱら」といった県内のキャンプ場や観光スポットが度々登場します。
タイアップ企画も非常に多く、近年も劇場版やアニメ3期に合わせて様々なイベントが行われています。
3位:東京都
(画像引用 : Amazon)
日本の中心地である東京は当然ながら日本で最もアニメの舞台になっている地域で、特に秋葉原は長らくアニメ文化と密接な関わりがあった事から『STEINS;GATE』『デ・ジ・キャラット 』など多くの作品で登場しました。
『アキバ冥途戦争』のようにアキバをメインテーマとした作品も少なくありません。
また新宿や渋谷も全面に打ち出した作品が多く見受けられます。
特に有名なスポットは「神田明神」およびその境内に続く「男坂」です。
日本三大祭の一つ「神田祭」を行う神社として有名で、元々ケロロ軍曹の曳き物を用いるなどアニメ文化に理解ある神社でしたが、『ラブライブ!』で何度も登場して以降はアニメファンの間で定番の聖地巡礼スポットとして認知されました。
下北沢を舞台とした作品も多く、近年では『ぼっち・ざ・ろっく!』のライブハウスSTARRYのモデルとなった「下北沢SHELTER」にファンが押し寄せた事で話題になりました。
2位:静岡県
(画像引用 : Amazon)
日本一の山「富士山」を構える静岡県はやはりロケ地として映えるようで、数多くの作品の舞台となった地域。
アニメも『ヤマノススメ』『ゆるキャン△』では富士山が重要なスポットとして登場します。
一方で富士山以外でも静岡を舞台とした作品は多く、その代表が『ちびまる子ちゃん』。
さくらももこ先生が清水市出身なので、エッセイでもある本作は当然清水市が舞台となります。
他にも作者が静岡出身パターンは多く、『ガヴリールドロップアウト』『苺ましまろ』は作者が浜松出身という事で作品も浜松が舞台です。
そして静岡を聖地としているアニメと言えば『ラブライブ!サンシャイン!!』が鉄板ですね。
沼津市内浦地区が舞台で、プロジェクト当初から沼津と密な関係を築き町興しを実施。
今や沼津はAqoursの街と言っても過言ではないほどラブライブファンの間で定着し、市全体が聖地となっています。
1位:埼玉県
(画像引用 : Amazon)
『翔んで埼玉』の影響で妙なイメージを持たれがちな埼玉県。
しかしアニメファンの間では最も聖地巡礼が捗る県として有名です。
埼玉を舞台としたアニメは非常に多く、特に有名なのは春日部市のイメージキャラクターにもなった『クレヨンしんちゃん』。
『となりのトトロ』は所沢市が舞台で、トトロの森のモデルとなった狭山丘陵は長年親しまれています。
他にもヤマノススメ(飯能市)、小林さんちのメイドラゴン(越谷市)、冴えない彼女の育てかた(和光市)など挙げればキリがないほど多くの作品が埼玉もしくは埼玉をモデルとした街を舞台としています。
アニメの聖地としての知名度を大幅に上げたのは『らき☆すた』と『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』です。
『らきすた』の舞台と言えば久喜市鷲宮。
「鷲宮神社」は日本で最も有名なアニメ聖地と言って良いでしょう。
『あの花』では、メインビジュアルで使用された「旧秩父橋」など作中に舞台となった秩父市の風景が常に登場。
この両地域が積極的に町興しを行い成功を収めた事で「聖地巡礼」というワード自体が広く知れ渡りました。
順位まとめ
*1位 埼玉県
*2位 静岡県
*3位 東京都
*4位 山梨県
*5位 京都府
*6位 岐阜県
*7位 神奈川県
*8位 茨城県
*9位 石川県
10位 北海道
11位 兵庫県
12位 広島県
13位 千葉県
14位 佐賀県
15位 青森県
16位 長野県
17位 沖縄県
18位 群馬県
19位 長崎県
20位 宮城県
21位 香川県
22位 愛知県
23位 熊本県
24位 富山県
25位 福島県
26位 滋賀県
27位 福岡県
28位 鹿児島県
29位 岡山県
30位 和歌山県
31位 山形県
32位 愛媛県
33位 山口県
34位 鳥取県
35位 福井県
36位 宮崎県
37位 三重県
38位 栃木県
39位 大分県
40位 奈良県
41位 高知県
42位 新潟県
43位 秋田県
44位 岩手県
45位 徳島県
46位 大阪府
47位 島根県
まとめ
埼玉は本当に聖地となっている作品やスポットが多くて、熱意もかなり感じますね!
アニメの放送が終わってからも地域と根強く結びついていて、様々なイベントやグッズを定期的に発信している地域は、聖地巡礼する価値がより高いと言えると思います。
好きな作品が愛されているのを感じると嬉しいですよね!