39位：大分県

（画像引用 : Amazon）

別府温泉で知られる大分県は九州の人気観光地の一つ。
アニメでの登場はそれほど多くはありませんが、作者の夜宵草先生が大分市出身の『ReLIFE』では主人公・海崎新太の編入先となった青葉高等学校のモデル「大分上野丘高校」などが登場します。

2022年に同時公開された『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』も、原作者の乙野四方字先生が大野市出身とあって舞台は大分。
「カレリア竹町ドーム広場」「いこいの道」など全編にわたって大分の街並みが登場します。

38位：栃木県

（画像引用 : Amazon）

55年以上いちご生産量1位を誇る栃木ですが、舞台となっているアニメが多い県ではありません。
しかし高い知名度を誇る作品はあります。
新海誠監督の映画『秒速5センチメートル』です。

第1話「桜花抄」の舞台が栃木市岩舟町で、「岩舟駅」などが登場。
映画のポスターにも使用された駅前は、『君の名は。』で新海監督が有名になって以降一気にメジャーな聖地スポットとなりました。

37位：三重県

（画像引用 : 『熊野市観光協会』公式サイト https://www.kumano-kankou.info/）

世界遺産「熊野古道」や「伊勢神宮」等で知られる三重県。
ただアニメの聖地となっている場所はあまり多くないようです。

最も三重と縁の深いアニメは『凪のあすから』です。
三重県熊野市をモデルとした街を舞台としている為、波路中学校のモデルとなった「旧波田須小学校」や2クール目OPに登場する「鬼ヶ城」など様々な場所が聖地となっています。

36位：宮崎県

（画像引用 : Amazon）

温暖な地域のため、スポーツのキャンプ地としてもお馴染みの宮崎県。
しかしアニメとの縁はかなり少なく、テレビアニメで描写される機会は滅多にありません。

そんな中、突如脚光を浴びたのが2022年公開の映画『すずめの戸締まり』です。
物語全般の舞台という訳ではありませんが、始まりが日南市だと言われており「油津港」などの風景が確認できます。

35位：福井県

（画像引用 : Amazon）

海と山に囲まれた自然豊かな福井県。
舞台となったアニメはあまり多くありませんが、眼鏡産地として知られる鯖江市を舞台とした『メガネブ！』などがあります。
また、『GA 芸術科アートデザインクラス』は作者のきゆづきさとこ先生が福井県出身で「福井工業大学附属福井高等学校」デザイン科卒業のため、本作の舞台となる彩井高校のモデルとなっています。

34位：鳥取県

（画像引用 : 『岩美町観光協会』公式サイト https://www.iwamikanko.org/）

鳥取砂丘でおなじみ鳥取県。
とはいえ砂漠が登場するアニメは多くはない為、舞台のモデルとなっているケースは少ないようです。

それでも鳥取を舞台としている有名アニメはあります。
『Free!』がそうです。

本作の舞台・岩鳶町は「岩美町」をモデルにした街で、「田後神社」「田後公園」などが作中に登場。
ただし岩鳶高校の校舎のモデルは大阪の岸和田市立福祉総合センターです。

33位：山口県

（画像引用 : 『PR TIMES』公式サイト https://prtimes.jp/）

全国で最初にふぐ食が解禁になった事で知られる山口県。
しかしアニメに関してはそのチャレンジ精神があまり働いておらず、全編を通して舞台になっている作品はあまりありません。

最も印象的なのは『エヴァ』シリーズ。
庵野秀明監督が宇部市出身という縁でテレビシリーズ第6話のヤシマ作戦、更には『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で宇部市の街並みが登場しました。
特に「JR宇部新川駅」は作中に何度も登場した他、線路はポスターにも使われており人気の聖地となっています。

32位：愛媛県

（画像引用 : Amazon）

柑橘類や海産物で有名な愛媛県。
残念ながらアニメを舞台とした作品はかなり少なく、アニメで登場するイメージはあまりありませんが、一つ強烈な印象を放つスポットがあります。
「道後温泉」です。

夏目漱石先生の『坊つちゃん』に登場する事で有名なこの道後温泉は、『千と千尋の神隠し』の油屋のモデルの一つである事が明言されています。
その為ジブリファンにとっては特別な聖地スポットとなっています。

31位：山形県

（画像引用 : Amazon）

さくらんぼの生産地として有名な山形県。
さくらんぼテレビでご当地ヒーローアニメ『さくらんBOY DT』を放送していた事もありましたが、山形を舞台としたテレビアニメはあまり多くはないようです。

それでも特定の回で舞台となる作品は幾つかあり、『ガーリッシュ ナンバー』はメインキャラの柴崎万葉が山形県尾花沢市出身で、8話では彼女の実家がある温泉街へ向かうエピソードが描かれ、尾花沢の「銀山温泉」周辺が登場。
銀山温泉はミス・モノクロームにも登場し、聖地としてコラボイベントを開催しています。

山形が物語全体の舞台となっている作品としては『おもひでぽろぽろ』というアニメ映画があります。
高畑勲監督が指揮を執ったジブリ映画で 1991年に公開。
過去に8度テレビ放送もされました。

30位：和歌山県

（画像引用 : 『和歌山県』公式観光サイト https://www.wakayama-kanko.or.jp/）

みかん収穫量19年連続日本一を誇る和歌山県は、アニメの聖地に関しては決して多くはありません。

そんな中、2022年放送の『サマータイムレンダ』は和歌山市「友ヶ島」をモデルとした日都ヶ島を舞台とした物語で注目を集めました。
友ヶ島は無人島群ですが観光地として有名で、独特な建物が多くまるでアニメの世界だとも言われています。
和歌山県の観光協会協力のもと、コラボ企画も実施されました。