18
Jan
【ジョジョの奇妙な冒険】ジョジョシリーズの唯一の女性主人公 空条徐倫についてまとめてみた!
『ジョジョの奇妙な冒険』は原作者の荒木飛呂彦先生による、30年以上続くレジェンドクラスの人気シリーズです。アニメは1部から6部にかけて、ジョースター家と宿敵DIOとの因縁が描かれている大変長いシリーズで、原作の続編が8部まであります。
原作漫画は2021年に第8部「ジョジョリオン」が終了し、アニメは漫画版6部が1期12話として2022年にNetflixで先行配信が開始されました。この記事ではジョジョ6部主人公の空条徐倫について、次の3つのポイントに絞ってざっくりとご紹介していきます。
・ジョジョ6部の概要
・主人公の空条徐倫とスタンド能力
・担当声優のファイルーズあいさん
まずは6部の概要について振り返っておきましょう。
ジョジョ6部の概要
長い漫画連載の中で連載時の表記から「ストーンオーシャン」は一般的にジョジョ6部と呼ばれましたが、後に正式に『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』と改題されました。
『ジョジョの奇妙な冒険』は1部から6部までの単行本累計で80巻を超える長いシリーズなので、振り返るのにも一苦労な作品です。
『ジョジョの奇妙な冒険』6部は2011年のアメリカを舞台とした作品で、主人公の空条徐倫は何者かの罠により裁判で不利な司法取引の結果、「州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所」に収監されます。
留置場で弁護士を介して父の空条承太郎より差し入れられた、ペンダントに仕込まれた「矢」の破片によって負傷した徐倫はスタンド能力を発現。
徐倫はスタンド「ストーン・フリー」を使い、刑務所からの脱走を試みますが、刑務所内には徐倫やジョースター家の血統と因縁のある、DIO(ディオ)の遺志を継ぐ者たちの陰謀が張り巡らされていました。
ジョースター家のこれまでの戦いの歴史と血縁関係については、次の記事でご紹介しています。
【ジョジョの奇妙な冒険】複雑な人間関係をジョースター家の家系図から各部ごとに解説!
空条徐倫とスタンド能力
空条徐倫はジョジョの8部までのシリーズを通じて唯一の女性主人公で、セクシーなスタイルやジョースター家特有の信念を持った行動力のある性格は、戦いを通じて得た仲間たちを魅了していきました。
ビジュアルの特徴としてお団子と三つ編みの髪型や、左腕に刻まれた蝶の文様などがあり、衣装の胸元の中心にいるハートの文様に囲まれた蝶が印象に残ります。
荒木先生の衣装デザインを見ていくと糸に囲まれた水色の蝶が心を中心にして鎮座していて、「ストーン・フリー」の能力や、刑務所に捕らえられた徐倫の心が蝶をモチーフに表現されているとも受け取れます。
空条徐倫のプロフィール
1992年生まれの19歳、身長174cmで体重は54から57kgくらいで日本人としての血統はクォーターの女性です。
家族構成は父の承太郎とアメリカ人女性の母がいるものの離婚しており、家庭を顧みない承太郎とは仲が悪かったため母子家庭で育ち、母親からはジョジョと呼ばれました。
ジョースター家の身体的特徴の左肩から背中の位置に星型のあざがあって、父親の承太郎とは共通点が多く、物語冒頭で留置場に入っていることや、似た性格をしている事を示す「やれやれだわ」や「オラオラオラァ」という口癖があります。
幼少期の家庭環境からグレてしまいましたが性格は明るく、持ち前の冷静な判断力と感情を爆発させ戦うという、相反する性質を併せ持つ徐倫。
元恋人のロメオにベタ惚れしていましたが、ロメオの裏切りを機に関係は破綻しました。
囚人の中には徐倫に好意を寄せる者もおり、仲間となる男性囚人のアナスイに至っては徐倫に求婚しています。
スタンド能力はストーン・フリー
ストーン・フリーは徐倫の身体を糸状に変化させるスタンド能力で、工夫次第で様々な応用ができ、「糸で相手を捕らえる、傷口を縫い合わせる、銃弾を逸らす」など多彩な能力が特徴です。
また、糸を人型のスタンドにして近接パワータイプにすることも出来るので、ジョセフの「ハーミットパープル」と承太郎の「スタープラチナ」の良いところを併せ持ちます。
スタープラチナと攻撃の破壊力は同等まで成長していきますが、スピードはやや劣り、時間停止は出来ません。
弱点は糸を攻撃されるとダメージを受けることと、距離を伸ばすとパワーが弱くなり、体の70%以上を糸にすると命の危険がある事。
ストーン・フリーの名前の元ネタは荒木先生の洋楽趣味から来ていて、ジミ・ヘンドリックスの「Stone Free」という楽曲であることは有名です。