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青年誌に連載されている漫画作品を対象にした、青年漫画歴代売上TOP30を発表！
ヤンジャン、ヤンマガ、モーニング、スピリッツなど、大人が読むマンガ雑誌に掲載された漫画の中で最も売れたのは果たしてどの作品なのでしょうか？

30位：カイジシリーズ

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1996年に連載を開始した、福本伸行先生によるギャンブル漫画。
コミックスは『賭博黙示録カイジ』全13巻、賭博破戒録カイジ』全13巻、『賭博堕天録カイジ 』全13巻、『賭博堕天録カイジ 和也編』全10巻、『賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編』全16巻を発売。
現在は『賭博堕天録カイジ 24億脱出編』の連載を行っています。

初期3作はコンビニ版全18冊も発売。
トータルの累計発行部数は2100万部を記録しています。

極限の勝負に挑むカイジの生き様を描いた、ギャンブル漫画の金字塔。
オリジナルのギャンブルも多く、特に「限定ジャンケン」は有名です。

28位：ワンパンマン

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2009年にONE先生が自身のHPで連載を開始し、村田雄介先生が作画を務めるリメイク版をとなりのヤングジャンプで連載しているヒーローアクション。
コミックスは村田版のみ23巻まで発売中。
累計発行部数は2400万部を突破しました。

あらゆる敵をワンパンチで倒すヒーロー・サイタマの活躍と苦悩を描いた作品。
淡々としたONE版、圧倒的迫力の村田版はそれぞれ作風が異なりますが、どちらにも独自の魅力があります。
サイタマが出て来ると一瞬で戦闘が終わる性質上、中期以降は彼以外のヒーローの活躍がメインになっています。

28位：GANTZ

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2000～2013年にヤングジャンプで連載された、奥浩哉先生によるSFバトルです。

コミックス全37巻、文庫版全18巻を発売。
大阪編を追加・再編集した『GANTZ/OSAKA』も全3巻でリリース。
トータルの累計発行部数は2400万部を記録しています。

電車に轢かれ死亡した主人公・玄野計（くろの けい）が突然謎の部屋に転送され、そこで様々な星人と戦うミッションを課せられるストーリー。
メインキャラと思われた人物があっさり死亡するなど、絶望的な展開が多く、そのスリリングな物語に多数のファンが引き込まれました。
なお、賛否両論あるラストはテレビアニメ『無敵超人ザンボット3』の影響を受けているとのこと。

22位：めぞん一刻

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1980～1987年にビッグコミックスピリッツで連載された、高橋留美子先生によるラブコメディ。
コミックス全15巻、ワイド版および文庫版それぞれ全10巻、コンビニ版全6巻、新装版全15巻を発売。
トータルの累計発行部数は2500万部を記録しています。

ボロアパート「一刻館」に住む冴えない男・五代裕作（ごたい ゆうさく）と、一刻館の管理人で若くして未亡人となった音無響子（おとなし きょうこ）の恋愛を描いた、ラブコメの金字塔。
数多くのヒット作を持つ高橋先生の作品の中でも最高傑作と言われるほど根強い人気を誇っています。

22位：沈黙の艦隊

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1988～1996年にモーニングで連載された、かわぐちかいじ先生による海洋戦記。
コミックス全32巻、愛蔵版全11巻、文庫版全16巻を発売。
トータルの累計発行部数は2500万部を記録しています。

日米の共謀によって秘密裏に建造された日本初の原子力潜水艦「シーバット」の艦長・海江田四郎（かいえだ しろう）の反乱を描いた物語です。
構想の当初は「潜水艦が描きたい」というシンプルな出発点だったようですが、非常に壮大で読み応えのある作品となりました。

22位：ああっ女神さまっ

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1988～2014年にアフタヌーンで連載された、藤島康介先生によるラブコメディ。
コミックス全48巻、完全版全3巻を発売。
トータルの累計発行部数は2500万部を記録しています。

主人公・森里螢一（もりさと けいいち）と、彼の元に現れた三女神の次女ベルダンディーとの恋愛＆日常を描いた物語。
前半はファンタジーと恋愛要素が強かったものの、中盤以降は日常描写、特にレース関連のエピソードが多くなりました。

22位：行け！稲中卓球部

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1993～1996年にヤングマガジンで連載された、古谷実先生によるギャグ漫画。
コミックス全13巻、コンビニ版全38冊、文庫版全8巻を発売。
トータルの累計発行部数は2500万部を記録しています。

稲豊中学校の卓球部に所属する6名とマネージャー2名の日常を短・中編のエピソードで描いた作品。
1990年代を代表するギャグ漫画で、青年漫画ではあるものの、連載当時は学生に絶大な人気を誇りました。

古谷先生はその後『僕といっしょ』『グリーンヒル』と、テイストの異なるギャグ作品をリリースしましたが、『ヒミズ』以降はギャグをほぼ封印しています。

22位：エンジェル・ハート

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2001～2017年にコミックバンチで連載された、北条司先生によるハードボイルドアクションです。

1stシーズン後、コミックゼノンに移籍し2ndシーズンを連載しました。
コミックスは1stシーズンが全33巻、2ndシーズンが全16巻。
1stシーズンの新装版は全24巻。トータルの累計発行部数は2500万部を記録しています。

ジャンプで連載されていた『シティーハンター』のパラレルワールドを描いた物語で、脳死状態となった槇村香（まきむら かおり）の心臓を受け継いだ台湾出身の殺し屋・香瑩（シャンイン）と、彼女の義父となった冴羽リョウ（さえば りょう）の家族愛をテーマにしています。
大ヒット作のヒロインが事実上死亡しているという衝撃的な導入は、当時大きな話題になりました。

22位：宇宙兄弟

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2007年にモーニングで連載を開始した小山宙哉先生による宇宙漫画。
コミックスは39巻まで発売中。
累計発行部数は2500万部を突破しました。

幼少期に兄弟で「宇宙飛行士になろう」と誓い合い、その後夢を叶え宇宙飛行士となった弟・南波日々人（なんば ひびと）と、一度は夢を諦め堅実な人生を送りながらも諦めきれず再チャレンジする六太（むった）のそれぞれの生き様が描かれています。
挫折を味わいながら、それでも夢に固執する大人のロマンが活き活きと描かれた名作で、数々の賞を受賞しています。

21位：釣りバカ日誌

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1979年にビッグコミックオリジナルで連載を開始した原作・やまさき十三先生、作画・北見けんいち先生による釣り漫画です。

コミックスは本編107巻まで発売中。
その他、番外編全12巻、『番外編 新入社員 浜崎伝助』を5巻までリリースしています。
累計発行部数は2600万部を突破しました。

漫画も大ヒットしていますが、本作は西田敏行さんと三國連太郎さんのコンビによる実写映画が非常に有名で、20年以上続いた名物映画でした。
ちなみに2002～2003年にはテレビアニメ化もされています。