アニメでの三冠ウマ娘の活躍は……？

【誕生日】今日はナリタブライアンの誕生日です！レコードVの皐月賞。終始外を走り5馬身差の日本ダービー。そして圧巻7馬身の菊花賞。三冠のパフォーマンスは伝説です。それだけに後の負傷と早逝が悔やまれます。歴史に輝くシャドーロールの怪物がいつまでも人の心にありますように（いとう） #ウマ娘 pic.twitter.com/FAUWmkejA4

— TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』 (@uma_musu_anime) May 3, 2018

アニメにおいては3人だけしか明らかになっていない、極めてレアな存在の三冠ウマ娘たち。
ただし、アニメでの出番やポジションにはかなりの違いがあります。

アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』において、最も重要な立場にいるのはルドルフです。
トレセン学園の生徒会長かつ中心的存在であり、東京レース場に銅像まで立てられる別格の存在として描写されました。

特に、テイオーが主人公の2期ではかなり多く登場。
1話目では冒頭から幼少期のテイオーとの出会いが描かれ、テイオーの左脚の怪我に気付くなど、キーキャラの1人となっています。
テイオーの栄光と挫折を、時に笑顔で、時に涙で、時に後方父親面で見守り続ける姿は、史実において親子関係である両者の絆を強く感じさせるものでした。

ブライアンは本編では目立った登場はなく、主にヒシアマゾンとの絡みやビワハヤヒデと買い物に出かける場面などが描かれています。
ただしEXTRAエピソードでは出番が比較的多く、1期13話「響け、ファンファーレ！」ではドリームメンバーによるWDTに出走。
「BNWの誓い」ではメインの3人に次ぐ存在として描かれており、熱を出した姉を気遣う様子や、ちょっとアレな絵を披露する姿が印象的でした。

シービーはこの2人と比べると、ほぼモブ状態。
1期では三冠ウマ娘として紹介された場面のみ、2期ではシガーブレードを応援に来た時だけの登場に留まっています。

三冠ウマ娘の3人がアニメ本編で絡むことはあまりなく、同じチームで生徒会のメンバーでもあるルドルフとブライアンすら会話はほぼありません。
ブライアンが一匹狼なので、姉のビワハヤヒデ及び積極的に絡んでくるヒシアマゾン以外のウマ娘とは会話すら滅多にしないのが主な原因でしょう。
シービーに至っては、そもそもセリフ自体がないので、謎のヴェールに包まれた存在になっています。

ただしアニメ以外では、ミニアルバム「STARTING GATE 06」に収録されたドラマ「Special Today! -R6-」で、ルドルフとブライアンの関係性を知ることができます。
生徒会役員であるブライアンは、後輩とあってルドルフの指示には忠実らしく、ルドルフに会いに来たテイオーを指示通り部屋に入れないよう食い止めていました。
ちなみに、ブライアンはルドルフのことを「シンボリルドルフ会長」と呼んでいます。

史実の三冠馬を紹介！

出典 : © 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会 : TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』公式サイト

史実の中央競馬クラシック三冠馬は、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアンの3頭だけではありません。
2021年5月現在、8頭の競走馬が達成しています。

最初に偉業を達成したのはセントライトという馬。
1941年に3歳でデビューし、3歳で三冠達成し、3歳で引退した、嵐のような三冠馬です。

それから20年以上の間、三冠を勝ち取る馬は現れませんでしたが、1964年にシンザンが見事達成します。
史上初の五冠馬で、通算19戦15勝、勝てなかったレースも全て2着と、連対率100％を誇る凄い馬です。

更に約20年の月日が流れ、1983年にミスターシービー、翌1984年に無敗でシンボリルドルフが達成。
その10年後、1994年にナリタブライアンが栄光を手にします。

それから11年が経ち2005年、シンボリルドルフ以来となる無敗三冠馬が誕生します。
競馬ファンでなくとも名前だけは知っているであろう、ディープインパクトです。
中央競馬13戦12勝とほぼ無敵を誇った、日本の競走馬史上最高傑作とも言われている牡馬です。

2011年には、こちらも超有名なオルフェーヴルが達成。
2012年凱旋門賞で栄冠まであと一歩のところまで行きましたが、ゴール寸前で差され2着に終わっています。

2020年には令和初の三冠馬が誕生しました。
史上3頭目の無敗三冠を成し遂げたコントレイルです。
この馬はあのディープインパクトを父に持ち、父子2世代での無敗三冠というトウカイテイオーが成し得なかった世界初の偉業を見事成し遂げました。

まとめ

テイオーの憧れだったこともあって、三冠ウマ娘といえばルドルフ会長のイメージが圧倒的に強いですが、他にも三冠ウマ娘はちゃんといます！
ちなみにアニメ本編では「ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアンなど」という説明だったので、許可次第では今後増えているかもしれませんね。

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