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【モンスターハンター ライズ 】 モンハンライズで追加された新モンスターたちの裏設定を詳しく解説!【まとめ】
ゴシャハギ
雪鬼獣・ゴシャハギの元ネタになっているのは、『なまはげ』です。なまはげは厳密にいうと妖怪ではなく、秋田県の男鹿半島で行われる年中行事に現れる、仮面をつけて藁の異称を身にまとった神の使いとして知られています。
寒冷群島に現れるところを見ると雪男のようなイメージもありますが、あの仮面は非常に特徴的なのでなまはげで確定かもしれませんね。
オロミドロ
泥翁竜・オロミドロの元ネタになっているのは、『泥田坊』です。こちらは公式インタビューで正式に泥田坊がモチーフだと説明しています。
老人が息子のために田んぼを購入したものの、息子は遊び惚けてばかりで田んぼをろくに使おうとしないばかりか、老人が亡くなった後に田んぼが売られてしまいます。しかし、売られた田んぼを購入した人の元に現れ、「田んぼを返せ、田んぼを返せ」と恨めしげに言ったのが泥田坊と言われています。
オロミドロの初登場シーンに「帰れ、帰れ」というフレーズがありますが、これは「返せ、返せ」とという泥田坊の言葉を意識しているでしょう。
ヤツカダキ
妃蜘蛛・ヤツカダキの元ネタになった妖怪は、『絡新婦(じょろうぐも)』です。絡新婦は女郎蜘蛛と読み、美しい女の姿に化けられる蜘蛛の妖怪として知られています。絡新婦の伝承は各地に広まっていますが、徳島県の伝承では巨大な絡新婦が婚礼前の男を殺害するというものです。
ただ、その絡新婦が婚礼前の男を殺害するのは、巨大な絡新婦になる前の一人の女性が嫁入り前に男性に捨てられてしまったことが原因だと伝えられています。女性はその後、男性への恨みと悲しみから深い山の中で巨大な絡新婦になったとか。
マガイマガド
怨虎竜・マガイマガドの元ネタになっているのは、『鵺』もしくは『亡霊武者』です。マガイマガドの身体から出る紫色の炎、そして険しい顔から亡霊武者を思わせる風体が感じられます。そして体格や顔、尻尾などから鵺を思わせるのがポイントです。
また、推測ではありますが、過去に狩られてきたモンスターたちの怨念がモチーフになっているという説があります。マガイマガドは数多くの攻撃に過去のモンスターの攻撃モーションと似た攻撃を行ってくるため、様々なモンスターの特徴を備えているということから、鵺を髣髴とさせるのかもしれません。
イブシマキヒコ&ナルハタタヒメ
イブシマキヒコの元ネタになっているのは、『風神』であり、ナルハタタヒメの元ネタになっているのは、『雷神』です。ストーリーを進めていく中で判明するのは、イブシマキヒコが身体に風袋という器官を備えていること、対するナルハタタヒメは雷袋という器官を備えていることです。
また、イブシマキヒコは自分と対となる存在を捜しているのに対し、ナルハタタヒメは対となる存在を急がせていることも判明しています。まさしく風神雷神がモチーフとなっており、この後もストーリーにおいて重要な関係性を示してくれるでしょう。
番外編:こんなものにも元ネタがある!】
ここからは番外編になりますが、環境生物や続投モンスターも新モンスターのモチーフのように考えると一層楽しめるでしょう。モチーフとなり得るのは、以下の通りです。
・ブンブジナ→ぶんぶく茶釜
・アイルー→猫又
・ガルク→狛犬
・ヒトダマドリ→人魂
・ヒャクメマダラ→百目
・イッタンモンシロ→一反木綿
・アミキリアカネ→網切
・ウミウシボウズ→海坊主
・ゴクエンチョウ→火の鳥
・ハクメンコンモウ→九尾の狐
・ベリオロス→般若
・タマミツネ→化け狐
・翔蟲→鍵縄
・百竜夜行→百鬼夜行
・フクズク→フクロウ+ミミズク
ベリオロスやタマミツネは後付けではありますが、モンハンライズの世界観に合わせるとしっくりくるかもしれません。その他にも様々なモチーフがあると思われるので、どんなモチーフなのか想像してみてはいかがでしょうか。
まとめ
モンスターハンターライズは和風一色の狩猟ゲームであり、フィールドも広いので散策や環境生物の発見など、楽しみはモンスターの狩猟のみに留まりません。上述したモンスター以外にも様々なモチーフがあると思われるので、狩猟に疲れた時は休憩がてらどんなモチーフなのか想像してみるのも良いですね。
今後も新モンスターが実装されることが予想されるため、新たな情報を待ちましょう。
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