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Nov
【STAR WARS】愛ゆえに堕ちた悲しき男!アナキン・スカイウォーカーの魅力を徹底解説!
アナキン・スカイウォーカーの魅力3選!
アナキン・スカイウォーカーは『スター・ウォーズ』シリーズの登場人物の中でも、人間らしい魅力的なキャラクターです。ここでは、そんなアナキンの魅力をエピソードを交えて3つ紹介します。
機械に強く、戦闘機の操縦技術がバツグン
アナキンは戦闘機の操縦技術に長けたジェダイです。奴隷時代、ワトーが営むジャンクショップの手伝いをさせられていたアナキンは、幼い頃から機械いじりの才能と天才的な操縦技術の片鱗を見せていました。『スター・ウォーズ』シリーズでおなじみのC-3POは彼が母の手伝いをさせるため、設計・組み立てをして誕生しました。
高速のレース・マシーンを操るポッド・レースでは、人間で唯一のポッドレーサーとして活躍。その才能が結果として、自身を奴隷から解放することに繋がります。
ジェダイとなってからも、独自に改造したデルタ7やイータ2などのスターファイターに乗り、クローン戦争で大きな成果を上げました。アナキンの操縦技術が光るエピソード3冒頭の宇宙戦闘シーンは必見です。
愛情深い性格
常に冷静で何事にも執着しないジェダイの中で、アナキンはとても愛情深い性格をしています。事実、アナキンはその愛情深い性格ゆえに、ダークサイドに堕ちたと言っても過言ではありません。その性格を表すエピソードとして、2つの重要なシーンがあります。
一つ目は、母のシミ・スカイウォーカーが亡くなるシーン。エピソード1でアナキンは奴隷の母と別れるときに「僕が戻ってママを自由にするよ。」と、約束しています。
しかし、この約束が果たされることはありませんでした。シミはタスケン・レイダーに拷問された末、殺されてしまいます。
アナキンは夢で母の危機を察知していながら、救うことができませんでした。「自分に力が無かったばかりに・・・。」母への愛情が深いがゆえに、アナキンの後悔や自責の念は強かったのではないでしょうか。母の死がきっかけとなり、アナキンはより一層力を渇望するようになります。
二つ目は、妻のパドメ・アミダラが亡くなる夢をみるシーン。母の死のあと、アナキンはパドメが亡くなる夢をみるようになります。「これ以上、愛する者を失いたくない。」愛する者を思う気持ちが強かったからこそ、失うことへの恐れも大きかったのかもしれません。
「フォースの暗黒面には人を死から救う力がある。」そう言ってダークサイドへ誘うパルパティーンの言葉に心を動かされてしまいます。パドメを救いたい一心でアナキンはジェダイを裏切り、ダークサイドへの道を歩むことになりました。
その後はダース・ベイダーとして大勢の人を殺戮したアナキンですが、そのきっかけとなった『大切な人を守りたい。』という強い気持ちは理解できる方も多いのではないのでしょうか。
また、この愛情深さが後に息子のルーク・スカイウォーカーを助け、自身の心を冷徹なダース・ベイダーから心優しいアナキンへと引き戻す要因となりました。
愛ゆえにダークサイドに堕ち、愛ゆえにライトサイドへ戻ることができたアナキンは、この愛情深い性格こそ大きな魅力といえるでしょう。
強さと弱さを併せ持っている
先ほど紹介したエピソードが示すように、アナキンは非常に高い戦闘能力を持っている一方、精神面では感情的で弱い一面があります。
選ばれし者と期待されたアナキンが、母や妻の死を受け入れられず、パルパティーンの誘惑に負けてダークサイドへと突き進んでしまう様子は、哀れで悲しみさえ覚えます。誰にも負けない優れた能力を持ちながら、弱い心の持ち主でもある。
このギャップがあるからこそ、ダース・ベイダー(アナキン)はただの悪役ではなく、心の弱さからダークサイドへ堕ちた悲しい人間として、観る人の心を打つのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
・機械に強く、戦闘機の操縦技術がバツグン
・愛情深い性格
・強さと弱さを併せ持っている
以上がアナキン・スカイウォーカーの魅力です。アナキンは『スター・ウォーズ』シリーズの登場人物の中でも、優れた能力を持ちながら、とても人間らしいキャラクターといえるでしょう。アナキンの心の動きに注目して『スター・ウォーズ』シリーズを観てみるのも、面白いかもしれません。
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