アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの気になるコンテンツ情報が盛りだくさん!

MENU

1

Jul

【Dr.STONE】を徹底解説!伏線・ネタバレをまとめてみた!【2019夏アニメ】

ネタバレ3・陣営関係【司帝国の内情とは?裏切りによる戦況逆転】

出典 : Amazon.co.jp

78話(単行本9巻)にて、見事科学の力を持って司帝国を制圧する科学王国であるが、誰も血を流さずに解決に辿り着けたのは勢力図の移り変わりが大きい。それぞれの内情が大きく戦力を覆したのである。


汚れた既得権益者を浄化するという高潔な理想を抱えている。が、その考えに至った理由は脳死状態にある妹(未来:みらい)に起因する。千空は奇跡の水が沸く洞穴占拠に加え、脳死状態であっても妹の体が外的損傷が少ない状態で石化しているなら、石化解除時の修復力で脳死も回復させられるのでは?という交渉を持って司を口説き落とした。

氷月(ひょうが)
司帝国三強の1人。司同様、復活者を選別する考えを有しているが「人が人から奪われない理想郷」を掲げる司とは違い、無能を養うことの難しい石の世界で「優れた人間だけを復活させる」という合理的な考えを持っている。つまり司が「持たざる若者に新世界のチャンスを」と復活させた無能に対する興味関心はなく、捨て駒として見殺す残忍さがある。最終最後、千空と手を取り合った司を殺そうする。

羽京(うきょう)
司帝国の三強の1人だが、目の前で誰も死んで欲しくないという優しい人間。一方、石像はただの「もの」だからと司の石像破壊行為には目を瞑ってきた。しかし千空が破壊された石化も「石化解除時の修復力で治す」と、未だ科学の力を持って70億人全人類を救おうとしていることから、後々千空側につく。人の死を嫌う彼の裏切り条件は千空への「司帝国の無血開城」だった。

弦(げん)
比較的初期の段階で司軍を裏切るメンタリスト。死を偽装していた千空の生存を確認するために科学帝国を訪れた際に千空の科学に魅せられ、「コーラを作る」ことを条件に寝返った。飄々としているがその後に千空たちを裏切るようなことはなく、切れる頭と回る口で巧みに人の心を掌握。司軍からの裏切り者の手引きは弦の功績である。

ネタバレ4【今までで作り出した現代文明は?科学によって開かれたストーリーとは?】

本編では、科学の知識を持って「ワイン」「火薬」「コーラ」「暖炉」「ラーメン」といった様々なものが登場するが、特に石器時代でそんなものが作れるのか、と思われる、かつ、ストーリーに大きく関わった科学文明をあげたい。

発電機
腕力発電という、発電方法は原始的なものではあるがこれにより「電気」ができ、洞窟への素材集めにも迎える上、後々の「携帯電話」にも影響を与える、まさに電気あってこその文明開化、の基盤を作り上げた。

サルファ剤
村巫女ルリを救うために作られた。サルファ剤とはいわゆる万能薬で、正式名はスルファニルアミド。人類が初めて作った抗生物質である。ガラスや薬剤がゼロの状態から作成するのに半年かかった。ルリが肺結核であれば太刀打ちができなかったが、肺炎だったため菌に勝つことができた。

メガネ
サルファ剤を作る上でフラスコ瓶は必要不可欠。このことからガラスを生成したのだが、石神村の仲間:スイカがボヤボヤ病と呼んでいる「ド近眼」であることを知っていた千空はメガネを作ってやる。また、石神村の門番「金狼(きんろう)」もボヤボヤ病であったことから、千空のメガネに救われることとなる。

携帯電話
持ち運び可能のサイズではあるが、我々の知っている携帯よりははるかに大きい。スピーカーが話し口で、明治時代などに見られた壁掛け電話機ほどの質量である。司帝国に潜伏する大樹たちに1機、石神村陣営に1機といった具合であるが、この2機をうまく用いいることで「アメリカ合衆国は既に文明を復活させている」と言ったデマ情報を流し、司帝国は既に無意味な存在であることを匂わせることに成功した。また、父:百夜が残していたガラスレコーダーを再生することで「世界トップ歌手:リリアン」の歌声を石器時代に蘇らせた。

リリアンの歌声がレコーダーとして残っていることにより、司帝国軍側にリリアンの歌声を電話越しで披露し、「アメリカ合衆国は本当に文明復興したのだ」というデマに信憑性を持たせた。また、根強いリリアンファンが科学王国に寝返った。

自動車
蒸気機関車と自動車の間をとったような作り。科学王国全体で司帝国に攻め入る準備として、陣営を近くに移す際に大きく役立った。また、携帯電話を司帝国にいる大樹たちに託すために潜入したクロムが司帝国に捕まり囚われの身だったので、クロムを助けるための突撃車として改良したが、クロム自身が自力で逃げ帰ってきたため最終戦戦で司帝国に攻め入る戦車に改良。

ネタバレ5【83話:Dr.STONE】

出典 : Amazon.co.jp

83話の題名がドクターストーン ではあるが、謎が解明された訳ではない。

科学王国と司帝国の2大勢力は1人の犠牲者もなく停戦。司は妹:未来を石化から復活させてもらったことから改めて千空の武力となることを誓う。「科学と力」2つを合わせて「石の世界」を切り開いていこうと千空と司の仲が修復したのも束の間、司は氷月の裏切りによって死線を彷徨うこととなる。
今の科学技術では司を救えない。しかし、石化解除時の修復力を応用すれば救えるかもしれないーーー。

昨日の敵は今日の友。
司を救うべく未だ未知数の石化の仕組みと原因を解き明かすことを改めて心に誓った千空は、その謎が解明されるその時まで、司を綺麗な状態で保存するために「冷凍庫」を作りあげ、凍死(コールドスリープ)させることを決意。「俺を信じて殺されろ」手汗を握りながら辛さを堪える千空を前に「もちろんだ むしろ死ぬなら君の手で」と司は死を受け入れるのだったーーー。

こうして千空は勝利の余韻に浸る暇もなく、地球の裏側に石化の手がかりを求める航路に出かけることとなるのであるが、ここでの伏線は「やはり石化は地球に向けられた攻撃ではなく、何らかによる地球に対する救いではないのか(修復や浄化の意味で)」ということだ。

まとめ

まだまだ語れないそれぞれのキャラの魅力や、名場面や名台詞が多数ある本作品である。
ぜひ、これに止まらずキャラクターまとめなども参考にし、連載漫画もアニメも堪能してもらえればと思う。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です