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20

Jan

ラノベ原作アニメTOP10! ラノベアニメで最も売れたのはどの作品?

出展 : Amazon.co.jp

ライトノベルを原作としたアニメをDVD・Blu-rayの売上をもとにランキングにしてみました!
テレビアニメの総合ランキングに加え、2000年代、2010年代それぞれのランキングや劇場版ランキングもまとめてお届けします!

テレビアニメ総合TOP10

1位:7.9万枚 化物語(<物語>シリーズ1期)
2位:6.1万枚 偽物語(<物語>シリーズ2期)
3位:4.3万枚 涼宮ハルヒの憂鬱(1期)
4位:4.2万枚 <物語>シリーズ セカンドシーズン(<物語>シリーズ3期)
5位:3.6万枚 ソードアート・オンライン(1期)
6位:3.4万枚 IS<インフィニット・ストラトス>(1期)
7位:2.9万枚 Free!(1期)
8位:2.8万枚 終物語(<物語>シリーズ4期)
9位:2.4万枚 俺の妹がこんなに可愛いわけがない(1期)
10位:2.2万枚 境界線上のホライゾン(1期)

(各巻売上の平均、BOXは対象外)

ラノベアニメ売上1位は2009年に放送された『化物語』です。
<物語>シリーズは他にも2位に『偽物語』、4位に『<物語>シリーズ セカンドシーズン』、8位に『終物語』がランクインしており、ラノベアニメの頂点というべきセールス実績を残していますが、特に驚異的なのはこの化物語で、2011年に発売された「化物語 Blu-ray Disc Box」が3万セット以上売れているため、合算すると10万枚以上のセールスとなります。
歴代のテレビアニメでこれ以上に売れた作品は『The World of GOLDEN EGGS』『新世紀エヴァンゲリオン』のみです。

<物語>シリーズはパロディやメタ的な表現を多用しており、しかも物語の大半がキャラ同士の掛け合いなので動きが少ないシーンが多く、長らく映像化が困難な作品と言われていました。
作者の西尾維新先生も「メディアミックス不可能な小説」というコンセプトで書いたことを述懐しています。
その作品が満を持してアニメ化され、しかもシャフトの演出渡辺明夫さんのキャラクターデザイン神前暁さんの楽曲が見事にハマったことで、驚異的な爆発力を生み出したのでしょう。

3位にランクインした『涼宮ハルヒの憂鬱』は、2006年に放送されたラノベアニメのレジェンドです。
本作の大ヒットをきっかけに、ラノベの数は激増し、アニメ化される作品もどんどん増えていきました。

このハルヒ1期もBOXが3万セット以上売れているため、トータルでは偽物語(BOX含む)を上回ります。
2009年には、1期を時系列順に再構築した再放送に2期を混ぜて放送するという異例の発表方法を用い、しかも夏休みがループするエピソード「エンドレスエイト」に至っては毎回異なる映像で8回も繰り返し同じ話を放送し、視聴者にもループを体験させるというトリッキーな試みを行ったことが議論を生みました。

5位にはソードアート・オンラインの1期がランクイン。
この作品もラノベアニメのレジェンドで、本作のヒット以降Web小説からの書籍化・アニメ化が激増しました。
また、ゲームの中にダイブしてゲーム内世界を体験する「VRMMORPG」というジャンルは作品の枠を飛び越えて浸透し、同時にのちの異世界転生・転移ブームの呼び水になったと考えられ、各方面に多大な影響を与えています。

6位の『IS<インフィニット・ストラトス>』は2011年に放送されたアニメで、同クールに放送された『魔法少女まどか☆マギカ』と共に猛威を振るいました。
ハーレムアニメ全盛期の象徴とも言える作品で、原作は当初MF文庫Jからリリースされていましたが、現在はオーバーラップ文庫から刊行されています。

7位の『Free!』は京都アニメーションの文庫レーベル・KAエスマ文庫から刊行された『ハイ☆スピード!』を原案としたアニメです。
他のラノベアニメのように、ヒットしたラノベをアニメ制作会社が映像化するという形ではなく、KAエスマ文庫自体が京アニで映像化することを前提としたレーベルという印象なので、あまりラノベアニメ感はありません。
京アニは女性スタッフが多く、女性向けアニメを作ればヒットすると言われていましたが、この作品によって見事に実証されました。

9位の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』妹アニメの決定版で、同作者陣による『エロマンガ先生』もヒットを記録。
10位の『境界線上のホライゾン』は原作が2018年12月に完結し、10年の歴史に幕を閉じました。

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