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27

Apr

ガンプラアニメの新星!ガンダムビルドダイバーズ

出典 : (c)創通・サンライズ・テレビ東京 : 『ガンダムビルドダイバーズ』公式サイト

『ガンダムビルドダイバーズ』とは、『ガンダムビルドファイターズ』やその続編である『ガンダムビルドファイターズトライ』の系譜を受け継いだ、ガンダムシリーズのプラモデルをメインとして扱ったホビーアニメです。

今回は、絶賛放映中の『ガンダムビルドダイバーズ』の注目ポイントと、今までのシリーズとの違いについてご紹介していきます。

【あらすじ】

ある日、臨海都市に住むミカミ・リクは、親友の“ユッキー”ことヒダカ・ユキオに誘われて、電脳仮想空間でガンプラ同士を戦わせるオンラインゲーム“GBN”のイベント会場を訪れる。
そこでリクはチャンピオンであるクジョウ・キョウヤによる鮮烈なガンプラバトルを目の当たりにし、いつの日か彼と対等な勝負のできるガンプラファイターになることを誓う。
月日が流れ、14歳になったリクは、GBN用に組んだダブルオーガンダムの改造ガンプラ「ガンダムダブルオーダイバー」と共にGBNの世界へと飛び込んでいく。

【見所】

・画面を動き回るモビルスーツ

・・改造ガンプラ

出典 : (c)創通・サンライズ・テレビ東京 : 『ガンダムビルドダイバーズ』公式サイト

今作はガンプラの販促も兼ねたアニメなので、何よりも力を入れて作られているのは、やはりこの改造ガンプラでしょう。
前作は一から作られたフルスクラッチの機体が主人公機でしたが、今作はダブルオーガンダムの改造ガンプラが主役となっており、その面影も強く残っています。
特にガンダムダブルオーのファンは久しぶりに見られるダブルオーの活躍にきっと心を躍らせるはず。

また、レギュラーとなる登場人物が使うガンプラの中でジムシリーズがピックアップされたのは初めてとなります。
支援砲撃が主体となるジムⅢビームマスターは、果たしてどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。

・・過去作からのゲスト出演機体

ビルドファイターズシリーズで歴代ガンダムファンにとって嬉しい要素がコレ。
映像化されたことのない作品の機体や、本編では活躍の機会がないまま撃墜されてしまった機体が、画面の中をところ狭しと駆けずり回る様子を思う存分堪能させてくれます。

ビルドダイバーズでも改造機体ではない過去のMSをモブ出演させる点は変わっていないようです。
第一話だけでも、初代ガンダムに登場したザク、ガンダムSEEDのライバル機イージスガンダム、そして未だ映像化されたことのないテスタメントガンダムが現代の美麗な作画で動き回る様子を見ることができます。

前々作ビルドファイターズ及び前作ビルドファイターズトライでは、制作側の事情から、ガンダムAGEやGのレコンギスタに登場したMSは、ヴェイガンギアを除いて、劇中に登場することはありませんでした。
しかし、今作ではメインの登場人物であるクジョウ・キョウヤがガンダムAGE-Ⅱの改造ガンプラを、そのライバルであるロンメルがグリモアの改造ガンプラを愛機として使用しています。
これらの事実は、今作以降はこれらの作品からもモブとして様々な機体がゲスト登場することが可能であることを物語っています。特にAGEやGレコファンにとっては嬉しいお知らせのはず。

そこで1つ気になるのは、今作の1年前に放送終了したばかりの鉄血のオルフェンズに登場したMSは出演させることができるか否かです。
OPではオルフェンズに登場した機体と類似性の高い改造ガンプラが映っていますが、一説ではガルバルディβをベースとした改造機であると言われています。
ビルドファイターズトライの時点で放送終了から4年経っていたにもかかわらず、AGEのMSを出演させることが難しかったことを考えると、恐らく鉄血のオルフェンズの機体を登場させることは厳しいでしょう。

もちろん、登場するのはあくまでシーンの1カット程度でファンサービスの域をでないので、過度な期待は禁物ですが。

・気になるキーワード

・・GBN

正式名称「ガンプラバトルネクサスオンライン」。
VRヘッドセットとリクライニングチェアのような椅子がセットになった大型筐体を用い、自身の意識を電脳仮想空間「ディメンション」に飛ばしてプレイするフルダイブ型のオンラインゲームです。

プレイ開始前にあらかじめ作っておいたガンプラをスキャニングするシステムを用いており、スキャニングしたガンプラがディメンション内での愛機となります。
ガンプラの完成度の高さがそのまま強さに直結するシステムになっているので、プレイの際にはプレイヤーのガンプラを操るテクニックだけではなく、プラモデルを組むビルダーとしての力も重要になります。

・・フォース

GBN内で気に入った相手と作ることのできるチームのことです。
私たちの世界のインターネットゲームにおける、「チーム」や「ギルド」といった多人数サークルと考えれば分かり易いでしょう。フォースの結成者がそのフォースのリーダーを担当することになります。

フォースの結成理由はさまざまですが、多人数でフォースを構成するのが主流のようです。
その一方で、中には構成員がフォースリーダー一人のみのフォースも存在する模様。

また、年に一回最も強いフォースを決めるための大会、フォースバトルトーナメントが開催されています。
プロローグにて描写された前回大会は第14回目のフォースバトルトーナメントにあたります。

フォースの所属人数に制限はないので、この先リクやユッキーがどのような相手とフォースを組み、またどのようなフォースと出会うことになるのかに注目が集まります。

・・ダイバー

出典 : (c)創通・サンライズ・テレビ東京 : 『ガンダムビルドダイバーズ』公式サイト

GBNでプレイヤーが扱うアバターのことです。
正式ログイン時にプレイヤーが自分の分身として作成することになります。
ダイバーの容姿は現実のプレイヤーに依存することはなく、自由に作ることが可能。
そのため、現実では男性のプレイヤーであっても女性型のダイバーを作成したり、フェレットやオオカミ人間のような奇抜なダイバーを作成することだってできます。

ゲームを進めることでガンダムシリーズにまつわるさまざまなコスチュームやアクセサリーを手にすることができ、手に入れたアイテムによって自身のダイバーを自由に着飾ることもできます。

正式ログインではない仮ログインの場合、ダイバーを設定することはできず、ガンダムシリーズのマスコットとして登場するハロ型のダイバーに固定されてしまいます。しかし、この状態でもアクセサリーなどで着飾ることは可能です。

この要素のおかげで前作と比較してキャラクターの個性が際立っており、鬼の様な外見のダイバーからフェレット型のダイバーまで、バリエーション豊かなキャラクターが登場します。

ゲーム内に登場するダイバーの挙動や発言から、現実世界にダイバーを操作するプレイヤーの人物像を考察してみるのも楽しいでしょう。

・・マスダイバー

GNB内でランキングポイントを稼ぐためにビギナー狩りや乱入をする悪質なプレイヤーの総称です。
ガンプラの能力を不当に高めるブレイクデカールと呼ばれる非公式な不正ツールを使用しており、そのツールの影響でディメンションにバグが発生するようになっています。

・・謎の少女サラ

出典 : (c)創通・サンライズ・テレビ東京 : 『ガンダムビルドダイバーズ』公式サイト

リクとユッキーがはじめて行ったクエストで保護した少女です。
ガンプラも無しに森で倒れていたこと、ガンプラの声や痛みを感じとることができること、フレンド登録と言われて首を傾げることなど、とても謎の多い女の子です。

果たして、彼女はどのようにストーリーへと影響を与えていくのでしょうか。

・まとめ

いよいよ放送を開始した『ガンダムビルドダイバーズ』。
前作や前々作がバトルを繰り返しながらビルダーとしてもファイターとしても成長していくホビーアニメの王道を走っていく作品だっただけに、今作も同じような展開が予想されていました。
しかし、蓋を開けてみればブレイクデカールや謎の少女サラの存在など、序盤から今までの作品とは一線を画す展開にもっていくことをたっぷりと匂わせてきます。

フォースやまだ見ぬダイバーと改造ガンプラとの出会いだけでなく、これらの問題がどう広がりどう収束していくのか、今後の展開から目が離せない作品です。

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