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2期制作の可能性は？

2期制作の可能性は15%ぐらいなのではないでしょうか。原因としてはやはりMF文庫Jのメディアミックス戦略にあると思います。先程紹介した『ようこそ実力至上主義の教室へ』ですが、「1期で終わらせることを前提にしているのではないか」というぐらいのシナリオ変更が見られました。

シリーズ累計発行部数が500万部を突破した大人気作にも関わらずです。『ノーゲーム・ノーライフ』も作者の体調不良の影響があるとはいえ、シリーズ累計発行部数が600万部を突破している文句なしの人気作にも関わらず、未だに2期制作発表の兆しがありません。

加えてMF文庫Jは、現在（2021年8月）放送中の『探偵はもう、死んでいる』や『ぼくたちのリメイク』のような注目作を多数抱えている状態なので、メディアミックスの機会はそちらに譲ることになるでしょう。

変好きが完結する！？

『変好き』がいよいよ完結するそうです。2021年6月25日に刊行された『変好き』第13巻でクライマックスを迎えたそう。

新感覚変態湧いてくる系ラブコメ、そうは言うがもう変態が湧かないクライマックス第13弾!『可愛ければ変態でも好きになってくれますか？１３』より引用

エピソードの説明はネタバレになるので本記事では省きますが、ラブコメという括りにおいて一つのクライマックスを迎えました。そして14巻が最終巻になるとのことです。

完結によるアニメ化もあり得る？

ここ最近、原作ライトノベルの完結をきっかけとしたTVアニメ化が増えてきました。『はたらく魔王さま！』がその一例で、2013年にTVアニメ1期が放送され、原作が2020年に完結。そしてその後にTVアニメ2期の制作が発表されたのです。

『変好き』も、完結のタイミングでTVアニメ2期が発表される可能性は十分あります。ただ、『変好き』は『はたらく魔王さま！』ほどの大ヒットをしているわけではないので、可能性はあまり高くないと思われます。

まとめ

それでは本記事をまとめていきます。

・『変好き』は原作のストックが十分にある
・ビジネス的に2期は厳しそう
・そろそろ原作が完結しそう

このような形になりました。クオリティにおいては十分すぎる内容だった『変好き』ですが、内容が内容だけに収益がイマイチ伸びませんでした。それでもファンの熱い応援があればあるほど、2期制作の可能性は高まります。

本記事を読んでいて『変好き』2期を望んでいるのであれば、まずは原作ライトノベルやコミックスを購入してみてもいいのではないでしょうか。