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【最遊記アニメ化】三蔵一行は家族だった!?過去が壮絶すぎる玄奘三蔵・孫悟空・沙悟浄・猪八戒のプロフィールを徹底解説! #最遊記RELOAD #最遊記外伝 #最遊記RELOADBLAST
※加筆日2023年2月2日
25年以上愛される大人気漫画、最遊記(さいゆうき)
作者は峰倉かずや先生。
最遊記は西遊記をモチーフにしており、容姿端麗なキャラクターたちと爽快感あふれるアクション、美しい描写が人気で長年支持し続けるファンが多い作品です。
今回紹介する私もその1人!
1997年『月刊Gファンタジー』から連載スタートし、シリーズは累計発行部数2500万部突破!
最遊記シリーズは『最遊記』から始まり、『最遊記RELOAD』、『最遊記外伝』、『最遊記RELOAD BLAST』、『最遊記異聞』などがあります。
現在峰倉先生が闘病中のため、不定期に一迅社『コミックZERO-SUM』にて連載中です。
最遊記は4度にわたるテレビアニメ化や劇場版も放映され、アニメシリーズでもとても人気な作品です。
連載25年を記念をして2022年1月、5度目のアニメ化まで放送されました。
タイトルは『最遊記RELOAD ‐ZEROIN‐(ゼロイン)』
2000年に放送されたテレビアニメ「幻想魔伝 最遊記」から続く豪華声優陣が、今作も続投したのです!
今回は、物語の主軸となる三蔵一行4名のキャラクタープロフィールを徹底紹介します。
【最遊記】三蔵一行 キャラクタープロフィール
玄奘三蔵(げんじょう さんぞう) 【最遊記・キャラクタープロフィール】
年齢:23歳→24歳(RELOAD)
身長:177cm(RELOADでは176cm)
体重:64kg
誕生日:11月29日
血液型:A型
声優:関俊彦(代表作:『鬼滅の刃』鬼舞辻 無惨役、『忍たま乱太郎』土井半助役など)
短気でプライドも高く、自己中心的なところありますが、冷静さと鋭い判断力を持ち合わせています。
金髪に紫暗の瞳、顔立ちは中世的で美しく整っており、本人は他人から容姿について触れられると不機嫌になり激怒します。
お酒は強い方ですが、酔うと人格が変わることもあり、またヘビースモーカーでマルボロ(赤)を愛煙。
新聞を読むときだけ、眼鏡をかけます。
口癖は「死ね」や「殺すぞ」など、僧侶としてあってはならない言葉を普段から使います。
三蔵は旅のリーダーかつ、悟空と沙浄の喧嘩をハリセンで止め、物事の決定権を握る父親的ポジションでもあります。
武器は、主に拳銃を使用。
そして師匠から継いだ「魔天経文」を肩からかけており、経を唱えると「魔戒天浄」が発動し敵を一掃することができます。
三蔵の正式な法名は「第三十一代 唐亜(とうあ)玄奘三蔵法師」
幼名は江流(こうりゅう)。
孤児だった江流は、のちに師匠となる光明三蔵に拾われ金山寺で育てられます。
江流は13歳で玄奘三蔵法師の称号を継ぎ、「聖天経文」と「魔天経文」の継承者となりますが、目の前で師匠の光明三蔵を殺され、聖天経文を何者かに持ち去られてしまいました。
三蔵は経文と師の仇(かたき)を探すべく金山寺を下山し、16歳のとき聖天経文の行方について、三仏神に拝謁(はいえつ)し長安の慶雲院に留まることになります。
三蔵は後に牛魔王蘇生実験阻止のため西の旅に出るまでは、慶雲院の総責任者についていました。
三蔵は俗に言う「生臭坊主」とも呼ばれており、旅の途中で村人から経を唱えてほしいと言われるも、すぐに嫌な顔をして仕方なく唱える場面もあるぐらい法師の立場でありながら仏道にすがる気持ちはありません。
悟空たち3人のことを下僕と呼ぶこともありますが、3人のことを少なからず情は持ち合わせています。
特に悟空との絆は深く、時折笑顔を見せる場面もあるのです。
孫悟空(そん ごくう)【最遊記・キャラクタープロフィール】
年齢:18歳→19歳(RELOAD)
身長:162cm
体重:61kg
誕生日:4月5日
血液型:O型
声優:保志総一朗
(代表作:『機動戦士ガンダムSEED』キラ・ヤマト役、『アイドリッシュセブン』 百役など)
明るく元気いっぱいで、純粋な心を持っている少年。
精神年齢は低めで、むずかしいことを考えるのが嫌いです。
善悪の判断はしっかりとしており、正義感が強く、本能のおもむくままに行動しています。
三蔵や悟浄からは「バカ猿」と呼ばれ、悟浄との喧嘩は日常茶飯事。
仲間の中では、無邪気な末っ子のような存在。
食べることがなによりも大好きで、口癖は「腹へった」。
身軽な体で敵をなぎ倒し、武器は如意棒を使用。
古来より吉凶の源とされている黄金の瞳を持ち、額には金鈷(きんこ)と呼ばれる神通力を固形化した特殊な妖力制御装置をつけています。
悟空の金鈷が外されると、本来の姿である大地の精霊「斉天大聖(せいてんたいせい)」となり、自我を失いながら敵や味方関係なく周りを虐殺し暴れ回ります。
悟空の暴走を唯一制御できるのが玄奘三蔵であり、現在悟空が額につけている金鈷は玄奘三蔵自身の神通力を固形化したものです。
悟空の出生は、花果山の山頂にある仙岩から大地のエネルギーが集結して生まれた、人間でも妖怪でも神でもない異端児と呼ばれていました。
その後の悟空は天界へ預けられますが、ある事件がきっかけで斉天大聖となり大量虐殺を犯し、過去の記憶は観世音菩薩により消されてしまいます。
その後は500年間、未開の地である五行山山頂にある岩牢に封印されていました。
500年の間、孤独な悟空の封印を解いてくれたのは、現在旅を共にする玄奘三蔵でした。
ここから最遊記の物語がスタートするのです。
沙悟浄(さ ごじょう)【最遊記・キャラクタープロフィール】
年齢:22歳→23歳(RELOAD)
身長:184cm
体重:75kg
誕生日:11月9日
血液型:B型
声優:平田広明
(代表作:『ONE PIECE(ワンピース)』サンジ役、『TIGER & BUNNY』鏑木・T・虎徹役など)
無類の女好きで大雑把な性格ですが、女性と子供にはとても優しく、情に弱いところもある兄貴的存在でもあります。
戦闘中も常にタバコをくわえているほど、ヘビースモーカーでハイライトを愛煙。
見た目は妖怪と人間の禁忌の証である深紅の髪と瞳、額にはバンダナをしています。
三蔵とは喧嘩するものの、大人な会話をすることもあり悪友といった関係です。
また悟空との喧嘩は日常茶飯事で、仲間の中では長男的ポジション。
他のメンバーよりは、不運な役回りにされることも多々あります。
武器はチェーンの付いた錫杖(しゃくじょう)と呼ばれる、先端に三日月型の刃が付いた鎖鎌を使用しています。
悟浄は妖怪である父と、その愛人であった人間の母から生まれた半妖(ハーフ)です。
そのため妖怪よりは人間に近く、妖力制御装置を付けなくても自我を保っています。
幼い頃、両親の心中に巻き込まれるものの悟浄だけ助かり、その後は父親の正妻であった妖怪の義母の元で生活をしていました。
悟浄は一生懸命義母に好かれようと努力しますが、義母は半妖である悟浄を忌み嫌い虐待をし続ける日々。
ついに義母は悟浄を殺そうとしますが、悟浄と異母兄弟である兄・爾燕(じえん)が母親を殺害したのです。
その時に悟浄が義母から受けた傷は、今でも左頬に残っています。
その後の悟浄は、住まいを転々とし、色事や博打で生計をたて自由奔放な生活を送っていました。
ある日負傷した猪八戒と出会い、看病をしたことがきっかけで3年間生活を共にします。
こうして、八戒とは気心知れた親友のような存在になるのです。
猪八戒(ちょ はっかい)【最遊記・キャラクタープロフィール】
年齢:22歳→23歳(RELOAD)
身長:181cm(RELOADでは約180cm)
体重:73kg
誕生日:9月21日
血液型:AB型
声優:石田彰
(代表作:『新世紀エヴァンゲリオン』渚カヲル、『銀魂』桂小太郎役など)
誰に対しても敬語で、礼儀正しく温厚な性格。三蔵一行の中では1番の常識人。
爽やかな好青年ですが、怒らせると一番怖い腹黒タイプで、口喧嘩では三蔵に勝ります。
右目は義眼で片眼鏡をかけています。(アニメ版では視力低下が原因)
中立を保ち、普段から喧嘩ばかりする3人を優しくなだめる母親や保育士のような役割。
博打や酒は、三蔵一行の中で一番強いです。
三蔵一行の移動手段である車に変化することができる、小さな白い翼竜・ジープの飼い主。(アニメ版での名前は白竜)
武器は無く、主に気功術を使用し、攻防だけではなく治癒も可能です。
左耳に3つのカフスが妖力制御装置となっています。
カフスが外れると自我を保ったまま全身に蔓(つる)植物の模様が現れ、妖怪の姿へ変化し、その強さは斉天大聖がひるんでしまうほど戦闘能力は高いです。
八戒は元人間で、猪悟能(ちょ ごのう)という名で孤児院にて育ちます。
当時の八戒は、全く笑わない子供でした。
青年になり孤児院を出てからは子供塾の教師をし、恋人であり双子の姉である花喃(かなん)と平穏に暮らしていました。
ある日、花喃が行方不明になり、村人が花喃を大妖怪・百眼魔王への生贄に差し出したと聞いた悟能は、怒りのままに村人たち半数を虐殺します。
そして百眼魔王の配下も次々と殺害するのです。
捜索から1年後に花喃と再会しますが、花喃は百眼魔王の子供を身ごもっており、悟能の目の前で自死したのです。
昔から「千の妖怪の血を浴びると妖怪化する」という言い伝えがあり、悟能はその通り妖怪になりました。
妖怪となった悟能は、「猪八戒」と改名します。
その後三仏神は玄奘三蔵に「猪八戒を討伐せよ」と命じますが、三蔵は八戒の大罪を裁くことなく、自分の保護下に置くことにしました。
こうして三蔵と悟空の旅にも、悟浄と一緒に同行します。
おわりに【最遊記・キャラクタープロフィール】
今回は最遊記を知らない方にも、彼らの性格や過去などをわかりやすくまとめてみました。
最遊記本編ではシリアスなシーンは多いものの、クスッと笑えるほのぼのとしたシーンもたくさんあるので最後まで楽しめる物語となっております。
三蔵一行の旅はまだまだ続き、5度目のアニメ化では原作の最終章・最遊記RELOAD BLASTにつながる重要な物語「Even a worm編」が舞台です!
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