デビュー以降、数多くの作品でヒロインを演じてきた人気声優・瀬戸麻沙美さんを大特集！
これまで瀬戸さんが演じてきたキャラの中から、特に人気の高い10名をピックアップし、ランキング形式でまとめました！

10位：西絹代（にし きぬよ）

2012年にテレビシリーズが始まり、その後は劇場版や劇場公開OVAで展開している『ガールズ＆パンツァー』のキャラ。
知波単学園の隊長で、テレビシリーズの第63回全国戦車道高校生大会では西住まほ率いる黒森峰女学園に1回戦で当たり圧倒されたため、出番はほぼありませんでしたが、2015年公開『ガールズ＆パンツァー 劇場版』より初登場を果たしました。

礼儀正しく、軍人っぽい堅さを持った女子で、誰に対しても丁寧な口調で接します。
突撃癖のある知波単学園の面々を統率するのに四苦八苦していますが、自身も人の話を最後まで聞かず早とちりする悪癖はある程度持っています。
最終章の無限軌道杯では大洗女子学園と直接対決し、多くの見せ場を作りました。

瀬戸さんは軍人タイプのキャラを演じる機会が多く、この西隊長もその中の1人ですね。

9位：宮本来夏（みやもと こなつ）

2012年夏に放送された『TARI TARI』のメインキャラ。
普通科ながら、歌うことが大好きなため音楽科の部活である声楽部に所属していたものの、発表会での失敗によって歌うことが禁止されたため、退部して合唱部の立ち上げを決意。
以降、白浜坂高校合唱（時々バドミントン）部の部長として、持ち前の明るくポジティブな性格と面倒見の良さで部員のみんなを引っ張っています。

瀬戸さんは2011年放送の『放浪息子』で、もう1人の主人公と言われるほど重要なポジションのキャラ、高槻よしの（たかつき よしの）役でデビューを果たしました。
この来夏も、『TARI TARI』における「もう1人の主人公」と言っても過言ではないキャラですね。

8位：樋口一葉（ひぐち いちよう）

2016年よりアニメ化が行われている『文豪ストレイドッグス』の登場キャラ。
横浜の裏社会を牛耳る「ポート・マフィア」の首領直轄遊撃部隊長・芥川龍之介（あくたがわ りゅうのすけ）の部下。
芥川を「先輩」と呼び慕い、彼が拉致された際には単身で救出を試みるほどの忠誠心と愛情を持っています。

黒のパンツスーツが似合う美女で、その容姿は太宰治から「睡蓮の花の如く儚く可憐」と称賛されるほど。
武闘派組織「黒蜥蜴」の面々にも敬語で話す一方で武装探偵社のことは見下しており、身内とそれ以外とでしっかり区別を付けるタイプです。

瀬戸さんは可愛いタイプより凛々しい女性キャラを演じる機会が多く、『ウィッチクラフトワークス』火々里綾火（かがり あやか）や『戦姫絶唱シンフォギア』友里あおい（ともさと あおい）もそれらに該当します。

7位：ラン

2012年に分割2クールで放送された『輪廻のラグランジェ』のメインキャラ。
惑星レ・ガリテの王女で、本名はフィン・エ・ルド・スイ・ラフィンティ。
使命を持って地球へ降り立ち、そこで出会った京乃まどかにロボット「ウォクス」に乗るよう懇願しました。

普段はクールで使命のために最善を尽くそうとするしっかり者ですが、天然ボケ、ドジッ子、カナヅチ、怖がり、不器用とポンコツ要素満載。
ノウムンドゥス財団の会長代理・アステリアから地球の挨拶として教えられた「わん」がそのまま口癖になるなど、簡単に人を信じてしまう単純な一面もあります。

放送当時から人気が高く、最もファンから愛されたキャラです。

6位：ミラージュ・ファリーナ・ジーナス

2016年に放送された『マクロスΔ』のヒロイン。
ケイオス・ラグナ支部のデルタ小隊に所属するパイロットで、当初の階級は少尉。
のちに中尉に昇進しました。

軍人気質の堅物で、真面目すぎて融通が利かないタイプ。
主人公のハヤテ・インメルマンの奔放さに苛立ち、掟破りの行動に対し鉄拳制裁を行うなど、特に序盤ではピリピリしたシーンが目立ちました。

本来ならマクロスの伝統として、三角関係の1枠を担うメインヒロインの1人と紹介すべきキャラですが、前述したようにハヤテにイライラしている場面ばかりが目立ち、恋愛という雰囲気ではなかったため、メインヒロイン感はほとんどありません。
やや損な役回りのキャラでした。