史実上では

歴史の教科書でお馴染み、北辰一刀流の達人にして、土佐藩出身の武士。そして、日本近代化の立役者である薩長同盟締結に奔走した幕末の英雄。
薩長同盟と幕府との間を取り持ち、大政奉還による穏便な革命を促したとされています。
また、海援隊として海運業を営んでいたという逸話を持っていたことが後述のライダークラスの現界に繋がるのではないか、と言われています。1867年、近江屋事件により複数の暴漢によって暗殺され、この世を去りました。

ゲーム中においては、数ある逸話の中でも剣術の使い手であったことや海援隊を率いていた経歴をピックアップしたスキルを数多く揃えています。

FGOでは

人物

丁寧な物腰で喋る気さくな好青年。自己犠牲の精神が強く、自身が消滅してしまいそうな状況でも、それが後々の事件解決に繋がる見込みがあるのであれば、普段と何一つ変わらぬ態度でそれを受け入れます。
「～ぜよ」と語尾につけるのが特徴的な土佐弁は、サーヴァントにとって致命的なディスアドバンテージとなる真名バレに繋がる点から意図して封印し、敢えて標準語を喋っています。
メイン武装は刀とピストル。ただし、それはあくまでも「彼自身」のメイン武装。戦闘では専ら相棒であり宝具でもある「お竜さん」による肉弾戦が主流。

お竜さん

龍馬の宝具にして、相棒。
本来はとある山に封印状態で縫い付けられていた「まつろわぬ何か」でしたが、龍馬が若気の至りによって彼女の封印を解いてしまったことで解放されました。
龍馬に助けられたことで、彼に一目ぼれしてしまい、以降恩返しを名目に龍馬の元に押しかけ女房することに。
宝具を解放した際には、人型から本来の大蛇の姿を披露してくれます。
また、龍馬の宝具名は「天駆ける竜が如く」ですが、厳密には彼女は竜ではなく、蛇のモノノケに近い存在。
龍馬が暗殺された際には、彼の元を運悪く離れており、助けることが出来なかった彼女は悲しみに暮れて海の底に消えていってしまいました。

史実における龍馬の伴侶である女性「おりょう」がモデル。

期間限定クエスト「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」での扱い

本クエストにおけるプレイヤーのナビゲート役。
帝都で行われた本来とは形の異なる聖杯戦争において、世界から「抑止の守護者」として魔人セイバーと共に召喚された英霊。
聖杯戦争の終結を目的としており、同じく特異点の消滅が目的であるプレイヤーとは利害関係の一致から協力関係をとることに。
特異点の原因となるサーヴァントをプレイヤーが倒したことで、そのままお役御免……と思われていたものの、何故か事件収束後にひょっこりとカルデアに現れます。
彼は、自身がそのまま消えていかなかった点について、「まだ自分が解決すべき問題が何か残されているのでは？」と、フラグたっぷりの独白をしていますが、果たしてその真相はいかに。