付け耳がファッションに！？

『みみみっくす！』はコミック百合姫で連載された広瀬まどか先生の作品です。
つけ耳がファッションとして流行している世界が舞台となっていて、登場する女の子たちは様々な動物の耳を頭に付けています。
ただ、つけ耳はヘアバンドのようなアクセサリーではなく、実際の動物の耳を施術して移植するというもの。
そのためか、動物の種類によって様々な性質が副作用として表れることがあるのです。
本作はつけ耳専門クリニック『petit lapin(プチラパン)』でつけ耳デビューをする、またはつけ耳デビューをした女の子たちのエピソードが描かれています。

えっちなこと大好きガール

【宣伝するよ】コミック百合姫2月号、本日発売です。拙作「みみみっくす！」第2話載ってますのでよろしくお願いします！(画像は今回かわいく描けたコマ) pic.twitter.com/EBLjVnUIH9

— 広瀬まどか｜みみみっくす！③6/18発売｜C94三日目ク27b (@hirose_madoka) December 17, 2016

主人公・緑野乃々(みどりののの)はつけ耳デビューをしたいと願う恋する高校生。
恋のお相手のねおんとの恋を成就させるためつけ耳デビューをしようとしますが、乃々にはある体質があり、アレルギー検査でつけ耳NGと診断されてしまします。
なぜなら乃々は、付けた動物の性質が副作用として普通の人より強く出てしまうのです。

同級生で耳と恋の相談役だったみかんは条件付きでつけ耳を許可しますが、それが全ての始まり。

乃々が付けた耳はウサギで副作用の「性欲」によって発情してしまうというもので、予想通り乃々は発情して、冷静さを失うどころか暴走してしまいます。
みかんに抱きつき、それを見られたねおんに誤解され、さらに暴走の末ねおんにキスして押し倒すなど、えっちなこと大好きガールになった乃々…もう歯止めがきかなくなってますｗ

ちょっと過激な百合成分がある本作ですが、キャラクターの可愛さやドタバタ感のあるコメディ要素が強いため、えっちなイメージはそれほどなく感じます。
しかし、女の子同士のイチャイチャする様子はたまらなく可愛くて、ドキドキさせられる高い百合度を持った作品です。

百合エピソード満載

本作は乃々、みかん、ねおんの3人の関係だけを描いているわけではありません。
『プチラパン』に訪れる女の子たち描いたエピソードも描かれていて、どれも純度の高い百合となっています。

・つけ耳ブームの火付け役！猫耳アイドル・鏑木チカの秘密
・学園のカリスマがホッキョクオオカミの耳を付けわんこ化
・牛耳を付けて巨乳になった桜井ハナコからお乳が出た

ケモ耳×百合ということもあって、わりと偏った趣味嗜好な気がしますがｗ
動物の性質を捉えたネタや、「グルーミング」などのケモ耳だからこそできるネタにこの作品の良さがあると思います。

まとめ

コミック百合姫作品ということもあって、百合好きにはまず間違いはないといってもいいでしょう。
それに加えてケモ耳美少女がてんこ盛りの作品なので、可愛いが好きな人はぜひ手に取っていただきたいですね！

日付変わって本日「みみみっくす！」第3巻発売日です。最終巻ですが何卒よろしくお願いします。上に辿ると書店特典情報など載ってます。Kindle版はもう配信されてるよ→ https://t.co/GZkFbSTwnU pic.twitter.com/z4jUhgC3yQ

— 広瀬まどか｜みみみっくす！③6/18発売｜C94三日目ク27b (@hirose_madoka) June 17, 2018