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感動的なストーリー、胸を抉るような切実な物語、心が洗われるような優しい世界が多幸感を生む「泣ける漫画」をピックアップ！
アニメ化されていないけど高評価の作品、隠れた名作の中から、これはという30作品をチョイスしました！

かくかくしかじか

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女性向け漫画誌「Cocohana」で2015年まで連載されていた作品。
『海月姫』『東京タラレバ娘』など人気作を複数手がけてきた東村アキコ先生の自伝エッセイです。
少女漫画家を目指し、実際に漫画家になるまでの半生が描かれています。

笑いあり感動ありの内容になっていますが、後半になるにつれ思わず胸が詰まるような内容に傾いていき、最終巻は感動の嵐。
その巻の表紙を師匠が飾っているのも涙を誘います。

メディアミックスこそ行われていませんが、第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞および第8回マンガ大賞を受賞するなど高い評価を受けており、「泣ける漫画」の代表格です。

女の子が死ぬ話

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『響 ～小説家になる方法～』の作者・柳本光晴先生が月刊アクションで2013年に連載していた作品です。
タイトルの通り、メインキャラの一人である女子高生の瀬戸遥（せと はるか）が作中で死ぬお話。
作中で流れる時間は常に淡々としていて、遥も自身の死を受け入れ、穏やかにこの世を去って行きます。

しかしこの作品はここで終わりません。
まだ10代の遥が真の意味で死を受け入れられる訳もなく、そんな彼女の物語が後半には綴られています。
彼女が死の間際に見た夢は残酷で切なく、死というものを考えさせられる作品です。

感動とはまた少し違う、でも泣ける、そんな全1巻の漫画です。

義母と娘のブルース

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ぶんか社の月刊4コマ漫画雑誌「主任がゆく！スペシャル」に連載されていた作品。
32歳のキャリアウーマンが小学生の娘を持つ男性と結婚するも夫と死に別れ、義母として、シングルマザーとして娘の成長を見守っていくホームドラマです。
全2巻と長期連載作品ではありませんが、作中では20年もの月日が流れており、一風変わった親子の関係と絆を感動的に描いています。

2018年にテレビドラマ化され高視聴率を獲得。
アニメ化はしていないものの、非常に知名度の高い作品となりました。

おじさまと猫

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pixivコミックに投稿されているWeb漫画で、ガンガンONLINEでも連載中。
ペットショップで売れ残っていた猫・ふくまると、その猫を引き取ったおじさまの日常を描いたハートフルドラマです。
春の木漏れ日のような、心地良くゆったりとした作風で、その中に染み入るような感動が待っています。

2020年1月発売の第4巻で累計発行部数100万部を突破。
メディアミックスもほぼ確実視されています。

事情を知らない転校生がグイグイくる。

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月刊ガンガンJOKERで連載されている漫画作品です。
クラスメイトから「死神」と揶揄されていた小学生女子が、純粋無垢な転校生・高田（たかだ）くんとの交流によって少しずつ楽しい日常を手にしていくコメディです。
良い意味で空気を読まない高田くんによってもたらされる、嫌な空気を払拭するカタルシスが感動を呼びます。

単行本は4巻まで発売されており、35万部を突破。
2020年2月には第5巻の発売を控えています。

春待つ僕ら

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デザートで2019年まで連載されていた人気少女漫画です。
13巻発売時の累計発行部数は480万部を記録しています。
2018年には実写映画化も行われました。

バスケ部イケメン四天王と、地味だけどかわいい女の子の交流を描いた恋愛ストーリー。
イケメン4人という構図は『花より男子』を彷彿とさせますが、本作はもう少し等身大のキャラ設定で、爽やかな青春ものになっています。