NHKアニメの2期確率は高い！？

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ヴィンランドサガの2期がまだあり得ると言い切れる要素は、本作がNHKで放送されたアニメという点です。
というのも、過去にもNHKでアニメ化された作品は、円盤売上に関係なく続編が制作されているのです。

例えば、2018年に同じくNHK総合で放送された『ピアノの森』はヴィンランドサガ以下の売上でしたが、翌2019年に第2シーズンが放送されました。
この作品以外にも、『ファイ・ブレイン 神のパズル』『ログ・ホライズン』『ベイビーステップ』『境界のRINNE』『クラシカロイド』など、多くの作品が続編の放送を実現させているのです。
恐らく分割2クールの作品が大半だと思われますが、いずれにしてもNHKのアニメは2期以上制作される可能性がかなり高いのは間違いありません。

特に『MAJOR』は長期にわたって制作されており、2004～2010年の期間で6期にわたって放送されました。
また、子供世代を描いた『MAJOR 2nd』も2020年春より第2シリーズの放送が決まっています。

同じ漫画原作のベイビーステップ、境界のRINNE、MAJOR 2ndに関しては、第1シーズンが2クールで放送されており、ヴィンランドサガと同じ。
原作売上に関しても、アニメ化の時点でベイビーステップが500万部、境界のRINNEが300万部、MAJOR 2ndが560万部と、こちらもヴィンランドサガと同じくらいです。

これだけ似た条件の作品が第2シーズンの放送を行っている以上、ヴィンランドサガにだけ可能性がないとは到底言えません。
むしろかなりの確率で続編が制作されると推察されるのです。

ストックは問題なし

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2期を作られる可能性があるといっても、原作ストックがなければ作りようがありません。
ではヴィンランドサガのストックはどれくらい残されているのでしょうか。

アニメ1期で映像化されたのは原作の第8巻「ブリテン編」までです。
トルフィンにとって仇であり、家族のような存在でもあるアシェラッドが最期を迎えたあの壮絶なエピソードまでが描かれました。

つまり、2期を1期同様2クールで制作するには、16巻までのストックがあれば良いという計算になります。
前述したように、本作は既に23巻まで発売されているので、ストック面では全く問題ありませんね。

では、仮に2期が制作された場合、どこまでアニメ化されるかを予想してみます。

ブリテン編終了後、作中では一気に時間が流れ、仇討ちという人生の目的を失い奴隷の身分に堕ちてしまったトルフィンのその後を描く「奴隷編」がスタートします。
アニメ1期で映像化された部分は、ヴィンランドサガにおけるプロローグ的なストーリー。
この奴隷編こそが本編の開幕と言っても過言ではありません。

そして奴隷編は作中屈指の人気を誇っていて、ファンの間では映像化を熱望されている本作の代表的なエピソード。
トルフィンが戦争も奴隷もない平和な国を作るべく遥か遠方の“ヴィンランド”を目指すという新たな人生を見つけるまでの過程を描いています。

その奴隷編は14巻まで続き、15～16巻には「繋がれたアジサシ編」を収録。
更にその後は「北海横断編」へと続いていきますが、もし2期があるとすれば、尺的に「繋がれたアジサシ編」までが映像化されることになりそうです。

アニメ1期最終話のラストは、奴隷編に登場するエイナル、更には繋がれたアジサシ編より登場するグズリーズ、そして北海横断編から登場するヒルドが立て続けに出て来ました。
アニメでは出せなかった主要キャラを顔見せさせるのは、原作ファンに向けたサービスとして様々な作品で行われており（まちカドまぞくのリコなど）これが必ずしも2期のフラグとは限りません。
しかし、前述したようにNHKアニメは2期以降が制作される確率が高く、しかも本作は1期でアニメ化された後からが本番なので、これらのことを総合すると、1期のラストは単なるサービスではなく第2シーズン、更には第3シーズンに向けての布石だったと捉えることができるのです。

まとめ

ヴィンランドサガをアニメ化しておいて奴隷編をやらないというのは考え難いことなので、2期（第2シーズン）はかなりの確率であるはず！
首が長くなる前に吉報が届くと思うので、期待しておきましょう！