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12

Jan

アイマス、月姫、封神演義……ファンが作り直して欲しいと願うアニメとは?

一番は「期待が大き過ぎたアニメ」

出典 : Amazon.co.jp

最も作り直しを求められる声が多いのは、ファンの間で理想が高くなり過ぎたアニメです。

人気原作ともなると、ファンの1人1人がアニメ化を現実的なものとして捉えているので、それぞれが自分の好みに合ったキャスティングや内容を求めます。
それが叶わなかった場合、許容範囲とも思えることに対しても過敏になり、非難してしまうケースが見受けられます。
この「期待の裏返し」に関してはアニメに限らず、あらゆるジャンル、或いは人間関係においても頻繁に起こり得ることなので、仕方がないのかもしれません。

ただ、明らかに多くのファンが求めていた方向性とは違うアニメになってしまい、仕方がないでは済まされない場合もあります。
特にゲーム原作アニメの場合、原作のストーリーに沿ったアニメ化ではなく一部を抜粋したりストーリーをオリジナルで作ったりする為、この事態に陥ることが多いようです。

その典型例が『艦隊これくしょん -艦これ-』1期です。
ファンからは「誰も轟沈しない平和な日常アニメ」もしくは「犠牲が多数出るバトル中心のシリアスなアニメ」を求める声が多かったのですが、1期はそのどちらとも言えない、ややどっちつかずの内容でした。
結果的に如月1人だけ犠牲になってしまったため、「轟沈させる必要があったのか?」という不満の声が強くなってしまい、2期制作が発表されるまで長らく「作り直して欲しい」という声が多く聞かれました。

『アイマス』『デレマス』のアニメも、こういった声が定期的に挙がっています。
アイマスは「前半がやや盛り上がりに欠ける」「ライブシーンの省略が多い」、デレマスは「3話が作画崩壊」「一部のキャラにヘイト集め過ぎ」といった不満点がよく挙げられており、確かに一理あるのですが、全体を見ればどちらも決して悪い出来のアニメではありません。
それでも、長らく人気を継続しているコンテンツだけに各ファンの思い入れが強く、もっと良いアニメを欲して作り直しを希望する人が多いようです。

ファンも作品の人気や制作サイドの現状をある程度知っているだけに、作り直される可能性が多少なりともあると察している分、自然とその望みを口にする機会が多くなるのです。

まとめ

大抵のファンは「好きな作品がアニメになるだけでも幸せ」という気持ちと「好きだからこそ納得できるアニメにして欲しい」という欲を同時に持っているものです。
作り直しを求められるアニメは総じて、ファンからの期待が大きい作品であり、だからこそ納得できない場合には自然と声も多く、大きくなります。
そのため、明らかにクオリティが低いアニメよりも、むしろ十分なお金をかけて作られているアニメの方が、作り直して欲しいと言われることが多いのです。

好きな作品を最高の形でアニメ化して欲しいと望むのは当然のこと。
もし作り直して欲しいアニメがあるのなら、遠慮せずどんどん発信しても良いと思います!

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