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Dec
【とある科学の超電磁砲】食蜂操祈は御坂美琴に勝てるのか?能力や恋愛面から検証!
上条当麻を巡る恋の行方は?
超能力者の第三位と第五位、常盤台のエースと女王、貧乳と巨乳……などなど、様々な面で対立関係にある食蜂と美琴。彼女たちは恋愛においてもライバルといって差し支えない関係となっています。
食蜂は悲劇のヒロイン?
出典 : Amazon.co.jp
食蜂と美琴がともに想いを寄せるのは、『とある魔術の禁書目録』の主人公・上条当麻。しかし、食蜂の恋はすでにほとんど叶う望みが無いものとして描かれています。
食蜂と上条が出会ったのは、食蜂が中学一年生、上条が中学三年生の年の夏。その頃はまだナイスバディとは程遠かった食蜂は、年上である上条の失礼な言動にわななき怒鳴りつつも、彼と過ごす時間を楽しく思っていました。かつての食蜂と上条との関係は、現在の美琴と上条との関係とそっくりだったのです。
しかしとある事件が原因で、上条は食蜂のことを一切記憶できなくなってしまいます。何度出会っても次に会うときには食蜂のことを忘れてしまっている……。それでも食蜂は上条が自分を思い出す奇跡を祈り続けています。
高校一年生の上条と中学二年生の美琴が出会ったばかりの『超電磁砲』や『禁書目録』スタート時点で、食蜂はすでにヒロイン戦線から脱落していたのです。
食蜂が正ヒロインになったかもしれない可能性
『とある魔術の禁書目録』というタイトルから分かる通り、上条の所謂「正ヒロイン」は上条と同居するシスター・インデックスです。そして『とあるシリーズ』のキャラクターデザインを担当するはいむらきよたか先生曰く、中一のときの食蜂のキャラデザはインデックスを意識したもの。
つまり、食蜂は正ヒロインになるはずだったキャラクターとして位置付けられているといえるでしょう。
食蜂vs美琴、恋の行方は?
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『禁書目録』では、食蜂と上条の過去が明らかになった後、食蜂の上条に対する切ない想いが描かれることが多くなりました。
もちろん美琴の方も、上条に初めて頼られて嬉しがったり彼の世界に追いつこうとしたりと、恋する女の想いの強さと少し狂気じみた様子が描かれています。
前述の新約18巻では、上条を心配した食蜂と美琴が彼を助けるために協力するという胸熱展開もあります。
それでも、上条に絶対に記憶されないことが確定している食蜂と、魔術サイドにも足を突っ込み上条に追いつこうとしている美琴。一見すると、やはり食蜂が圧倒的不利に思えますが……。
『禁書目録』の新約シリーズ最終巻では、何と食蜂がメインヒロインとして描かれています。新約最終編で、上条とともに過ごすことが多かった食蜂。幸せな時間を過ごす一方で別れれば忘れられてしまうという痛みを抱えた彼女の姿は大変痛ましいですが、上条に記憶されないという切なさ故一歩引いた立ち位置だったそれまでとは一線を画す話となっています。
これが食蜂の恋心の決着となるのかどうかはまだ分かりませんが、美琴よりも食蜂の方が先に一区切りをつけたということになるでしょう。闇堕ちフラグが未だに回収されないままの美琴は今後大きな進展がある可能性が高いです。区切りをつけてしまった以上、やはり食蜂が今後ヒロインとして日の目を見ることは無いのかもしれません。
まとめ
学園都市の序列では第五位と美琴に劣る食蜂ですが、美琴との距離の縮まった現在(『禁書目録』新約22リバース時点)では能力で彼女を掌握することも不可能ではなさそうです。
しかし、恋愛に関しては食蜂自身も待ち望む「奇跡」に期待するしかありません。
2020年1月にアニメ化される『とある科学の超電磁砲T』では食蜂と上条の邂逅なども描かれているので、ぜひ食蜂の様子に注目してみてください。
食蜂の能力や恋心がどうなっていくのか、そして彼女の活躍も含めて、『超電磁砲』や『禁書目録』が今後も見逃せません!