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【ワンパンマン】3期の可能性を徹底検証! 鍵を握るのは円盤以外の利益?
3期の可能性は意外と高い?
出典 : Amazon.co.jp
2期の円盤売上は残念ながら大きく落としてしまいましたが、それをもって3期が絶望的とは言えません。
というのも、コミックス売上が好調な作品は、円盤売上に関わらず続編が制作されているからです。
例えば、ヤングジャンプで連載されていた『東京喰種トーキョーグール』は2期の売上が2000枚以下でしたが、3期の制作が行われました。
『キングダム』や『FAIRY TAIL』など、円盤売上とはほぼ関係なく長期にわたってアニメ制作が行われている作品もあります。
出版社から「アニメ化によって十分な宣伝効果を得られている」と判断されれば、それに見合った支援が得られるということですね。
アニメ『ワンパンマン』の原作コミックスへの販促効果は前述したように抜群で、2019年12月現在、国内だけの累計発行部数が2000万部に達しています。
また、本作は海外でも人気があり、初のスマホゲームとなる『ワンパンマン 一撃マジファイト』は中国で先行リリースされ、セールスランキングでも好調のようです。
このように、円盤売上以外での利益が潤沢なので、3期をできるだけの予算は十分確保できると思われます。
では、もし3期をやるとしたら一体いつ頃になるのでしょうか?
J.C.STAFFの制作した2期は、1期と比べ原作の消化スピードが速く、1期での映像化が1~7巻だったのに対し、2期は8巻~17巻の途中までアニメ化されました。
村田版ワンパンマンの原作コミックスは2019年12月に最新巻となる21巻が発売されましたが、それでもまだ4冊半しかストックがありません。
1期並のペースでやるにしても最低あと3巻分は必要で、過去のコミックス発売ペースを考慮すると、あと1年~1年半はかかることになるでしょう。
そうなると、ストックが溜まるのは早くても2020年末。
実際に放送されるのは2021年夏以降と考えられます。
まとめ
ワンパンマンくらい単行本が売れていると、円盤売上は続編制作においてそこまで重要視する必要はありません。
この作品はとなりのヤングジャンプの柱であり看板なので、最後までアニメ化される可能性はかなり高いと思われます。
ただ、2期で売上を大きく落としたのを軽視することはできません。
今後映像化の方向性を大きく見直すことになれば、実際に3期が放送されるのはもう少し先になるかもしれませんね。